母の誕生日。昼食時に美佳は得意のほうとう鍋作り。そして午後になって母へのメール。 「こんにちは 今日はほうとうなべと赤飯を作りました。美味しかったですね。母の誕生日おめでとうございます。NHKの朝の連続テレビ小説あさが来たが始まります。M校の水泳(教室)は欠席しました」。
母にとって、この中で新たな情報は「誕生日おめでとう‥」だけ。それ以外はすべて既知の情報。「あさが来た‥」に至っては同じ文章を5回以上受け取っている。
メール(会話)する意味合い::相手の知らないことを伝える<->情報交換::をどう教えるのか? 父の心は???の境地。
その翌週、SD会のミニ運動会から帰ってきてからのメール。「こんばんは 今日はSD会の秋の運動会で一生懸命競技を鍛えました。大玉送りと玉入れとパン喰い競走と障害物競走とリレーをやりました。お疲れさまでした」。
「競技を鍛えました」という表現は??だが、報告メールとしては何とか意味が通じている。が、父としては直接面と向かって言って欲しいのだけど‥。