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翡翠色 オパール色 風の声

おひとりさまの人生 感じて 考えて 味わって(?)
草花とメダカに癒され生きています

風に吹かれ過ぎて

2008-11-24 | 旅、風の声に誘われて
ここのところ、みなさんのブログで、美しい紅葉を眺めているうちに、
清々しい空気の中で、風に吹かれながら、露天風呂で紅葉を眺めたいという
欲望に取り憑かれておりました。

しかし、世の中は3連休・・・
どこもかしこも満杯と思いつつ、未練がましく、旅館の予約サイトを見ていたら、
金曜からなら、案外まだ空室がある事を発見しました。
しかも、そんなに高くない。これはなんとか!・・・

で、この夏に働きすぎて、消化しきれない程の有給休暇を溜め込んだTちゃんに話したら、
二つ返事で温泉旅行決行と相成りました。私も金曜は休んじゃいました。
行き先は、箱根です。


              



朝、品川駅で待ち合わせ。新幹線ではなく、東海道線の快速で小田原へ。
通勤電車でも、グリーン車に乗ったら、すっかり旅気分になりました。
ちなみに新幹線より約700円安。 窓外には、くっきり富士山!

夜はバイキングなので(Tちゃんのこだわり)、昼はマトモな魚を食べたかったのですが、
小田原に着くなり、蒲鉾だの干物だの、土産物屋の試食に、Tちゃんは引っかかり
なかなか昼食にありつけず、段々とテンションが下がってきたところ、
大昔に入った、美味しい釜飯屋さんの事を思い出し、とにかくそこに行ってみました。

 蟹とアサリ

 鶏と山菜
小田原駅から海側に徒歩5分。「鳥ぎん」さんです。

生米から炊き上げてくれるこの釜飯は、記憶を裏切る事く、美味しかったです。


さて、箱根でホテルのチェックイン前に、紅葉の綺麗そうな場所に、という事で、
今朝、TちゃんがTVで見たという「大涌谷」に向かう事にしていました。
小田原駅で、情報収集。割引チケットらしきものは、とりあえずキープ。


えーっと・・・
    小田原  ⇒ 箱根湯本  小田急線
    箱根湯本 ⇒ 強羅    登山鉄道
    強羅   ⇒ 早雲山   ケーブルカー
    早雲山  ⇒ 大涌谷   ロープウェイ

・・・うー、結構、大変そうな乗り物が並んでおります。
確か、小田原から強羅迄はバスでも行けた記憶がありますが、山道くねくねで、
頭の血の気が引いた事があるので、乗り換えが多くても、電車で行くルートを選びました。

強羅に着き、大涌谷迄のチケットを買おうとしたら、強風でロープウェイが止まるかも知れないので、
チケットは早雲山迄にした方がいいとの事。
早雲山で引き返すのもなぁ・・と思いましたが、とにかく行ってみる事にしました。

早雲山に着き、ロープウェイのチケットを買おうとしたら、
やはり、強風の為、ロープウェイが止まるかも、との事。
しかし、まだ動いているし、いくらなんでも大涌谷に、置き去りにされたまま、
こちらに戻れないという事はないだろうと、都合良く思い込み、
なんとしてでも天空から紅葉を見るのだと、チケットを買って、ロープウェイに乗る事にしました。

なんと言っても、ロープウェイに乗らねば、大涌谷へは行けないのです!!




とりあえず乗り込むと、眼下には紅葉がちょびっと・・・





そのうち、風当たりが強くなって来て、ぐらーんと横揺れが始まりました。
ロープウェイの中は騒然、天に祈りを捧げる、どこかのおばちゃん。


 

止まるかも知れないって、ここでじゃないよね? 



しかも見える景色は、紅葉の絨毯でもなんでもありません。
何の為のロープウェイだぁ~!!

とにも、かくにも、大涌谷に到着。

そこで見た物は・・・・・


      沢山の観光バスと路線バスでした


路線バスで来れたのね、大涌谷。

結局、小田急のインフォメーションを見ていたので、この路線(小田急グループの乗り物)で来ましたが、
別の交通手段もあったって事です。

しかし、私たちは、往復のロープウェイのチケットを買ってしまっていたのでした。




硫黄の香りに包まれて、紅葉ではなくススキ野原の彼方に臨む富士山。
とっても感慨深かったです。

そして、そこから大涌谷の火口迄は300m程、徒歩で登らなければいけないのですが、
飛ばされそうな程の強風、しかも、ものすごい寒風。

   さぶ~~い!!

