うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

国内・海外問わず旅が好きです。以前のブログが、無料容量限界に達したのでその続きです。

50MHzトランシーバー「TRIO_TS-600」ハンドマイクのチャタリング修理

2024年07月26日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 昨日は、TS-600のRITずれの調整を行ったという記事を書きました。これで完璧かと思い、送信してみたらPTTがチャタリングするのであります。なんでどーして? マイクのPTTを押しても、送信状態にならなかったり、一度送信状態になっても短い周期でパタパタ(受信に戻ったり)することがある。

 古い機器なので、あちこちに不具合が出るのはしかたない。まず、マイクコネクタ端子の接触不良を疑いました。4ピンコネクタを洗浄しても、現象は改善されません。次に、マイク端子を分解して結線を確認した所、これも問題ありません。

 マイクコネクタ部は問題なさそうなので、マイク本体をチェックします。金属のバネ板をPTTスイッチで押すことにより、ON/OFFを切り替えています。怪しいのは、スイッチとなっている金属のバネ板です。

 バネ板の接点をやすりで研磨し、接点復活王を少量塗ったら直りました。

 製造後40年以上経過した無線機で、メーカー修理も受けられないので、不具合が出たら自分でなんとかしながら使っています。