2019/10/01 (木曜日) 晴天です。
9/14 日のブログで日本を客船で一周するクルージングに参加する機会に恵まれ航海中アマ無線のQRV情報を載せましたが、想定外の事情で
QRVが出来なくなった事、お知らせと共に、各局の期待を裏切る事となってしまったことお詫びいたします。
QRVが不可能になった経緯。
A.事前準備
1.船上でのアマ無線のQRVについては、昨年旅行主催者 JAPANET に申し込む前に可能かどうか電話で確認し、船会社のMSC社と調整した結果、アマ無線の運用は
問題なし、OKの返事、書類の提出は必要ないと返答を受けた、その結果で今回のクルージング旅行を正式に申し込む。
2.更に航路が日本列島を左周りのコースをとっているので、UVの交信がし易いように客室を進行方向左側を指定することを参加の絶対条件として指定した。
3.今年の夏クルージングの詳細決定前に、再度アマ無線の運用面に問題が新たに出てないか、JAPANET に確認を依頼した結果、MSCと連絡をとり、運用OKの返事が来た。
4.これで運用に必要な機器を各局(JA1RGH,JQ2PRV,7K1XXS局他)の協力を得て取り揃える準備に入る。
5.総ての準備が整い9/21 18:00 横浜大黒埠頭を出港する。
B.運用中止の経緯
1.9/22 船上での出航翌日,船室内から7MHzでQRVする準備に入る、釣り竿ANTの設置、IC7000Mの送受信の設定、ATUの調整を終え、QRVのテストに入る。
2.9/23、船内のJAPANET 責任者が2名、T氏 M氏が来室、船長から無線施設の撤去を指示されたと伝達に来室、詳細を聞く。
理由は二つ、釣り竿ANTが救命ボートの操作施設と干渉が考えられる(位置関係は40m位離れている)更に上空の航空機の無線に悪影響を与える。??? 全く理解に苦しむ船長の見解を伝えに来た。
これについては全く理解出来ぬと突っぱねる。それとクルージングの前にアマ無線の運用許可したのに乗船後に覆すこと、これ契約違反だと問い詰める。
3.9/24 JAPANET MSC 責任者 計3名が来室する。無線運用の中止はMSCの規則で無線機器の船内持ち込みは安全確保上禁止されている。従って運用は禁止、本来なら
没収となる。全く昨日とは一転して規則を振りかざしての主張。さらに不可思議な主張を投げかける。持ち込んだ無線機はIC7000M,FT-817、IC-P7 、3台の内前二者はNG,IC-P7は使用OKとの返事
アマ無線の運用は規則で持ち込み禁止と主張しながらこの矛盾、理解しかねる、その規則を見せるよう依頼するが社外秘のため一切公開できないと強硬に主張してくる。
4.この主張はアマ無線機器が本当に船内持ち込み禁止なのか、IC-P7はなぜ禁止品から外れるのか、口答だけでは納得出ない、無線機器の範囲だけでよいから規則を提出するよう申し入れる。
回答がなければ無線運用を契約に基づき実行すると伝える。
5.9/26 JAPANET 責任者氏とMSC 船上、地上責任者3名と打ち合わせる。
規則によるアマ無線関係の持ち込み禁止の機器については、写真のページコピーを提出してきて来た。
これまでの運用許可を出し迷惑をかけたことについては謝罪します。二度と社内で今後の参加者が迷惑しないように社内の情報管理を徹底すると言ってきた。
今回のトラブルの経緯は、今後アマ局の被害が出ないように、スブレンディア号はアマ無線の運用は出来ないことを、今回の経緯と共に会員に公表することを約し、相互納得することにした。
6.アマ各局には大変申し訳ない結果となってしまったこと重々お詫びいたします。
MSC社が提出した資料を参考に添付します。
MSC社が船内持ち込み禁止と決めている無線関係機器の寫眞
左上からビーコン発射用送信機?,アマチュア無線機器、下段 左から短距離用トランシーバー,レーザー光線機器との説明があったが良く理解出来なかった。
他に関連機器が機器があれば教えて欲しいと要求しPCで表示してくれた。
なんと画面で表示してくれた機器は旧式のラジオ3 画面、オーディオアンプ、裸の真空管オーディオアンプ、もうあきれて質問を切り上げる。
送受信機に関する知識はお粗末で、理詰めの交渉は通じないと諦める。これが船内のMSC責任者のレベルかとあきれた。
MSC社の規則としてアマ無線機は危険物扱いで没収が原則とのこと。相手は最後は規則だと主張するので、これ以上荒立てることは無理と判断し諦めた。
その代わり今回の今回QRV OKの許可を乗船後突然、不許可にした経緯は、今後アマ局が同じ被害に会わないよう、公表すること、および謝罪文
を提出することを条件にHF UV のQRV は断念した。結果は /MM の交信は1局も出来ませんでした。
MSC社が提出した無線機器関係のリストのページ(本来は社外秘で第三者には公表厳禁、規則の文言は最後まで提出を拒否された)
MSC,JAPANETの謝罪文
(対応策として入港した時に、QRV 出来るように 机椅子等を用意するとのこと。笑っちゃいますね)
対応責任者
MSC 社 msc スプレンディダ オペレーションディレクター マッシモ・ルッソ氏 他
JAPANET 社 お客様対応責任者 荒木辰道、松木友彦氏 他
