J50系のフロントブレーキとJ20,40系のブレーキブースターを確認します。J50系では、J20系との仕様統一のため11インチのフロントブレーキが装着されることとなりました。一方、ミドル系のJ20、J40系には、J30系との仕様統一の観点からJ30系のブレーキブースターが装着されることとなりました。本当は、試験を実行していたディスクブレーキに切り替える絶好の機会であったと思われます。誰が採用を見送ったのかは存じ上げません。

★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jpまで

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しかし砂や石に対する耐性を見ると少し違ってきます。
昔聞いた話ですが渡河の際に川床の石を巻きあげてホイールの中に入り、それが巻きこまれてディスクブレーキのキャリパーを破壊したという例があるそうです。
細かい砂が舞い上がった状態で強くブレーキを踏めば当然…
当時は2tトラックや大型車でもディスクの採用例はほとんどなかったことや販売台数(=開発コスト償却)・仕向け先を考えると仕方がないのでしょう。
三菱としても安全性や快適性などを考えていたようですが、当時日本市場を狙いつつあった米国Jeepとの商品価値の差を縮められては困るという思惑に阻まれてしまったというのが正解だったようです。