分かっているようで、私自身もあまり明確には認識していないのですが、次のような観点からJ58とJ59について少し深堀をしてみたいと思います。どこまで対応できるかは分かりませんが、追加リクエスト等ございましたらご連絡ください。
①J59はJ58の後継車両なのか?
②J59は、J58の単なる排ガス対応の仕様変更車両なのか?
③もともとJ58は、どこが画期的な車両であったのか?
④J58とJ59 販売価格はどちらが高かったのか?
⑤J58とJ59 何故J59の販売台数が極端に少ないのか?
⑥J59は、何故『通』の車と呼ばれるのか?
現時点、三菱ジープ互助会には、気が付けばJ58が5台、J59が6台と結構多いんです。1ナンバーにはない4ナンバーの魅力を探ってみたいと思います。

★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp まで
①J59はJ58の後継車両なのか?
②J59は、J58の単なる排ガス対応の仕様変更車両なのか?
③もともとJ58は、どこが画期的な車両であったのか?
④J58とJ59 販売価格はどちらが高かったのか?
⑤J58とJ59 何故J59の販売台数が極端に少ないのか?
⑥J59は、何故『通』の車と呼ばれるのか?
現時点、三菱ジープ互助会には、気が付けばJ58が5台、J59が6台と結構多いんです。1ナンバーにはない4ナンバーの魅力を探ってみたいと思います。

★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp まで
■開発のねらい・開発のポイント ジープ シリーズに新型車として追加したL-J59(B)は、J-J58の次期車で、56年排出ガス規制に適合させるため、噴流希薄燃焼方式を採用しているG52B型エンジンを搭載した。G52B型エンジンは、最高出力100ps/5000rpm、最大トルク16.5kgm/3000rpmである
J-J58との相違点●エンジン・G52Bエンジンの搭載、●G54B用のキャブレタの採用、●EGR装置の採用、●2次空気導入装置の採用、●ダッシュポットの採用、●ヒューエルシステム・バージコントロールバルブの採用、●ボデー・ステッププレートの位置変更、●イクイプメント・ヒーターホースの形状変更 だと言う事です。
③J58が画期的だったのはガソリン車として初めて4ナンバー登録が可能であった事でしょう。当時1ナンバーの自賠責保険料は非常に高額で、任意保険も現在のように乗用車からの等級引き継ぎが出来ないため、新規契約扱いで、小型車登録が出来る事によりこれらがクリアされたからであったと思われます。ディーゼル車に抵抗のある人たちにも受け入れられたのでしょう。④については当時の価格表がないので正確には判りませんが、後のJ54→J53→J55と高額になっているので、当然高くなっていると考えられます。⑤は、J58はH-J58が昭和50年のナローの時代からワイドのH-J58、その後のJ-J58時代へと続き昭和56年までの6年に対し、J59は昭和56年後半〜昭和61年までと、やや製造が短い事、J58で既に4ナンバーガソリン車需要がある程度満たされていた事、排ガス規制対応でJ58よりも若干トルクが劣るなどが理由かと思われます。⑥の「通」な車だという評価は、私自身は聞いたことがないですが、あえて言うなら車重が軽く(1150kg)、重量配分も前軸610kg、後軸540kgでバランスも良く、吹け上がりも良いのでオンロードでもオフロードでも軽快感を感じられたからではないかと思います。
恐れ入りました。おっしゃる通りです。実にコンパクトに説明頂いているので、次回その④の際に、まじまさんの解説文を使用させて頂きます。いつものことながら素晴らしい。