柳は緑、花は紅

ありのままのすうざん

バーゲンと言う名の

2006-02-17 20:51:51 | Weblog
「バーゲン通知の葉書」
それは、夢の世界への甘い誘ひ
「3割引」
それは、ちょっとお得な数字
「5割引」
それは、算数で落ちこぼれたあたしでも分かるとってもお得な数字
「7割引」
それは、夕飯のメインを二段階下げてしまうほどお得な数字

『バーゲン』
それは、オンナを美しくする魔法
嬉し涙で瞳は潤み
スポーツ後のようなほど良い汗で乾燥肌もしっとり
興奮の余韻で頬は赤みを差し
戦利品を思い出しては、いつもの仏頂面もモナリザの微笑みに

『バーゲン』
それはきっと、忘れかけていた切ない恋

ただ、その恋(バーゲン)が終わる頃には、気づかぬうちに両手いっぱいの荷物が・・・・
でも心配御無用
10㌔のコメ袋で日々鍛えた両腕両肩がここぞとばかりにその効力を発揮する。

世の男性陣にぜひ言いたいことがございます。
これからは奥様もしくは彼女が、「バーゲンに行く」と告げた時、
間違っても「またか」とか「いい加減にしろ」などとはおっしゃらないで欲しい。

そして、バーゲンから帰ってきた奥様もしくは彼女に向かって、
「いくら使ったんだ」とか「何を買ったんだ」などという質問は愚の骨頂。
両手を広げて家に迎え入れ、突然始まるファッションショーに最後まで付き合って欲しい。

ただそれだけで、奥様や彼女は上機嫌であなたに優しく微笑むでしょう。

『バーゲン』
それは、ふたりの愛の潤滑油(あっちの意味ではなく)

たとえその日からの夕飯のおかずが一品減ったとしても・・・・・・