   もう、ここでいいんじゃない?
   なんか暖かいものでも飲んで引き返そうよぉ~!

しかし、Tちゃんは許してくれませんでした。
なぜなら、Tちゃんの目指す物が、火口にあるからです。

                               次回につづく。


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 よくわからない、おまけ

 ロープウェイの天井 たぶんつり革!?

ベトナムへ3 ~美女の秘密~

2008-10-11 | 旅、風の声に誘われて
(初めていらした方は、ベトナムの旅話その1その2を是非ご覧下さい)


その昔、ベトナムっていう国に行きました。
東南アジアにある国で、南北にながーい国です。
ながーい国だけに、女性も様々な方がいらっしゃいました。


実のところ、私がベトナムに行くに当たって、ちょっと心配している事がありました。
それは、私があの界隈の国の出身者とよく間違えられる、という事・・・


              


この旅から遡る事5年前、まだベトナムに自分が行く事になるなんて、思っても見なかった頃、
アメリカでベトナム人の学生に、恐る恐る聞いた事がありました。


 「私ね、時々ベトナム人に似ているって言われるんだけどね、
   実際、ベトナム人のあなたから見て、どーお?」


ベトナム人の彼女は、テニスラケットをくるくる地面で回しながら、
私の顔を、ん、ん、、、という感じで、見つめました。


 「あ~、そうかもね~! 日本人よりは、ベトナム人に近いかもね~!
   じゃ、See you~!!


と、まったくアメリカ人のような仕草と表情で軽く答えて、その場を去って行きました。


 本場の人の言葉は、何よりもリアルな筈だわ・・・


              



その昔、香港の入国審査に、友人達と並んでいた時、
審査官の女性達は全員、××ちゃん(翠)にそっくりだ! と、みんなが爆笑し、
その後の語りぐさとなった過去が、脳裏をよぎりました。


もし、ベトナムで同じ事が起こったら・・・・
同行者のみんなに、あれっ!?と思われ、誰かがそれを口に出したら、
その後の10日間、度々、もの笑いのタネになるのは、間違いなさそうな気がしていました。


            


で、ホーチミンの空港に降り立ち、私はまず、そこらにいる女性を、
うさんくさい目つきで眺め回しました。


・・・・・あれ!?


意外に、イメージしていたベトナム人とは、違いました。
なんというか、かわいいです! 綺麗です!・・・若い方は


その後、ホテルに行っても、ホスピタリティがちゃんとしているのか、
ホテルの女性達は、ロビーや廊下ですれ違う度に、ふわんと微笑みかけてくれ、
更に美人度UPです!・・・若い方は


                 


さて、この旅の後半に宿泊した北の方のホテルでは、宿泊客が私たち一行しかいなかったので、
食堂の女性達と仲良くなり、その時、例の質問をしてみました。

 「あのー、私、時々ベトナム人に似ているって言われるのですが、
   実際、ベトナム人のあなたから見て、いかがでしょうか?」


そのウェイトレスさんが答えました。


 「えー、まったく日本人ですよ。ベトナム人とはかなり違いますよ。」


嬉しいような、嬉しくないような・・・
だって、その人、はっきり言って、色白で、かなりかわいいんですもの。


ウェイトレスさんの綺麗さに、ベトナム美人論を展開していた、同行者の男どもも言いました。

  「そりゃ違うよね。」


  くうーーーー!

  ああ、そうですかぁ!!


                 



話はホーチミンに戻りますが、町中でも女性達を沢山みかけました。

切り込みから、ちょぴりお腹の見えるアオザイと、サラリと流れる黒髪で、
群れをなして自転車で過ぎて行く女学生達。
なんと可愛らしく、美しい光景でしょう・・・  


それから、もう少し上の世代の方達はどうしているのかと思い、
市場をのぞいてみたら、沢山のアラフォーと思われる女性達が、
働いたり、叫んだり、何かを食べていたりしていました。


で、そんな市場の一画で、私が見た光景は・・・・・



           



           



           






恐る恐る、通訳のフンさんに聞きました。


     「こ、ここって・・・?」

  フンさん「アー、ソコ、エステデスヨ!!」


そういう事じゃないかと、思いましたが・・・エ・ス・テ・って・・・・・



            



さて、みなさま、ベトナムに美女が多い理由、お分かりになりましたでしょうか?

