まつたけ山復活させ隊運動ニュース Part.2

松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる。

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1681

2023-10-27 19:38:12 | マツタケの林地栽培

10月27日(金)活動報告

今日は曇り時々晴れ、午後2時頃は遠くで雷鳴が聞こえるも雨は無し。参加者:橋本・前田・松本・西川・川本・吉川・大久保・松浦・内田・川崎・三輪・中野・藤井(女)・三品・藤井(男)・宮崎・シバヤマ・アトジ(ヒ)・アトジ(マ)・村岸・まりこ・TAKE・BERA・北村・ヤマダ・佐塚の26名。

今年のまつたけの発生状況は筆者の独断ですが、岩手(岩泉)は豊作、長野は凶作、和歌山(富貴)は不作、京都・丹波は凶作と見ています。先日寺町通りの「とり市」の店頭をのぞきましたが、岩泉産の立派なまつたけがズラリ、しかも格安、富貴産がわずかに、しかし価格は3倍。京都・丹波産は無し。夏場の長期にわたる猛暑・少雨のダブルパンチを受けたか、そうでもなかったかが影響していると思います。

【香川山】

例年だと必ず何人かが来て直ぐに現地に行くも今年は全くと言っていいほど行かず、地面はカラカラ!今年はこれで終わりかな。

【宮崎班】

この方はお遍路さんではありません。発生調査中です。

これから、右の桧の右下の枝を落とします。

長い竿の先に鋸を結びます。

これは練習。

本番は手練れた人が、見事成功。何故この枝を落とさないといけないかというと、枝の向こうに枚方の市街地が見え、そのはるか先には大阪のビル群が見えて眺望が開ける。そうするとハイキングの人達が増えて、獣特に鹿が来なくなる(現に旧イワタ山では毎年鹿に上部をかじられて困っています)よって来年は発生が期待できると班長さんは仰ってました。

この満足そうな仲間達!

【山田班】枯損松の伐採整理

来年辺りは発生が期待出来そう!

【ヤマガラ班】D地区整備

アミタケ発生 ここは先週も発生。アミタケが発生する場所には、まつたけも発生するそうです。期待しましょう!!

このD地区を30m×15mに囲ってテープを張り1区画とし、1区画を2~3回で完了予定。全部で7区画あります。

【旧三品班①】

丁度作業を終えたところ。鹿害が酷くて鹿が歩きずらいように、当面整理した枝木はそのままにします。

【旧三品班②裏山】

4月に耐性松350植えて325本生育(93%)このガレ地でここまで残るのは仲間達の気持ちが通じた等佐塚さんとしばしまつたけ談義。

カナダのトロント大準教授の佐塚志保さんは今回NHKの放送大学に出演の為に帰国、又2年前に「まつたけワールド」という本を出版されたそうです。我々の強力な応援団ですね。

【昼食】栗赤飯

有さん栗を存分に使った赤飯 ご馳走様でした。

後かたずけもこなれて来ました。チームワークも良。

有さん柿(愛宕柿)今は橋本柿 これを私が干し柿にして、12月の芋煮会時に持参予定です。

有さんが使っていた畑に咲いていた朝顔。しかし有山さんというお方は不思議な人ですね~ 今も魂は上空にあるのでしょうか・・・

西川さん差し入れの御所柿 ありがとう!

チェーンソーアートの達人 宮崎さんの作品 

もはや名人クラス!10月31日のハロウィンを前に渋谷のハチ公前周辺は柵を張ったようですが、ここなら大丈夫来るのはアナグマかな!

                 川本(記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1680

2023-10-21 22:19:57 | マツタケの林地栽培

10月21日(土) 第858回活動報告

 京都も漸く酷暑・少雨の夏が過ぎ、凌ぎやすい季節となりました。本日も気持ちの良い山作業日和でした。
 しかしこの夏の気象条件はマツタケにとっても酷だったようで、岩倉では未だに発生を見ません。長野や和歌山なども不作だそうです。一方で亡き吉村代表が15年にわたって啓蒙と整備努力を続けてこられた岩手県岩泉では豊作とのこと。温暖化で産地が北上しているという一面もあるのかもしれません。
 本日はカナダ/トロント大学から、文化人類学者(
Associate Professor)佐塚先生が、私たちの活動のフィールド調査に見えられました。何か得るところがございましたら幸いなのですが、いかがだったでしょうか?
 本日の参加者は、前田、橋本、仲間、ハイン、松浦、内田、佐塚、西川、三輪、柴山、河原、宮崎、周田、阿閉(仁)、阿閉(眞)、藤井(貞)の16名のみなさんでした。

<玉城山 宮崎班>
林道の排水溝の掃除と整備地のマツタケ発生調査。
先代、先々代班長から整備を続けて20年近く、そろそろ発生してもいい頃と少し期待はしましたが、やはり残念ながら発生は確認できませんでした。

マッタケさんには住み良い環境を整えてお待ち申し上げているつもりなのですが、残念ながら未だ入居されず。

この眺望がせめてもの癒し。

アミタケ、イグチなどそれなりにいろいろキノコは発生しているので、キノコにとって居心地の悪い環境ではないとは思いますが...。

宇宙人?いえいえキノコです

<澤田山 山田班>
枯損松の伐り出し、搬出。

<澤田山 ヤマガラ班>
粗朶類の掃除・搬出と、キノコとりわけアミタケがたくさん発生していたのでキノコ狩り。

アミタケはお昼のアミタケ汁でみなさんにふるまわれました。

<香川山BC>
本日はお弁当の日でしたが、お土産や差し入れがいろいろと。
カナダからの手紙、もとい特産メープルシロップ入りのお菓子類、沖縄からパイナップル、長野のゆべし、そして岩倉産アミタケの味噌汁などなど。


