早池峰山の頂上を目指して、今日は、河原坊の登山口からスタートです。
登山口の表示は山頂まで2.6㎞ですが、登りだけの所要時間が、ガイドブックでは3時間位が一般的になっているところが、この山に登る厳しさです。
このルートは、コメガモリ沢に沿って登っていきますが、登りはじめてすぐに、ロープを伝って沢を渡る場所に何箇所か出会います。
それにしても、早池峰山に登る道は、岩場だらけであり、岩手山や八幡平といった山とは、全く異なります。
ホントに、どこを歩いたらいいのかわからない岩場ばかりで、すぐに汗だくです。
登りはじめて1時間位で、頭垢離(こうべごおり)という場所に着きました。
ここを過ぎると景色が素晴らしくなるのですが、一方で、登りはとっても急になり、岩場をロープ伝いで登るような箇所もあります。
また、早池峰山は高山植物で有名な山であり、花のシーズンであれば、この一帯は、どんなにか見事なことでしょう。
今日は、ナンブトウウチソウをいっぱい見ることができました。
また、ナンブトラノオというこの山にしかない花も咲いていました。(写真に撮らなかったのが残念。)
さらに進み、打石(ぶついし)という巨岩のある場所を過ぎて振り返ると、この巨岩の後ろに早池峰山の向いに聳える薬師岳が美しく見えました。
登ってきた道というか岩場も、もう遥かに下の方に見えます。
稜線も鮮やかで、こうした景色を楽しみながら、急坂のつらさをごまかしながら、黙々と岩登りを続けました。
頂上も間近かです。
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