発達小児科医の館

障害児医療理解を求めるために!!小児神経学会社会活動委員・/富山大学医学部診療指導医・臨床教授)

ADHDの治療薬処方について今後の問題

2007年11月28日 | Weblog
これまで処方していたリタリンが今後使用制限がでてくる可能性がありますが、ヤンセンファーマから発売される徐放性(1回で12時間効果あり)のメチルフェニデートについては、決められた講習を受けた医師にのみ、処方を許可する?とのことです。したがって、今後、処方できる医師が限定されると、一番困るのは、現場のADHDの子供たちだろうなあ~。診断する医師や関わる医師が専門医であるおとには異論はありませんが、こどもの場合、一般小児科専門医でも多くの医師が関わっているの、制限されると、現場が混乱すると思いますね。もっとも、薬物乱用については、厳重な制限や規則を設けることはいうまでもありませんが。フーム、
学会と国の動向を見守るしかないですね。

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