岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

4~5月で食べ歩いたラーメン 前編

2011-06-08 12:26:58 | ラーメンレポ
華麗に復活した岩風呂ですが、記事が無かったからと言って食べ歩きを止めていたわけではありません。
4月の中旬から5月までに食べたラーメンをダイジェストにて前後編の2回に渡ってお送りいたします。

■新福菜館 本店





いきなり京都ですね。
今日と出張ではおなじみの新福菜館に行って来ました。
独特の醤油色が濃いスープは富山ブラックにも通じるものがありますが、それほどしょっぱくなく、意外にもマイルドです。
昼前のわりと早い時間に行ったにもかかわらず、このつまみ系のメニューを頼んでビールを呑みながら談笑しているおじさんたちがいました。
うらやましい・・・。

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■麺屋 七福神 四条大宮店





これは仕事終わりに京都市内某所で呑んだ後に行ったお店ですね。
鶏系の白濁スープは京都のラーメンではスタンダードですね。
チャーシューにたれを絡めてあるのが面白い点でした。
ややコッテリで呑んだ後に食べたくなるラーメンでした。

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■ラーメン荘 夢を語れ







これです!京都に突然現れた二郎インスパイヤ!夢を語れ!
東京は西新井のインスパイア系、マルジ(現「富士丸」)の出身で、このラーメンはインスパイア元の本家二郎よりも突き抜けていた感がある脂水ラーメンでした。
ちなみに写真は普通盛り、トッピングはヤサイニンニクです。

開店待ちの行列の5番目に並んでそのまんま4番目の入店。
もちろんラーメンの提供も4番目。



食べきるまで正味7分。開店同時入店組みのだれより早く食べきりました。
この時点で3番目だった隣のお客さんは半分以上残っており、私の丼と顔を見比べて驚嘆の表情を浮かべておりました。
ざまあみろ!(意味不明)



そうそう、「写真は御自由にどうぞ」とあるので安心して堂々と撮ることが出来ます。

ちなみにこちらのお店のお隣は京都ラーメンの老舗中の老舗「天天有」だったりします。


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■本家第一旭 たかばし本店




京都の最終日、仕事が終わってあとは帰るだけ。
一緒に仕事していた仲間と新幹線を待つ間、最初に行った新福菜館のお隣、第一旭に行きました。
肉盛りと餃子でビールを一杯!





最後はラーメンをいただきます。
新福菜館の黒いスープと違って透明度の高い醤油スープは、肉の味がしっかりした正に肉スープ。
ねぎの大盛りが無料なので頼めばよかった・・・と同僚が言っておりましたが、バランス的にはねぎはこの程度でいいかなあ・・・。


ごちそうさまでした。

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■博多ラーメン しばらく 日本橋店





そして博多です・・・いいえ福岡に本店を置くしばらくの日本橋浜町店です。
自慢の豚骨スープは臭みが無く、コッテリはしていますが、見た目ほどクドさもありません。
そしてスープと対照的なあっさりした歯切れの良い麺が対照的ですね。



最後は当然替え玉。
替え玉後は紅しょうがなどなどを乗せて味を変えて楽しみましょう。
博多系のラーメンの真髄を味わえるお店だと思いますが・・・なんかこちらのお店の経営母体の会社は自己破産を申請して博多は西陣の本店は1年前に締めたそうですねえ。
こちらのお店は独立経営になったのかしら?

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■拉麺阿修羅 颯 市川店





市川ウズマサというお店がオープンしまして、そのお店に行こうとしたのですが惜しくも昼営業が終わった瞬間でした。
阿修羅は失意にまみれて仕方なく入ったお店なのですが、これが意外にも当り!
オリジナルの胡麻らーめんが売りということでそれを注文、胡麻の風味を引き立てるためにベースのスープを重厚に仕上げてあります。
麺はスープとの相性を考えた中太麺で、ちょい固めに茹で上げています。



もっと辛味があると担担麺になるのでは?とある程度食べたところで唐辛子を振ってみました。
担担麺では無いけれどこれはこれで胡麻の甘みを辛味が中和しますね。
豆板醤とかだとまた違うかも?

