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三菱ジープ互助会

全国の三菱ジーパーとの連携の輪を拡大しよう。
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③部品調達他

三菱ジープのキャブレターについての考察 その⑪

2015-06-15 21:59:53 | 日記
さてさて昨日の続きから始めます。このYFキャブレターについては、実はJ4A、J4M用のJH4エンジンの解説部分にもう少し詳しい記載がありましたので、その部分も昨日のブログ記事にも追記致します。

≪加速ポンプ系≫
 

急加速時、燃料が空気の増加に追従しきれず、希薄になるので、燃料を加圧して一時的に噴射する装置である。アクセルペダルを放した状態では、ダイヤフラムはボディの底面に接触しており、フロートチャンバー内の燃料は、ダイヤフラムハウジングの穴よりハウジング内に入る。アクセルペダルを急に踏み込むとダイヤフラムが押し上げられ、ハウジング内の燃料はチェックボールを押し上げてポンプジェットより、キャブレターベンチュリー内に噴出する。

【J4A,J4Mの整備解説書記載内容】
 
機関を低速から加速しようとして、スロットルバルブを急激に開くと、空気は密度が低いから直ちに新しい状態に応じて流れますが、ガソリンは空気に比して重いため慣性が大きく、新しい状態に応じて流れ出すまでには多少時間がかかります。特に急激な加速すなわち濃厚な混合気が必要な場合、この時間的遅れのため、要求より希薄な混合気が流れ込むことになり、はなはだしい場合は機関が止まってしまうこともあります。
以上の欠点を補うためキャブレターにポンプを設け、スロットルバルブが急激に開かれたときに、一時余分なガソリンを別な加速用ジェットから供給して、加速を十分行うようになっています。加速系統の作用は、アクセレーターペダルを放した状態では、ダイヤフラムはボディの底面に接触する状態にあります。このとき、ダイヤフラムハウジング内はある程度の真空度を示すことになるため、フロートチャンバー内のガソリン燃料は、ダイヤフラムハウジング横穴Gよりハウジング内に吸入されます。次に、加速度を必要として、アクセレーターペダルを踏み込むと、ダイヤフラムが押し上げられるため、ハウジング内のガソリンが、ボールチェックHを押し上げて、ポンプジェットよりキャブレターベンチュリー内に噴出します。なお、ジェットよりガソリン噴出は瞬間的に終わるのではなく、一定時間(1-1.2秒)持続して行われるようにジェット穴径が定められております。


≪チョーク系統≫
この系統は、チョークバルブ、ファーストアイドルコネクターロッド、チョークレシーバー等で構成されており、エンジンの始動時(エンジンが暖まるまで)又は一時的に出力を増加させる必要が生じたときに用いる。なお、少しでも回転を早めて暖機を早くするために、ファーストアイドル装置がついており、チョークバルブを閉じることにより、スロットルバルブをある一定開度に開き、無負荷状態に置いて暖機に最適な回転の開度を与える。


★三菱ジープ互助会★
 代表発起人J57改@日野市
 当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp まで

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