みつい台周辺の花と蝶

みつい台周辺は未だ自然が一杯。
散策で出会った樹木や野草の花、蝶の姿を楽しんで。
(Ponちゃん)

東京都薬用植物園のケシ(芥子)一貫種  その1

2016年05月18日 | 番外編 東京都薬用植物園
2016/05/18  晴天です。
小平市の東京都薬用植物園では薬用植物の調査研究をしています。毎年この時期の特定日のみケシ園を一般に開放します。
今年は5/6,12の2日間 9:30-10:30 に監視員の誘導のもとに柵内に入れました。この時に撮影したケシを順次紹介します。

最初(その1)は日本でアヘンをとるために品種改良された白花の一貫種です。
このケシは麻薬を含む植物で「あへん法」、「麻薬及び向精神薬取締法」により栽培、所持、使用が固く禁じられてます。

【ケシ科】ケシ(一貫種)。ソムニフェルム種の白花種。
【毒草】果殻に有毒成分のアヘンが含まれている。精製したものがモルヒネです。
     大脳や呼吸中枢を麻痺させ幻覚を起こし、終には死に至ります。

厳重に管理されてるケシ園です。二重の柵外より撮影。


ケシの解説プレートです。


です。


園内はケシの花が満開です。バックの人々は柵内に入った見学者。




多品種の交配を避けるため種子を採る株は花に白布がかけられいます。






ミツバチが訪れてます。ケシには密線が無いので花粉が目当てなんでしょう。


アヘンが採れるさく果です。


傷口からアヘンを含む汁が出て来ます。




                                   その1 おわり
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