後でこのお店を調べたら、船橋に本店があり、ご主人は麺屋武蔵の出身みたいです。
そう考えると逆に「このクオリティは当たり前では?」と思ってしまうのは武蔵ブランドの期待度の高さのせいかもしれませんな。

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■TOKYO 豚骨 BASE MADE by 博多一風堂





博多一風堂が手がけるお店が品川の駅ナカに出来たというので行ってみました。
クリーミーな豚骨スープに、細麺と一風堂ですね。
ちょっと変わったところは焦がしニンニクの油を加えているところ。
なんか熊本ラーメンを意識しているのでしょうか?
食べてみれば「まあ一風堂でしょ」という結論。




テーブルには定番の紅しょうがなどと一緒に生ニンニクがおいてあり、これをニンニククラッシャーで・・・




当然のように替え玉もします。
そしたら当然紅しょうがとすり胡麻がですよね。
なんかテンションの上がらないコメントですが、これは食べに行った時のテンションが大きく関与していて、実際このレベルのラーメンが駅ナカで食べられるようになったというのは進歩ですねえ。

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■権左





これは・・・あれだ!青物横町駅付近にある京急のガード近くにあるお店ですね。
正直開いてのか開いてないのか判らないような店構えで、普通なら絶対入らない風貌のお店だったのですが、なんか気になって入ってしまいました。
味自体は家系、というかチェーン店のラーメンショップに近い感じなんですけど意外にもしっかりした旨みのあるスープでした。
椎茸が乗っているラーメンがここでも。



お店の張り紙に梅干しを崩して食べる、とあったので、途中から梅干しを投入。
崩して食べてみると、シンプルな豚骨系スープに梅干しの酸味が加わって厚みが出ます。
前述にもある通り店構えから入り辛い店だし、古臭いラーメンですが、なかなか面白いお店だと思いました。


【ラーメンデータベース】

以上4~5月のラーメンダイジェスト前編でした。
後半もお楽しみに

ではでは





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U100ビール系飲料徹底比較「100円以下で買えるビール系飲料を呑み比べて見た」

2011-06-07 12:55:01 | 飲食レポ



どもども、長らくお待たせいたしました。
長い長いゴールデンウイークを終えまして、久しぶりの更新です。

最近大きなスーパーなどで100円以下の発泡酒や第3のビールを多く見かけるようになってきました。
ビール系の飲料はここ15年くらいかけてビール→発泡酒→第3のビールと価格を下げてきました。
100円レベルのビール系飲料は以前からあったと思いますが、ここのところ大手の販売店が独自ブランドを立ち上げたりして、この価格帯も熱い戦いが繰り広げられているようです。
日ごろ家呑みはホッピーな私ですが、ここは一つこの100円以下で買えるビール系飲料を、「U100ビール系」と勝手にジャンル化して、それを飲み比べてみましょう。

一応100円以下のビール系飲料の定義としては
1.アルコールが入っていること
2.最低でも300ml以上の用量であること(一口缶はダメ)
3.麦、ホップの両方、又は何れかが使われていること
とします。



■じゃあ近所のスーパーを数件回ってみましょう。

【ベルク】


まずやってきたのはベルク!
「♪~暮らしにベル~ク~ Just For Your Life~♪」
というBGMが歌えるほど通っているスーパーです。
さて、入店して一路酒コーナーを目指します。



バーリアル88円!



プライムドラフト88円!



プライムドラフトグリーン88円!

いきなりの3種類ゲットと調子良い感じです。



【Big-A】


続いてやってきたビッグエー!24時間営業、そしてスーパーというよりは生鮮食料品も売っているディスカウントショップと言った方が正解だと思います。



極麦86円!



あっ!プライムドラフトこっちの方が9円安かった・・・

扱っている品目自体は3種類でしたが、プライムドラフトがかぶったので結局1種類。



ちなみにホッピーは99円。
実はいつもホッピーを買っているお店です。



なのでついでに箱買い!



