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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

社会学へ叱咤激励、「大阪」

社会学者の岸政彦氏と小説家の柴崎友香氏の共著「大阪」を読んでいます。(^。^)

タイトル「大阪」に惹かれたのと、京大文学部に在籍する社会学者・岸政彦さんの著作に興味を覚えたからなのですが、読み始めてみて、「ちょっと違うかな?」という印象です。m(._.)m

(注)「大阪」の序文は末尾に示すサイトに掲載されています。!(◎_◎;)

まだ50ページくらいしか読んでいないので、断定は出来ませんが、ほんわかとしたノスタルジーと狭い意味の私見ばかりが前面に出ていて、文学や社会学的な「技巧が感じられない」というイメージです。(^-^)

社会学とは、社会現象の実態や、現象の起こる原因に関するメカニズムを体験・統計・データなどを用いて分析することで解明する学問だそうです。(^_^)

思えば、大学生の頃、一般教養の講義で学んだ社会学が広範かつ刺激的な話題でとてもおもしろく、その道の研究もいいなと感じたことがあります。( ^_^)/~~~

ただ、一方で、「社会を分析したところでその先の能動的な改善策はあるのか?」といった疑念を感じ、研究の道を諦めた経過があります。(^。^)

と、還暦まであと二年、、、これまで三十余年にわたり、サラリーマンとして一定の社会貢献を果たして来たと自負する境地に至り、あらためて、「社会学を学ぼうか」と考え始めた訳です。(^-^)

そこで、手に取ったのが、この書籍、「大阪」でしたが、今のところ、若かりし頃のワクワク感は皆無に等しい。( ; _ ; )/~~~

当然、この本は社会学のテキストではありませんので、その点は割り引いて考える必要があります。(^_^)

それにつけても、「大阪」の著者には、もう少し技巧や論理性を示してほしかった、、、これも、自分より若い学者と作家ゆえの人生経験の差なんでしょうかねぇ。(°▽°)

「英雄に世を語らせし菜の花忌」 祖谷馬関

(注)菜の花忌は、二月十二日、小説家、司馬遼太郎の忌日。没後翌年より記念行事を行なう。司馬は、菜の花の黄色を愛した。「梟の城」で直木賞、「竜馬がゆく」「菜の花の沖」「街道をゆく」等話題作を発表。平成五年文化勲章を受賞。平成八年没、七十二才。

◼️「大阪」の序文はこちら↓
https://web.kawade.co.jp/bungei/9946/

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