投信メモ

調べたことをメモしてます
・『AI日本株式オープン(絶対収益追求型)(愛称:日本AI(あい))』03314172:JP

誰がために『AIファンド』はあるのだろうか?

2018-03-06 | 投信メモ:AI日本株式オープン

 

AI日本株式オープン(絶対収益追求型)について調べていますが、どちらかといえば

 

 「先端的なAI技術を資産運用にいち早く活用してきた」

 

などという、自社アピールのための ❝実績❞ 作りが最優先にされたため、分析が浅いまま商品化されてしまったという印象が強かったように思います。

(この後、具体例を、何回かにわけて、いくつか挙げていきたいと思います。)

 
 

調べていて感じた「(金融商品としての)やっつけ感・張りぼて感・鉛筆舐めた感」は、やはり、この辺りが原因のような気がして来ました。

 

 

 

 

たとえば、以下のような感じで、早速、「自社を宣伝するため」に使われているようでした:

「Special Contents:信託銀行におけるFinTechとは」http://www.mutbsaiyo.com/graduate/special02.html

  • 進化する「テクノロジー」と「信託機能」を活用して、社会的課題やステークホルダーの課題を解決する取組を実施しています。
    • CASE1:ビッグデータとAI技術を組み合わせた「次世代の資産運用」
      「資産運用」「リスク管理」という金融の重要なテーマに最新投資理論を駆使して取り組んでおり、AIを活用した資産運用にも注力しています。
      そのうちの一つが、テキストマイニングを駆使した投資手法。
      経済ニュースや決算短信、有価証券報告書などのテキスト情報をAIで抽出、分析することで銘柄を複合的に評価し、より信頼度の高い運用を可能にしています。

 

 

※ 「テキストマイニングを駆使した投資手法」
 参考:Yahoo!ニュース(2017.09.07)「「AIファンド」は、人間のトレーダーを駆逐するのか
  

 

 

 

 

 

 

ちょうど関心を持ったのが、AI日本株式オープン(絶対収益追求型)であったので、ここの事しか今のところは書いてはいないのですが、

一般にも同じようなことが言えるような気もしています。

 

 

「投資技術なんて、イメージ戦略に過ぎない(上っ面だけで十分)」という部分もあるのかもしれませんが、

真面目に投資手段として調べて、検討していると、ちょっと残念な気もしてきます。