「自閉っ子」こんな風に生きてます

元気溌剌!「自閉症おねえさん」の生活記録

環境対話法③

2009-08-24 14:00:36 | 自閉障害のかたち

 言葉の裏の意味・比喩がわからない場合は、SSTで学習するのが効果的。è美佳の場合は、実体験しか場がないので難しい。言葉を言葉で理解するには相当なポテンシャルが必要だと思う。

 読み書き:読み聞かせ->交互に読む->正確読み->高速読みetc。但し、意味が分かっていることが重要。教材にはイメージを形成しやすい内容を選ぶ要あり。
 子どもが書いた作文や先生が書いた見本を、メリハリをつけて読み聞かせる->それを聞いて、間違い探しをさせる->見つけたら、その部分を書かせる。抽象的な言葉は、具体例で示したり言い換えたりして、抽象->具体的な言葉にフィードバックしてやること。
èこれは何回かトライしたが長続きせず。何よりも美佳が興味を持つ教材探しが難しい。また、30分以上一緒にいると美佳が疲れてしまう。これが今の課題。

 体験は具体的であり、言葉は抽象的である。体験(具体的なイメージ)に適切な言葉を付与することで体験が言語化される。この言語を普遍化し言語で考える力を育てることが次のステップ。è美佳には、更に数多くの体験を積み重ねる中から、次のステップへのきっかけを掴んで欲しい