うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

国内・海外問わず旅が好きです。以前のブログが、無料容量限界に達したのでその続きです。

果汁入飲料「マンゴーネクター」キプロス産

2024年07月04日 | 食べ物一般

 こないだ業務スーパーに行ったら、マンゴーネクターが売っていた。原産国を見たら「キプロス」となっていたので、珍しいなと思い1本お買い上げ。このスーパーは輸入品を多く扱っているので初めて見るような商品が多く、ついつい買ってしまいます。(食品は、一度は食べてみないと味が分からない)

 キプロス共和国は、地中海の島国で「Republic of Cyprus」と表記される。最初の英字表記を見た時、サイプラスってどこ?と思ったが、キプロスだった。また島の北部は「北キプロストルコ共和国」(トルコ系)で、南部がキプロス共和国(ギリシャ系)です。元は英国の植民地で、ギリシャ系とトルコ系の住民がいたのですが、独立に伴って民族間の対立が激化。ギリシャ勢力が蜂起したため、トルコが自国系住民保護のために派兵し支配地域を確保というのは、今世界で起こっているウクライナ戦争のきっかけと似たような構造です。(〇〇系住民の保護を口実に進軍する。〇〇系の住民が多いので、その土地は〇〇国のものだみたいな)

 そういう事情があり、英国軍・トルコ軍が各々の地区に駐留しており、軍事バランスを保っていますが、これが崩れた時は怖いですね。オスマントルコの時代は、トルコ系がヨーロッパに広大な支配地を持っていましたが、現在はトルコ共和国のすぐ近くの島でも、ギリシャの支配地になっています。実際にトルコに行ってみると、目と鼻の先の島でさえギリシャ領になっているのが良く分かります。(地図見ても分かるけど)「これ以上ギリシャの勝手にさせないぜ」と思ったかどうかは知りませんが、キプロス島の独立で、ギリシャの援助を受けた住民が蜂起し、島全体をギリシャ系に盗られるのは我慢できなかったのかもしれません。(個人の感想です)

 ギリシャ正教の国とイスラム系の国家とは、国の雰囲気が全く違います。最初にトルコに行ってから、国際夜行列車でギリシャ側に向かったのですが、国境の橋を越えた瞬間に線路周辺の雰囲気や空気までも変わったような気がしました。一日に数度アザーンが町中に流れるトルコと、古代オリンピックは裸でやっていたというギリシャは開放的で、びっくりするほど文化が異なります。

 マンゴージュースに話を戻しますが、果汁系のジュースはモノによって美味しかったりそうでもないものがあります。果汁の割合によって、かなり味わいが変わると思いますが、100%に近ければ製造コストがかかるので、その辺りのバランスでしょう。これは、果汁50%です。

 マンゴー色です(当たり前や)んー、やっぱり果汁50%だとちょっと薄いかなとは思います。

 マンゴーネクター+牛乳でラッシー風飲料にしてみました。元々お値段がお得価格に設定されている商品なので、工夫すると美味しくいただけます。

 マンゴーネクター:198円+TAX