AI日本株式オープン(絶対収益追求型)について調べていますが、どちらかといえば
「先端的なAI技術を資産運用にいち早く活用してきた」
などという、自社アピールのための ❝実績❞ 作りが最優先にされたため、分析が浅いまま商品化されてしまったという印象が強かったように思います。
(この後、具体例を、何回かにわけて、いくつか挙げていきたいと思います。)
- 「消えた2008年」問題:AI日本株式オープン(絶対収益追求型)のバックテスト期間の設定について[2018.3.6作成]
- 見栄えの良くない期間を意図的に除外している?:AI日本株式オープン(絶対収益追求型)[2018.3.7作成]
- 予測精度評価の不誠実さ:AI日本株式オープン(絶対収益追求型)[2018.3.16作成]
調べていて感じた「(金融商品としての)やっつけ感・張りぼて感・鉛筆舐めた感」は、やはり、この辺りが原因のような気がして来ました。
たとえば、以下のような感じで、早速、「自社を宣伝するため」に使われているようでした:
「Special Contents:信託銀行におけるFinTechとは」http://www.mutbsaiyo.com/graduate/special02.html
- 進化する「テクノロジー」と「信託機能」を活用して、社会的課題やステークホルダーの課題を解決する取組を実施しています。
※ 「テキストマイニングを駆使した投資手法」
参考:Yahoo!ニュース(2017.09.07)「「AIファンド」は、人間のトレーダーを駆逐するのか」
ちょうど関心を持ったのが、AI日本株式オープン(絶対収益追求型)であったので、ここの事しか今のところは書いてはいないのですが、
一般にも同じようなことが言えるような気もしています。
「投資技術なんて、イメージ戦略に過ぎない(上っ面だけで十分)」という部分もあるのかもしれませんが、
真面目に投資手段として調べて、検討していると、ちょっと残念な気もしてきます。