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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

令和万葉集、ワンチャンないで!

「令和万葉集」が売れているそうです。(^。^)

1300年前に奈良で生まれた万葉集を、現代の奈良弁で訳した本で、奈良時代の若者の恋歌を“令和の若者言葉”や “奈良の言葉”を使って訳している、とのこと。(^-^)

売れている理由は、まさにSNS全盛期の現代において、「和歌も現代のSNSを見るような感覚で楽しむことができるんだ!」と多くの人に気づかせたからではないか、と論じられています。(^_^)

例えば、「くんのかい?こんのかい!こんの?くんの?いや こんのかい!」とか、「うち 人妻なのに 付きあえるわけないやん ワンチャンないで」といった具合、、、(°▽°)

また、「白栲(しろたへ)の袖の別れは惜しけども思ひ乱れて許しつるかも」の和歌は、「あんたに別れ話をされたとき『ほな別れたるわ!!』って即レスしたけど正直やってもうた!て思てる!」( ; _ ; )/~~~

たしかに「白栲の袖」「思ひ乱れて」などの古語では伝わりづらい感情も、「即レス」「やってもうた」などの現代語を使われると、万葉集の歌が、これまでになく身近に迫ってきますよね。(^。^)

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

さて、この「令和万葉集」、香川県出身の作家「佐々木良」さんが新型コロナの給付金10万円を活用して出版社「万葉社」を立ち上げ、発行に至ったそうです。(^。^)

以下、万葉社代表/佐々木良さんのコメント。(^-^)


「令和の元号の基にもなったのが万葉集なので、万葉社にした。コロナ禍の中で国民一律に10万円もらったので、その10万円を資本金にして出版社を作った」

「令和の元号序文にあたる『初春の令月にして気淑く風和らぎ風和らぎ…』というのは有名ですが、そのあとの32首は、多くの人があまり知らない。令和の元号がどういう状況で生まれたのか知ってほしくて、一冊の本にしようと」

「ふざけて書いた本なので『こんなん誰が買うねん』と初版は500部。だんだん注文が増え、今では刷っても刷っても間に合わない」

万葉社の「令和万葉集」は、一冊1千円、6刷6万部を超えたそうです。大ヒット商品ですよね!( ^_^)/~~~


「万葉の言の葉寄せて風光る」 祖谷馬関

(注)風光るは春の季語。春風がきらきらと光り輝くように感じられることをいう。陽光の踊るような明るさに、風にゆらぐ景色もまばゆい。春の到来のよろこびや希望を、吹く風に託した言葉。
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