時の観察者 no つぶやき

世の中嘘ばかり。何が真実なのか?

気候変動により病気が蔓延?!

2008-10-08 10:32:41 | 自然/環境
スペイン,バルセロナ,ロイター発

野生生物保護協会(Wildlife Conservation Society)が10/7、
気候変動により致死的な病気が蔓延するのではないかと・・・
発表したらしい。

アメリカのブロンクス動物園を中心として世界60の国で、
野生生物の健康をモニターすることで
地球温暖化により、どれほどの病原体が広まっているのか・・・
早期警戒のために活動しているようだ。

そして、「致命的な12」をあげている。
鳥インフルエンザ --- avian flu
ダニ媒介のバベシア症 --- tick-borne babesia
コレラ --- cholera
エボラ --- Ebola
寄生虫 --- parasites
伝染病 --- plague
ライム病 --- Lyme disease
藻類の赤潮 --- red tides of algal blooms
リフトバレー熱 --- Rift Valley fever
眠り病 --- sleeping sickness
結核 --- tuberculosis
黄熱 --- yellow fever

「マイナーな障害にさえ、気候変動によって野生動物を病気にしたり伝染させているかもしれない。」
「通常『気候変動』といえば、温暖化することで極や高山の氷が溶け、海面が上昇し、沿岸の都市と国を脅かすというイメージがある・・・
しかし降水量の変動などにより、危険な病原体の分布を変えていることにもなっている。」
「野生生物のモニタリングは、どこでそれが起こっているのか・・・、それらについて早めに予測し対策計画を準備したりするのを助けるだろう。」と・・・・と関係者は述べているようだ。

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気候変動の影響を受けているのは人間だけでなく、様々な生物に及んでいる。
そのほとんどの生物には、まったく責任はないだずだ。
悪いのは人間種だけである。
先進諸国が特に・・・・責任があるように思う。

自然としっかりと共存している野生動物でさえ、
様々な病気に遭遇し、
その命を落として、
人間に対して警告を発しているというのに・・・
人間は、何をしているのだろうか。

CO2削減と言っているが・・・
削減というよりも、増加する速度をほんの少し下げようというくらいのもの・・・・
しかも、それでさえも実効できずにいる。

エコエコと騒いでいはいるが、
実際には、エコになっていない。

生物が健康を保つには、
水、空気、食物がしっかりとしていなくてはならない。

現在、そのどれをとっても
汚染だらけである。

病原体は、どんどん進化し、手ごわくなってきているのに対し、
人間の免疫力は、どんどん低下してきている。

戦う前から、負けが見えているように感じるのだが・・・・