綺麗でありたい女ゴコロは、世界共通ですね!



※この写真は10数年前のもので、おそらく現在、観光客向けに営業されているエステとは、
 ひと味違うものだと推測されます。

※ベトナム人の顔つきは、南と北ではかなり違います。
 北海道のアイヌ美人と、沖縄アムロちゃん顔位、差があるように思いました。



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海の中で暮らしてみたいあなたへ

2008-10-05 | 旅、風の声に誘われて
昨日、遅ればせながら「崖の上のポニョ」を観に行って参りました。

やっと3ヶ月ぶりにハードワークから解放されたアザラシTちゃんが、
休みがとれて最初にしたかった事は、「ポニョ」を見る事でした。
やっぱり、同族として(?)何か呼ばれるものがあったのでしょうか・・・

「ポニョ」が始まる前に、別の映画「P.S. I love you」の予告編で
すっかり、うるうるしてしまった私は「ポニョ」が始まっても、
その優しい心の世界に、度々、胸がいっぱいになり、うるうる。

詳しくは書きませんが、こむづかしいところがなく、いい映画でありました。
CGでは描けない、印象派の絵画のような、やわらかな風景の数々。
何と言っても「ポニョ」の可愛さは、ハンパではありませんでした!


           



さて、この映画の中にフジモトという、市村正親さんみたいな、ポニョのお父さんが出でて来るのですが、
海中の要塞のようなところで暮らしており、私の脳裏には、ある場所の事が思い浮かびました。


昔々、マイアミから南下したフロリダ・キーズのキーラーゴという所に行きまして、
生まれて初めて、スキューバー・ダイビングなるものを体験致しました。

スキューバーのレッスンを受ける場所に到着すると、そこには、人魚姫と人魚男が待ち構えておりました!
そう、水の中にいる半魚人は、男もいるのです!
マーメイドならぬ、マーマンっていうらしいんですけど。。。


   Crick! 画面右上、私を出迎えてくれた人魚男  イケメンとはほど遠い。。。


レンタルのウェットスーツは、XSサイズ。
ほとんど子供しか着用しないと思われる小さいもので、
そこに無理くり身体を収めて、半日程、ダイビングのレッスンを受け、
翌日、小さなタンクを背負い、重りを腰にぶら下げて、ドボンと海の深みに潜りました。


   ゴボゴボ・・・  ブクブク・・・  ゴボゴボ・・・ 


   くっ、くるしい・・・

   ま、前の人、まっ、待って・・・


あたふたと、ロープを伝って、海底へと降りて行きました。


海とは言っても、湾の中なので1mの視界もありません。
そんな中を、下へ下へと水深10m、こんな場所を目指していたのです。


  Crick! ジュールズ・アンダー・シー・ロッジ!


イラストで見ると、すごい感じがしますが、実際に潜って出会ったのは、こんなものでありました。


  Crick! これがリアルなシー・ロッジ


おそらく世界で唯一と思われる、海の中で泊まれる施設です。
NASAだか米軍だかが、海中での生活が出来るかどうかという、
実験用の施設を払い下げたものだと聞きました。


なんとか、かんとか、あっぷあっぷしながら辿り着き、
先に潜っていた2人に引っ張り上げてもらい、中に入ってみると、
子供の頃に夢見たような、SFチックな世界が、本当にそこにありました。


   Crick! ロッジの内部


中には、シャワーやトイレ、ベッド、TVや冷蔵庫、電子レンジなどもあり、
食事を頼むと、半魚人、いえ、ロッジの人が、防水トランクに入れて、
ロブスターや、マッシュポテトなんかを、ちゃんと出前してくれます。
       

酸素や排水は、パイプで繋がれ、地上から送られたり、送ったりしていそうです。


私は、泊まる事はなかったのですが、ココアを作ってもらい、
窓外のイマイチ綺麗じゃない海の中を泳ぐ魚達をながめながら、ひとときの水中生活を楽しみました。


ここに来るダイバー達は、夜、水のボコボコという音を聞いて、楽しむのだと聞きました。
ちょっと、ステキだと思いません?