9/14 日のブログで日本を客船で一周するクルージングに参加する機会に恵まれ航海中アマ無線のQRV情報を載せましたが、想定外の事情で
QRVが出来なくなった事、お知らせと共に、各局の期待を裏切る事となってしまったことお詫びいたします。
QRVが不可能になった経緯。
A.事前準備
1.船上でのアマ無線のQRVについては、昨年旅行主催者 JAPANET に申し込む前に可能かどうか電話で確認し、船会社のMSC社と調整した結果、アマ無線の運用は
問題なし、OKの返事、書類の提出は必要ないと返答を受けた、その結果で今回のクルージング旅行を正式に申し込む。
2.更に航路が日本列島を左周りのコースをとっているので、UVの交信がし易いように客室を進行方向左側を指定することを参加の絶対条件として指定した。
3.今年の夏クルージングの詳細決定前に、再度アマ無線の運用面に問題が新たに出てないか、JAPANET に確認を依頼した結果、MSCと連絡をとり、運用OKの返事が来た。
4.これで運用に必要な機器を各局(JA1RGH,JQ2PRV,7K1XXS局他)の協力を得て取り揃える準備に入る。
5.総ての準備が整い9/21 18:00 横浜大黒埠頭を出港する。
B.運用中止の経緯
1.9/22 船上での出航翌日,船室内から7MHzでQRVする準備に入る、釣り竿ANTの設置、IC7000Mの送受信の設定、ATUの調整を終え、QRVのテストに入る。
2.9/23、船内のJAPANET 責任者が2名、T氏 M氏が来室、船長から無線施設の撤去を指示されたと伝達に来室、詳細を聞く。
理由は二つ、釣り竿ANTが救命ボートの操作施設と干渉が考えられる(位置関係は40m位離れている)更に上空の航空機の無線に悪影響を与える。??? 全く理解に苦しむ船長の見解を伝えに来た。
これについては全く理解出来ぬと突っぱねる。それとクルージングの前にアマ無線の運用許可したのに乗船後に覆すこと、これ契約違反だと問い詰める。
3.9/24 JAPANET MSC 責任者 計3名が来室する。無線運用の中止はMSCの規則で無線機器の船内持ち込みは安全確保上禁止されている。従って運用は禁止、本来なら
没収となる。全く昨日とは一転して規則を振りかざしての主張。さらに不可思議な主張を投げかける。持ち込んだ無線機はIC7000M,FT-817、IC-P7 、3台の内前二者はNG,IC-P7は使用OKとの返事
アマ無線の運用は規則で持ち込み禁止と主張しながらこの矛盾、理解しかねる、その規則を見せるよう依頼するが社外秘のため一切公開できないと強硬に主張してくる。
4.この主張はアマ無線機器が本当に船内持ち込み禁止なのか、IC-P7はなぜ禁止品から外れるのか、口答だけでは納得出ない、無線機器の範囲だけでよいから規則を提出するよう申し入れる。
回答がなければ無線運用を契約に基づき実行すると伝える。
5.9/26 JAPANET 責任者氏とMSC 船上、地上責任者3名と打ち合わせる。
規則によるアマ無線関係の持ち込み禁止の機器については、写真のページコピーを提出してきて来た。
これまでの運用許可を出し迷惑をかけたことについては謝罪します。二度と社内で今後の参加者が迷惑しないように社内の情報管理を徹底すると言ってきた。
今回のトラブルの経緯は、今後アマ局の被害が出ないように、スブレンディア号はアマ無線の運用は出来ないことを、今回の経緯と共に会員に公表することを約し、相互納得することにした。
6.アマ各局には大変申し訳ない結果となってしまったこと重々お詫びいたします。
MSC社が提出した資料を参考に添付します。
MSC社が船内持ち込み禁止と決めている無線関係機器の寫眞
左上からビーコン発射用送信機?,アマチュア無線機器、下段 左から短距離用トランシーバー,レーザー光線機器との説明があったが良く理解出来なかった。
他に関連機器が機器があれば教えて欲しいと要求しPCで表示してくれた。
なんと画面で表示してくれた機器は旧式のラジオ3 画面、オーディオアンプ、裸の真空管オーディオアンプ、もうあきれて質問を切り上げる。
送受信機に関する知識はお粗末で、理詰めの交渉は通じないと諦める。これが船内のMSC責任者のレベルかとあきれた。
MSC社の規則としてアマ無線機は危険物扱いで没収が原則とのこと。相手は最後は規則だと主張するので、これ以上荒立てることは無理と判断し諦めた。
その代わり今回の今回QRV OKの許可を乗船後突然、不許可にした経緯は、今後アマ局が同じ被害に会わないよう、公表すること、および謝罪文
を提出することを条件にHF UV のQRV は断念した。結果は /MM の交信は1局も出来ませんでした。
MSC社が提出した無線機器関係のリストのページ(本来は社外秘で第三者には公表厳禁、規則の文言は最後まで提出を拒否された)
MSC,JAPANETの謝罪文
(対応策として入港した時に、QRV 出来るように 机椅子等を用意するとのこと。笑っちゃいますね)
対応責任者
MSC 社 msc スプレンディダ オペレーションディレクター マッシモ・ルッソ氏 他
JAPANET 社 お客様対応責任者 荒木辰道、松木友彦氏 他
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