ホッピー用焼酎も買っておこう。
いろんな意味でえらいこっちゃ。
完全に脱線してますが、主役はその脇にチョコンといる極麦です。

【マルエツ】


続いてやってきたマルエツ。
こちらも24時間営業ですが、ビッグエーより遥かにスーパーしてますね。
年末年始も休まず営業なので、夜中とか年末年始とかにはよく利用します。
さてこちらの酒コーナーには・・・



バーゲンブロー98円!



麦爽快88円!

バーゲンブローは横文字なだけにちょっと高級感があり、価格も98円とこれまでの最高額!
麦爽快は如何にも・・・こういう企画でないと買わない気がします。

【マミーマート】


最後にやってきたのはマミーマート!
充実した鮮魚売り場が魅力のスーパーです。
さて、酒コーナーでは



麦之助ハーフ88円!



麦づくり88円!

そして!



サントリー GOLD BREW 100円!

今まで韓国のメーカーが圧倒的だったところ、遂に国産メーカー、しかもサントリーという一流ブランドが参戦です!
価格もU100に合わせてきたかのようなジャスト100円!
これは期待せずにはいられません。

ちなみに、ここまでの4軒を結んだ中心辺りがほぼ私の自宅で、この近辺に住んでいる人にはピンと来てしまうかもしれない、個人情報的に危険ではありますね。



■いよいよ家で試飲です。


さて買ってきたU100ビール系を並べてみました。
全部で9本!爽快ですねえ。

これをただ呑むだけではビール系飲料としての真価は問えません。
やはり、いろんな肴と合わせてみないと!
というわけで



いろいろ準備してみました。



試飲の順番に関してですが、気分と雰囲気と経験的な勘・・・つまるところ独断と偏見で決めました。
じゃあはじめます。



【極麦】


名称 極麦
品名 リキュール
原産国 タイ
用量 350ml
アルコール度数 5%



極麦です。



呑みます。



肴を合わせてみます。



考えます。



即座に忘れないうちにメモメモ。

■味の感想
すっきりした切れがある。
チューハイやハイボールに通じる味だと思う。
原産国がタイなのかタイのビールっぽい感じがした。

■合う肴
豆腐系、刺身(白身)のさっぱりしたもの。

切れ ★★★★★
コク ★
ビール感 ★★
総合 ★★★

そういえば何で枝豆用意しなかったんだろう?



【バーゲンブロー】


名称 バーゲンブロー 
品名 発泡酒
原産国 韓国
用量 350ml
アルコール度数 5.5%



バーゲンブローです。



焼き鳥です。


■味の感想
なんか薄い気がする。ノンアルコールビールのよう。
韓国産だけに肉系とキムチが合う。
日本の創世記の発泡酒という雰囲気。ホップスとかのアレです。

■合う肴
モツ煮、焼き鳥、ピスタチオ

切れ ★★★
コク ★★
ビール感 ★
総合 ★★



【麦爽快】


名称 爽快麦 
品名 リキュール
原産国 韓国
用量 350ml
アルコール度数 5%



トボケた感じで・・・。



肉豆腐はどうだろう?

■味の感想
超さっぱりしてますねえ。極麦の上を行ってます。
真夏の太陽の下なら爽快といえば爽快だけど、梅雨時の室内で呑んでも・・・。

■合う肴
もろキューかなあ・・・

切れ ★★★★★
コク 
ビール感 ★★
総合 ★★



【麦づくり】


名称 麦づくり 
品名 リキュール
原産国 韓国
用量 330ml
アルコール度数 5%


麦づくりですねえ。


おっ!これは?

■味の感想
意外とビール的なコクを感じますよ。
名前的に麦芽の使用量が多いのでしょうか?
これなら150円クラスの第3のビールには対抗できるのでは?