気軽に行くには、いささか遠い場所ですが、海中に住んでみたいと思う方、
ぜひお出かけになっては、いかがでしょうか?

まったくダイビング経験のない、“どんくさい”私でも、潜れた位ですから、
おそらく、どなたでも行き着く事は、可能だと思うのですが・・・




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ベトナムへ2 ~食の宝庫~

2008-10-02 | 旅、風の声に誘われて
                 ホーチミンの市場 左のおばさんが売っているのは、たぶん生春巻きです


(初めていらした方は、ベトナムの旅話1をまずご覧下さい)


その昔、ベトナムっていう国に行きました。
東南アジアにある国で、南北にながーい国です。
ながーいだけに、色んな食べ物があります。


「ベトナムの食」と言えば、おなじみなのは、生春巻き。
しかし私たちは、通訳のフンさんにより、これを食べる事を固く禁じられていました。
まぁ、生水で、野菜を洗ったりしますからね。。。

  ナマハルマキと、サラダを、タベルと、ニホンジン、タイヘンなコトに、ナリマス。
  デモ、ボクタチ、ベトナムジンは、ダイジヨウブ。

で、必ず聞きます。

  ナニ、タベタイデスか?
  チャーハンで、イイデスよね!

そして、みんなに聞くわりには、返事を待たずに、いつもチャーハンを注文するフンさんの
すばらしい采配により、私たち一行の大抵の食事は、チャーハンだったように記憶しています。

それと、親指程の大きさの、揚げ春巻きも、毎回食べていていました。
これは美味しいのですが、中に何が入っているのか、よくわからず、
またどこで食べても、油がしたたる程で、他のみんなは、旅の途中で食べるのを放棄しておりました。

私がそれでもメゲずに食べ続けていたのは、たぶんそこに海老が入っているだろうという
動物的嗅覚のなせる業でした。


海老・・・
私のウルトラ大好物!
そういう意味では、ステキですベトナム!!

毎食、何を食べるって、海老入りの何かです。
海老入りチャーハン、海老入り焼きそば、海老入り・・・

そして、毎回・・・・・ん!? 

そう、海老の養殖をしているこの国では、外貨獲得の貴重品。
国内で流通しているのは、日本で食べるプリッとした海老とはかなり違います。
一番似た感じは、カップヌードルに入っているかやくの海老。
噛むと、モロっとか、クニャっとするのです。

それでも懲りずに、食事の度に海老を頼み続けていた、典型的日本人です、私。



さて、ある日、ホーチミン郊外の小さな動物園のような所に連れて行かれました。

入り口には、小さな檻に入った猿がギャースカ!
その向こうには、センザンコウ(アルマジロ)、
何やらうごめくコウモリいっぱい、
ガラスケースには、ベビもニョロニョロ、
コブラだって立ち上がってご挨拶。

そして・・・


店の中からは、女性の悲鳴・・・ 


窓から覗き込んでみたら、マジックのような手つきで、
コウモリを使って「何か」をやっているようでした。


<それがどういう事だったのか、ここに書こうと思いましたが、
 放送禁止用語があるように、公開禁止話っていうのも、あると思って止めました。
 やはり、みなさまの、楽しい食生活と、安らかな眠りを、守らなければいけません。
 どうしても詳細を知りたい方は、ご連絡下さい。克明に教えて差し上げます!!>


ちなみに、この動物園(のような所)、名前は「チキ・レストラン」と言います。

ここで、お連れしたVIPの方には、ベトナムのとっておきの味を、召し上がって頂きましたが、
その食材をきいて、こんな表情をされていました。


     


おいしいって言いながら、食べていたのになぁ・・・

この日のメニュー

   何かのスープ
   何かの炒め物
   何かの煮物
   何かのチャーハン
   何かのプリン
   生何か


さて、食事が終わり、お会計をしに行くと、レジの後ろで、酒瓶に入ったトカゲが、
ギョロリとこちらを睨んでいるように見えました。
そしてフンさん。

   ××(翠)さん、コレ、ゲンキデマス、ドウデスカ?

   
それを言うなら、生春巻きを食べさせろ、つーの!!


