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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

「閑さや岩にしみ入蝉の声」 芭蕉

千と一回目の投稿、、、心機一転、なんだか清々しい気分です。(^。^)

こうして日々の投稿が、実は自分を安定させ支えてくれていることに気付きました。(^-^)

己と向き合い、心情を吐露する、、、何よりも大切な心の新陳代謝になっています。(^_^)

ネット世界でないとお会いできないはずの多くの方々と交流できるのもいいですね。( ^_^)/~~~

これからも、マイペースで楽しみながら綴りたいと思います。m(__)m

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

さて、「奥の細道」より、今日の一句。

「閑さや岩にしみ入蝉の声」 芭蕉

出ました!、、、真打、名人、MVP、、、日本人なら誰もが知っている名句です。(^_^)

もはや、説明する必要もないくらい、著名な一句、大ヒット俳句ですね!( ^_^)/~~~

とはいえ、ネットで句意を調べてみましょう。(^-^)

(解説)
『奥の細道』の中、最も優れた句の一つ。
初案は「山寺や石にしみつく蝉の聲」(『俳諧書留』曾良)であり、後には「さびしさや岩にしみ込む蝉の聲」(『初蝉・泊船集』)となり、現在のかたちに納まったのはよほど後のことらしい。

(句意)
山形領に立石寺という山寺がある。慈覚大師の開基で、俗世間から隔たった、静かな寺である。一見するように人々が勧めるので、尾花沢から取って返してここを訪れた。
その間、約三十キロほど。到着後、まだ陽が残っていたので、麓の坊に宿を借りておいて、山上の御堂に上った。
岩に巌を重ねて山となしたというほどの岩山で、松柏は年輪を重ね、土石も古く苔は滑らか。岩上の観明院・性相院など十二院は扉を閉じて、物音一つしない。崖をめぐり、岩を這って、仏閣を拝む。その景は静寂にして、心の澄みわたるのをおぼえる。

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いやぁ、素晴らしい、、、感性に訴えてくる名句ですね。!(◎_◎;)

閑かなのに、蝉の鳴き声は喧しい、、、けれど、夏の日、蝉時雨の中、岩に滲み入るごとく、一瞬、時間が止まったような静寂がある、、、これぞ、俳句の精神世界ですね!( ; _ ; )/~~~

書けそうでいて、なかなか書けない。
そんな、日常を切り取る眼力が素晴らしい!( ^_^)/~~~

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では、馬関より、返句献上申し上げます。

 「落鮎の行方知るまい知られまい」 祖谷馬関

(注)鮎は1年で生涯を終える魚で、夏の間は清らかな川の上流で過ごし、初秋のこの時期になると、産卵のために河口へと下ってきます。これを「落ち鮎」と呼びます。
単に「鮎」と言えば夏の季語、まだ小さな「若鮎」は漁解禁前の春の季語、そして「落ち鮎」は秋の季語です。
産卵が近づくにつれ身体が黒っぽくなり、鉄のサビのような斑点が現れるので「錆鮎」「渋鮎」とも呼びます。

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