Life style

なんでもない普通の日常を綴っています。
お時間のある方はお付き合いください(*^^*)

ラオウの負けず嫌い

2007-12-11 23:50:26 | 書道
今日学校から帰って、4時頃から毛筆の練習を始めたラオウ。
今日は月例課題の最後のお清書。

他の生徒達と5時過ぎ頃まで書いて仕上げ。


締切までまだ何日かあるし、もうちょっと書き込みたいけど、
展覧会の練習もあるのでこれで終わり。

この後、先日の続きで「自分の好きな字を書く」ことを始めた。
最初は「嵐」を書いていたけど飽きてきたのか、いろんな言葉を
6時頃まで書いていた。
楽しいらしい。
私はご飯の支度もあるしほったらかし。


「うちゅう(宇宙)」
小さい「ゅ」が上にあるのがおかしいんだけど(笑)
何も見ないで書いた割には上手く書けたんじゃない?
他にも「てんごくとじごく(天国と地獄)」とか「ながれる水」とか。
何基準かわかりません(笑)

その頃トキは寄り道することなく、先日から書いていた「道」を。


これも鬼教師ノータッチ。
お手本は書いてあげたけど、あとは自分で勝手に書いてた。
まぁ、こんなもんでしょう^^

そして6時過ぎにラオウが「『たましい』を書きたい」と言い出して、
「ふーん、それなら漢字で書いたらかっこいいよ」と「魂」を揮毫。
そのあと放置(笑) あ、筆順だけは教えたけど。

そしたらトキが「ずるい~~オレもかっこいい漢字書きたい!」と。
「かっこいい漢字ねぇ・・・難しいけどいい?」と聞くと「いい!」って。
なので「龍」を書いてあげたら「お~かっこいい!」だって(笑)
「魂」も「龍」も一文字書でよく見るじゃない?^^

それ見て今度は辰年生まれの龍好きなラオウが「ずるい!」と言い出して、
結局2人で「龍」書いてんの。

5歳と7歳が書ける字じゃないんだけどね^^;

しばらくしてトキはやめてお風呂に入ったんだけど、ラオウはやめない。
何枚も何十枚も「龍」を夢中になって書いている。
私は何も言わず。
たまに「これいい?」と持って来たときに少しアドバイスするだけ。
せっかく楽しんで自分から書いてるんだから、うるさいことは言わないように。

でもだんだん様子が変わってきて・・・
上手く書けないことにイライラして泣きながら書いてる。
「泣くくらいならやめたら?」と言っても「絶対やめん!」と意地になってる。
それで結局8時半までトイレにも行かず、ご飯も食べず、お風呂にも入らず
ぶっ通しで「龍」を書き続けた。
大泣きしながら。(相当な負けず嫌いだぜ)
「そんなに悔しいなら」と私もいくつか上手く見せるポイントを教えてあげて
とりあえず今日のところはこれで終わった。


あのね、1年生なんだからこんな難しい字は上手く書けなくて当たり前なの。
そう言ったって聞かないんだから。
誰に似たのか、この頑固者。(←私だ)
でも初日の出来にしてはなかなかいいよ。
半切の時みたいに何ヶ月もかけて仕上げれば相当いいものが書けるかもよ^^


てか、そのやる気を展覧会課題で出してくれ!!!


たぶんもうひらがなに飽きてきてるんだよね。
「漢字を書きたい」ってそればっかり。
2年生になったら漢字の課題も出てくるけど、「山」とか「川」からだからね。
やたら難しいのを書きたがるけど。
まずは基本をしっかり身につけてからね。

しっかし「書かされてる」わけでもなく自分から進んでここまで書くなんて。
書くことが嫌いではないんだね。
というか好きなんだね。
ちょっと安心した(笑)

最近は私もちょっとふっきれたとこあるし。
今までは自分のスパルタ指導に迷いや不安があって、いつもこれでいいのかと
悩んでた。
大声で怒鳴るし、手も上げるし、泣いても泣いても書かせる。
その時は私も熱くなってるけど、後で「こんなんじゃ書くことを嫌いになって
しまう・・・」と後悔の連続。

でも最近ちょっと考え方が変わって、「これでいい」と思うようになった。
むしろ「先生が迷っちゃいけない」と。
「楽なことが楽しい」んじゃない。
「厳しいことが楽しい」んだってことをいつかわかってほしい。

今叩き込んでいる「基礎」が、近い将来どれほど大事なものかわかると思う。
その時こそ、自分の好きな字を好きなように書けるようになるんだから。


8時半過ぎからご飯食べて、お風呂入って、学校の宿題して。
寝たのは10時。
明日はいつもより30分遅く起こしてあげよう^^