                 ベトナムの旅話は続く・・・いつかは未定



※この話は、10年数年前の私の体験を、ありのままに書いておりますが、
 現在はずっと観光化され、色んな事が改善されているものと思われますので、御心配なく。
 ベトナムの食文化、私は大変尊重しております。



    日本人にはチャーハンを食べさせておけ!  にほんブログ村 その他日記ブログ 40代 日々のできごとへ 


ベトナムへ1 ~必需品~

2008-09-28 | 旅、風の声に誘われて
                        ホー・チミン・シティ(旧サイゴン)の街角


その昔、ベトナムっていう国に行きました。
東南アジアにある、南北にながーい国です。

戦争が終わってから、もう随分たっていましたが、
当時は、日本からの直行便はなく、適当な通訳さんもいなく、適当なホテルもほとんどありませんでした。

そんな所へノコノコと、今と変わらぬこの性格で、出かけて行ったわけです、はい


行く前に、怪しい事をする為の許可だの、ビザだのを取る為に、代々木八幡の大使館に出向きました。
住宅街を分け入った所に、鬱蒼とした樹木に包まれた、シックな館が2つ。
見ただけでビビリました

ピンポンしたら、あまり大使館的でない方が出ていらして、
あんたはそっちと、いう感じで、もう一つの建物を指差しました。

で、もう一つの建物には入れてもらえず、切符売り場みたいな所で、書類を渡しまして、
で、どうなったかは、あまりにビビっていたので、覚えていません、スミマセン


あー、確か、その後もシックな館に度々通い、出発日も迫って来て、青くなり果てた頃に許可が下り、
なんとか成田から香港へ、香港からベトナムの南の街・ホーチミンへ向かったのは思い出しました。


                    


えー、義務ではないので予防注射をしませんでしたが、やはりマラリア蚊の事が
気になっておりました。
以前、タイ奥地に行った知人が、マラリアになって、命からがら帰国し、
その後も度々、人間の出す体温とは思えぬ高熱に見舞われていたからです

とりあえず、蚊取り線香を2箱確保しなければと思いました。
冬場だったので、埃をかぶったお店の売れ残りを分けていただいたり、
使い残しがないか友人宅を探索したり、なかなか大変な事でした。

それから、殺虫剤を1本。これを車に乗る前など、車内の足下に撒けばいいと思いました。


 よし! 完璧だ!!  


そして、成田でスーツケースをセキュリティのトンネルに通したら、殺虫剤はあえなく没収。
可燃性のスプレーは持ち込めない事、当時はまったく考えておりませんでした。

 え~ん!  キンチョール~!!! 

仕方ないので、車で送って来てくれたボウヤに、ご褒美としてあげました。
まぁ、あんまり、嬉しそうじゃなかったですけど・・・


            



さて、ベトナムに行く前に、現地の世話役さんを紹介してくれた貿易商の人から言われました。

「ミネラル・ウォーターを、香港で買って行くように」と。

しかし、我々一行が一週間の滞在に必用な飲み水。。。。それを持ち歩くのって??

行く迄に、あまりベトナムの現地事情を入手できなかったのですが、
いくらなんでもミネラルウォーターくらいは売っているだろうと、高をくくり、
香港のトランジットで、肉まんを食べるのに忙しくて、その事はすっかり頭から飛んでいました

みんなには黙っていましたが、その後、ホーチミンでも、ハノイでも、
ベトナム製のミネラルウオーターが、ちゃんと売られていてるのを見つけた時には、
内心小躍りしていました

なーんだ、ちゃんと売ってたじゃん!!

で、箱買いして、みんなに配布。


            ごっくん ごっくん ぷはぁ


えー、旅の半ばを過ぎた頃、なんとなく、お腹がヤワな感じになりまして
心配になり、みんなにも様子を聞きました。


   あー俺も!  あー俺もなんだよー!  と、みんなが口々に宣いました。


こりゃ、水だわ。。。。。


しかし、香港でミネラル・ウォーターを買わなかった無精を、今更どうにもできません・・・


             


帰国して、貿易商の方に、ベトナムでもミネラル・ウォーターが買えた話を
さも、最新情報の如く、報告致しました。


「えー! 大丈夫だった!? あっちのは、蓋してあっても、そこらの水の事がよくあるんだよ!」


・・・・はい、大丈夫じゃありませんでした




                ベトナムの旅話は次回に続く・・・いつかは未定




※この話は、10年数年前の私の体験を、ありのままに書いておりますが、
 現在はずっと観光化され、色んな事が改善されているものと思われますので、御心配なく。



                 
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