発達小児科医の館

障害児医療理解を求めるために!!小児神経学会社会活動委員・/富山大学医学部診療指導医・臨床教授)

注意欠陥多動性障害への薬物投与について・・

2004年06月29日 | 注意欠陥多動性障害は治る
現在、メチルフェニデート(リタリン)が唯一、効果の期待できる薬剤ですが、日本ではADHDに正式な国の認可がない状態で使用しております。ここ数年、米国で使用されている薬剤の臨床治験(発売前に正確な効果判定を行う・・)が日本でも行われつつあります。小児においても特定の施設で専門医のもと、計画が進行中であります。詳細は、また、後日情報提供します。最低数年はかかりますが、許可されれば、わが国で初めて、認可されたADHDへの薬剤となります。ADHDを診察できる施設としては、児童精神科医がいる施設、小児神経科専門医常勤でかつ、心理検査が可能な施設、教育学部の先生からの情報で診断に経験豊富な医師を紹介していただくのがよいでしょう。

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