1982年の紅白歌合戦のことだった。
その年は、『セーラー服と機関銃』が、映画、歌共に大ヒットだった。
薬師丸ひろ子さんも大人気だった。
しかし、この年の紅白歌合戦で『セーラー服と機関銃』を歌ったのは、桜田淳子さんだった。
なぜ、この曲を淳子さんなんだというのは、番組の前から言われていたことを思い出す。
大半は、薬師丸ひろ子さんのファンサイドからのものだった。
NHKも対応に追われ、窮余の一策が、あの黒柳徹子さんの訳のわからないコメントになってしまったという曰く付きの歌唱だ。しかも引退した山口百恵さんまで引き合いに出して。曲アナの山川さんなんかコメント中いなくなっている。
本当に、
『責任者出て来い!!』
といいたくなる。
今だに爆笑問題のネタにされる始末だ。それはそれで嬉しいけれど。
桜田淳子 セーラ服と機関銃
異論はあると思う。『窓』を歌って欲しいともいえるし、『リップスティック』もいい。
それでも、この歌だったことに意味を認めたい。
淳子さんは、何を思い、何を感じたのだろうか。
あくまで、一ファン目線であるが、女優としてアイドルに臨む覚悟のステージだったように思う。
すでに淳子さん的には、アイドルではないことを宣言する格好の舞台ではなかったか。
過去を知るファンとしては、残念かもしれないが。
しかし、過去にこだわらない、そんな彼女の潔さを見るような思いがする。
歌唱も良かった。演出もなかなかだった。
ただ、上着を脱がされる時、微かによろめいたのは、わずかに気にかかるくらいだ。
この頃は、癖の少ない綺麗な歌唱の印象だったが、この歌は、誰はばかることなく、地声に近かった印象を持つ。
太めで声量があり、デヒュー前の声に近かったように思う。
この声を僕達に残して、歌手桜田淳子は、翌年名曲『眉月夜』を発表して歌手を卒業し、次のステージに向かった。それは、本来彼女がいるべき演劇の世界だったのだろう。
今年の紅白歌合戦を見ながら思う。
淳子さんは、紅白が似合う花のある歌手の一人であったことを。
追伸、貴重な動画のUP主様に感謝します。
その年は、『セーラー服と機関銃』が、映画、歌共に大ヒットだった。
薬師丸ひろ子さんも大人気だった。
しかし、この年の紅白歌合戦で『セーラー服と機関銃』を歌ったのは、桜田淳子さんだった。
なぜ、この曲を淳子さんなんだというのは、番組の前から言われていたことを思い出す。
大半は、薬師丸ひろ子さんのファンサイドからのものだった。
NHKも対応に追われ、窮余の一策が、あの黒柳徹子さんの訳のわからないコメントになってしまったという曰く付きの歌唱だ。しかも引退した山口百恵さんまで引き合いに出して。曲アナの山川さんなんかコメント中いなくなっている。
本当に、
『責任者出て来い!!』
といいたくなる。
今だに爆笑問題のネタにされる始末だ。それはそれで嬉しいけれど。
桜田淳子 セーラ服と機関銃
異論はあると思う。『窓』を歌って欲しいともいえるし、『リップスティック』もいい。
それでも、この歌だったことに意味を認めたい。
淳子さんは、何を思い、何を感じたのだろうか。
あくまで、一ファン目線であるが、女優としてアイドルに臨む覚悟のステージだったように思う。
すでに淳子さん的には、アイドルではないことを宣言する格好の舞台ではなかったか。
過去を知るファンとしては、残念かもしれないが。
しかし、過去にこだわらない、そんな彼女の潔さを見るような思いがする。
歌唱も良かった。演出もなかなかだった。
ただ、上着を脱がされる時、微かによろめいたのは、わずかに気にかかるくらいだ。
この頃は、癖の少ない綺麗な歌唱の印象だったが、この歌は、誰はばかることなく、地声に近かった印象を持つ。
太めで声量があり、デヒュー前の声に近かったように思う。
この声を僕達に残して、歌手桜田淳子は、翌年名曲『眉月夜』を発表して歌手を卒業し、次のステージに向かった。それは、本来彼女がいるべき演劇の世界だったのだろう。
今年の紅白歌合戦を見ながら思う。
淳子さんは、紅白が似合う花のある歌手の一人であったことを。
追伸、貴重な動画のUP主様に感謝します。