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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

港大橋、開通50周年!

今日は仕事を離れて、阪神高速道路の湾岸線にある「港大橋」の見学会に行って来ました。(^。^)

「港大橋」は橋長980mに及ぶトラス構造の長大橋で、中央径間510mは世界第3位、日本ではなんと第1位の長さです。
昭和49年に開通したと言いますから、今年の夏でちょうど50周年を迎えることになります。(^-^)

今日は、土木学会員向けの現地見学会でしたが、日頃、真っ赤なプロポーションの港大橋全体のフォルムを遠く眺めることはあっても、そのブリッジ自体に上ることは初めての機会でした。(^_^)

大型船が通過する航路を跨ぐため、橋桁下の空間を50m以上確保しなければならず、かつ、船の航行を止める時間も最小限に抑えることが求められました。m(._.)m

阪神高速道路の技術者たちは、この巨大事業を都市計画決定から4ヶ月で着工し、わずか4年後に開通を迎えたのです。(^。^)

以下、阪神高速道路株式会社のネットより引用。

架設箇所が埋立地特有の軟弱地盤で基礎工は非常に大規模でした。建設にあたっては設計・施工面で従来にない新しい手法や材料、工法が多数採用されました。

当初、橋は数種の色が検討されていましたが、航空法の基準では、海面から60mの高さを超える鉄塔や煙突などの構造物は、飛行機などがぶつからないよう、赤と白に塗装する決まりでした。
港大橋は、大型の国際船も橋の下を通過する巨大な橋で高さが81.5mあったため、基準では赤と白に塗装しなくてはいけません。
しかし、大阪港の玄関口にかかる港大橋が、煙突や鉄塔と同じ赤と白のまだら模様では、景観が台なしです。
そこで、航空局と協議を重ね、「赤1色の港大橋」が誕生したのです。

まるで、NHKのプロジェクトXのような物語ですが、高度経済成長の余韻が残る当時、大規模構造物にもスピードが求められ、そのために様々な創意工夫や新たな手法が取り入れられたのでした。(^。^)

「紅白や港大橋雲の峰」 祖谷馬関

(注)雲の峰は夏の季語。盛夏、聳え立つ山並みのようにわき立つ雲。積乱雲。夏といえば入道雲であり、夏の代名詞である。強い日差しを受けて発生する激しい上昇気流により、巨大な積雲に成長して行く。地方により坂東太郎・丹波太郎・信濃太郎・石見太郎・安達太郎・比古太郎などとよばれる。
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