三菱ジープ互助会

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③部品調達他

極めても究めても奥が深い幌骨について その⑮

2019-01-29 20:35:57 | 日記
77.5型以降のワイド三菱ジープにおいて、ベルト式とホック式の幌で幌骨の部品番号が異なっていることは、これまでに機会を捉えてご説明して参りました。今回、Top bow frontとrearの骨の付け根を見ていて、あらためて別の事に気が付きました。それは何かというと幌の後面高です。Top bow rearの後面高が、ベルト式の79型(78年10月生産以降)とホック式の81型(80年11月生産以降)を比較すると81型のホック式になってから約40㎜程度幌後端部が低くなっています。〇〇型と言ってもなかなかピンと来ないと思いますので、例の幌骨部品の変遷表を以下に添付します。

 

私の想像ですが、ホック式に採用されたTop bow rear先端部の可動式部分は、ベルト式の幌骨には設定がなかったのではと考えています。ここでもう一度幌骨のリアシートにボルト締めする付け根部分の部品図をよく見て下さい。てっきりホック式で採用されたテンションベルト通しの部品が追加されたかされていないかではなく、ベルト式とホック式でリアの幌骨は長さや形状が異なっていた可能性が高いと考えます。純正幌を使われている方々への今回のお願いは、幌骨の画像提供と先端部分の構造の確認です。暖かくなってきてからで結構ですので是非ご協力をお願い致します。

 《79型幌骨》79型と77.5型は同じ幌骨となります。対象車両は、H-J58,H-J56,J54
  

 《81型幌骨》対象車両は、J-J58,L-J57,K-J54
  
  81型の実際の付け根部分の画像
  

念のためにと思って確認しましたが、リアシートの部番もベルト式の頃のものとホック式の幌で部品番号は異なっていました。

 《79型リアシート》
 バックアッシーLH:MB158586
        RH:MB158587
 クッション:MB158585

 《81型リアシート》
 バックアッシーLH:MB226831
        RH:MB226832
 クッション:MB226830

 明日は折角なので、79型と81型で幌の仕様がどのように変更されたのかについて触れておきます。

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