日本古靴資料館

日本の靴の歴史についてのデータベースですが、まだ未完成ですので気長にお待ちください。

大塚製靴の外羽根キャップトゥ

2019-06-19 17:40:00 | 大塚商店(大塚製靴)
大塚製靴の外羽根キャップトゥです。

大塚製靴には珍しくミリタリーテイストなデザイン。
購入時既にハーフラバーとビブラムヒール装着済み。
サイズ表記が10.7文(約25.5cm)なので、サイズ表記がセンチメートルに統一される1958年以前の製造。

元々レザーヒールで三角金(Vクリート)が付いていました。
珍しいギザギザステッチ。

銀座ワシントン靴店のレイジーマンシューズ

2019-06-19 17:00:00 | 銀座ワシントン靴店
銀座ワシントン靴店のレイジーマンシューズです。

コレクションの中でもお気に入りの靴で、アッパーはキッドスキン(子山羊革)。
マッケイ製法で矢筈仕上げ。

デッドストックで購入しましたが、底の仕上げも綺麗でした。

ワシントンの純正ヒール。

ワシントンは長野県に自社工場を持っていたので、この靴も自社工場製でしょうか。

この箱に入ってました。

何故かシューキーパーは片足だけ…。

伊勢丹百貨店オリジナルのレイジーマンシューズ

2019-06-16 13:07:29 | 百貨店
伊勢丹百貨店オリジナルのレイジーマンシューズです。

センターエラスティックタイプのレイジーマンは日本の靴でしか見たことが無いのですが、日本だけのデザインでしょうか?

薄いソールに更に矢筈仕上げ。

サイズは25の表記ですが、実際は24~24.5位のサイズ感です。

ハンドソーンウェルテッド製法。

年代は60~70年代位?
クオリティはビスポーク並み、昔の百貨店恐るべし…。

チヨダシューズ Castle(キャッスル)のウィングチップ

2019-06-15 16:08:52 | 千代田機械製靴(チヨダシューズ)
チヨダシューズが販売していたCastle(キャッスル)というブランドの靴です。

ブランドもそうですが、ナイロンメッシュとのコンビは、日本の靴では非常に珍しいです。

矢筈仕上げ。

恐らくファッジ式製法です。

ブランドはジャーマンでは無いですが、チヨダの靴はブランドが違う靴にもジャーマンのヒールが付いているパターンが多いです。


ちなみにこの靴が入っていた箱は既にボロボロでした…。

高島屋のプレーントゥ (大塚製靴)

2019-06-15 15:59:00 | 百貨店
高島屋オリジナルのプレーントゥです。

日本の古靴は、プレーントゥはあってもこのタイプは少ないです。

ヒールに分かりやすいヒントが。
これは大塚製靴の製造です。

この型番の表記は昔の大塚の表記。

昔の高島屋オリジナルは大塚の他に小笠原シューズ製もあります(ロゴは同じ)

年代は不明ですが、70~80年代製ということにしておきましょうか…。