ほがらか”いわて”散歩道

時間や季節の流れをじっくり味わってみたい、ふと、思いはじめた私の日めくり。

オドデさまに会える折爪五滝

2010年07月24日 |  いわて”あちこち”

九戸村のオドデさま。

上半身はフクロウで、下半身が人間。

人の心を全て読み取る怪鳥で、「ドデン、ドデン」としゃべる。

棲家が、この折爪岳とのこと。

ところで、学研キッズのHPに「いわて妖怪天国」が掲載されている。
http://kids.gakken.co.jp/youkai/

河童、座敷童子、羅刹鬼、スネカ、そして、このオドデさま。

みんな、会えば幸せになれそうな妖怪ばっかりで、ホントに天国かもしれない。

さてさて、ここは、八戸自動車道を九戸インターで降り、折爪岳の山頂に向う道。

途中に折爪5滝。

そして、一番最初に出会うのが、このオドデさまの滝。

涼しげで、とてもいい場所。

どうやら、この滝の奥の方にオドデさまがいるらしい。

二番目が、江刺家大滝だったけど、少し山に入るようだったのでスルー。

三番目は、姫待ちの滝。

「この滝の雫で身を清め、織姫と逢いましょう。」と書いてある。

四番目が織姫の滝。

この滝が一番きれいに感じた。

流れ落ちる清流が、すごく涼しくって。

最後の五番目が、清水(おすず)の滝。

清水(しみず、しず)が訛っての”すず”かな??

いずれ、昔、折爪岳に登るときは、この「清水の滝」で身を清めてから山頂に向ったと書いてある。

確かに、どこの山であっても、登る際に身を清めること、山に感謝することって、とても大事なこと。

そういう風習は大切に守らなければ・・・、と一人思う。