■合う肴
カワキモノ関係、あとは大体みんな満遍なく合う

切れ ★★★
コク ★★★
ビール感 ★★★
総合 ★★★★



【麦之助】


名称 麦之助 
品名 リキュール
原産国 韓国
用量 330ml
アルコール度数 4%


前の結果が良かったので気を良くしました。
同じスーパーで買ったこちらにも期待!


う~~~ん~~~・・・。

■味の感想
限りなく麦づくりに味が似てますねえ・・・でも、しかし麦づくりほどのコクがない。
パッケージに「50%糖質オフ」ってありますが、もしかして麦づくりのカロリーオフなんじゃ・・・なんか輸入元も一緒だし・・・。

■合う肴
あえて言えば焼き鳥、あと刺身(赤身)

切れ ★★★
コク ★★
ビール感 ★★
総合 ★★



【プライムドラフトグリーン】


名称 プライムドラフトグリーン
品名 リキュール
原産国 韓国
用量 350ml
アルコール度数 4.5%


そろそろアルコール的に辛くなってきました。


表情が無くなって来てます。

■味の感想
すっきりしているが、味はあってスカスカはしていない。
キンキンに冷えていればこれもあり。

■合う肴
もろキュー、冷奴。

切れ ★★★★
コク ★★
ビール感 ★★★
総合 ★★★



【プライムドラフトレギュラー】


名称 プライムドラフトレギュラー
品名 リキュール
原産国 韓国
用量 350ml
アルコール度数 5%


酒が回って気分も良くなってきたようです。


プシュってしたときに噴出してびっくり!
「おっとっと」って言いながら溢れる泡を吸い上げます。これぞ日本の正しい酔っ払い。

■味の感想
思ったとおりやはりグリーンに比べると甘さがある。
このコクがあれば大体どんなものにも合いそうだ。

■合う肴
焼き鳥(特につくね)、キムチ

切れ ★★★
コク ★★★
ビール感 ★★★★
総合 ★★★

あと今思ったことですが、刺身の鮪と鯛は300円と400円でした。だったら700円の刺身盛のほうが良かったのでは?
って今思っても遅いのです。


【バーリアル】


名称 バーリアル
品名 リキュール
原産国 韓国
用量 350ml
アルコール度数 5%


さて、ブランド物ですよ。


だらしが無い表情から変わって、ちょい渋い顔で・・・。

■味の感想
今までのほかのものと比べると遥かにビールっぽい。
焼き鳥やモツ煮などコッテリしたものと戦える味とコクがある。

■合う肴
焼き鳥、モツ煮、肉豆腐、

切れ ★★★★
コク ★★★
ビール感 ★★★
総合 ★★★★



【サントリー GOLD BREW】


名称 ゴールドブリュー
品名 リキュール
原産国 メイドインジャパン!
用量 350ml
アルコール度数 5% 


期待の本命!期待の国産ブランド!


さすがに呑みすぎだよねえ・・・。

■味の感想
さすがサントリーがその名を冠して出しているだけのことはあります。
ビールそのものとはさすがに差がありますが、冷え冷えにすれば独特の癖も目立たないし、「軽い分ビールより飲み易い」という人もいるのでは?

■合う肴
どれも合いそうだけど、あえて言えばカワキモノ関係かな?

切れ ★★★★
コク ★★★★
ビール感 ★★★
総合 ★★★★


■前9本の試飲を終えて・・・


さすがに350ml缶とはいえ、9本呑むと合計3リットル以上・・・もったいないから全部呑んだのですが、そんなことをすれば当然・・・最後のこの写真を撮った後本当に酔っ払ってダウンしました。そして翌日は完全に二日酔い。
後日パソコンに残ったメモを起こしてこの記事を書き上げました。
酒類はラーメンとかカレーとか以上に好みの差が激しいと思うので、あえて最終的な優越は付けませんが、全般的にU100ビール系であってもさすがにビールには敵いませんが、それ以上の発泡酒や第3のビールに劣らないものがあるということが判りました。
かなり体を張ったネタではありますが、一応岩風呂復活に関してコレくらいのぶち上げた方が自分的にも良かったかな?と思います。

ごちそうさまでした。
ではでは




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