ハインさん、仲間さんの養蜂も一時、オオスズメバチの侵略に見舞われたそうですが、入口を金属板で補強する、トラップを仕掛けるなどの対策が功を奏し
順調のようです。

オオスズメバチは獰猛で、巣箱入り口のネットや木を齧ってこじ開け侵入してきたそうです。世界のあちこちで争いの絶えない人間界も似たような所が...。困ったものです。
侵略者たちのなれの果て。ミツバチ共和国のバックには強力な人間がついていたなどとは思いもよらなかったことでしょう。

侵略者というわけではないのですが、これからの季節になると決まって現れる迷惑者。
BCのど真ん中に陣取ってみなさんを待ち構えております

日本人の15%~50%がこのお方の犠牲者なんだとか。
(%に開きがあり過ぎますが、ネット情報も調査主体と調査方法によって錯綜しており、正確な%が不明なので最低~最高の推定値を併記しておきました)

最後に昨年までは多かれ少なかれ発生を見てきた香川山の現状。残念ながら本日時点での発生は無し。

(宮崎 記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1679

2023-10-13 21:12:17 | マツタケの林地栽培
10月13日(金)第857回 活動報告

今日は恒例の秋の感謝祭です。

参加者は まり子、川本、大島、北村、藤井(信)、三品、内田、川崎、TAKE、VERA、橋本、中野、藤井(貞)、シバヤマ、松浦、前田、西川、吉川、女坂、周田、三輪、山田、アトジ(ヒ)、アトジ(マ)、仲間、玉城様、JIDF(山本)様、内本、大久保 の29名です。 

今年は新しい試みとして、比較的新しく入った方4名が感謝祭の企画をしていただきました。

最近まで暑い日が続いていたため松茸が不作で、入手できるか心配されましたが、さすがに我が会の強力なネットワークのおかげで、立派な松茸がたくさん確保できました。

 

会費2,500円の集金で大金が飛び交っています。

 

たくさんのお酒や、さらに欠席された方からもお土産も持ち込まれています。

 

企画された方から、最初に本日の段取りについての説明がありました。

 

説明の後で、各担当に分かれて全員で用意をしました。

大事な松茸の汚れなどを丁寧に落としています。

 

松茸と鱧のお吸い物の準備です。

 

これから松茸ご飯を炊きます。

 

焼き松茸の火の準備です。

 

アルミホイルの包んで焼きます。

 

吉村先生の教えを守って、頭の方から裂いています。

 

争いが起きないように、慎重に人数分に分けています。

 

こちらは白菜のサラダの準備。ツナ缶、柿、メロンなど入れて3種類作りました。

 

バーベキューに使うカボチャを切るのに手こずっています。チェーンソーで大木を切るより難しそうです。

 

バーベキューのセットが完成。

 

久しぶりに火を入れたストーブで焼きます。

 

サンマもたくさん用意しました。

 

網で美味しく焼いています。

 

こちらには食材はありません。なにやら面白そうにやっています。

 

繁美峠の(陶)土をひねって印を作っているのです。逆になるので何の字かよく分かりません。

 

サンマとサラダのプレートです。食べるのに夢中で、出来上がった松茸ご飯などを撮るのを忘れていました。すみません。

 

今日の座席は抽選で指定席です。

 

いつもと違ったテーブルのメンバーです。

 

デザートも用意されています。

 

新しいイベントとして、各自が持ち寄った不用品などの交換会もしました。

 

集合写真です。

 

若い(比較的?)方が企画していただいたおかげで、楽しい感謝祭となりました。来年も楽しみです。

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1678

2023-10-07 16:40:57 | マツタケの林地栽培

                    10月6日(土)第856回活動報告

一気に秋の涼しさ、寒さに、岩倉への車のヒーターを入れたと言う方もいました。小生、午前中作業で、一滴の水分補給もしないで済みました。

今日の参加者は、前田・女坂・松浦・大島・橋本・川本・福田・関・山田・村岸・周田・北村・ハイン・三輪・仲間・河原・内田・藤井(貞)・阿閉(仁)・

阿閉(真)・柴山 の21名の皆さんでした。

 

香川山 関班:

班長、早朝6時に基地に来て、マツノザイセンチュウにより枯れた松を伐採、枝払い、玉切り作業に励んでおられました。昼近く、さすがに疲れて「エンジン切れが起きた」と言ってしばしの休憩に。 伐採する足もとに、一見、マツタケのようなキノコが、香りはなんとなくマツタケ、???・・。

途中で、香川山の地温を365日連続計測している温度計、地面を掘り起こして、2年程前に交換した電池を新しく交換しました。

温度計を掘り起こす際に、現れた松の根に、白い菌根らしきもの(写真中央、茶色の根のY字に別れた先、シロの一部か?)が、見えました。

 

 

澤田山 ヤマガラ班:

いつもの軽トラは無く、乗用車に。自転車も。

今日は、6人と思いしや、7人が揃っていたはず、ブログを書く今になって写真、写し方が悪いことに気付き、人数迷います。

今日のメンバー、最年長と最年少で、65歳程も開きがあります。猛暑から解放され、もくもくと作業されていました。

 

澤田山 旧三品班:

下草、藪も、まだ背が低く、作業は順調にはかどっているようです。

 

玉城山 宮崎班:

かつて、この場所の上は、松枯れで松が倒れ、荒れていた。倒木を玉切りし、林道のここに、搬出(斜面を坂落とし)していました。

今は、「兵どもが夢の跡」そんな思いにさせる風景です。

作業現場の上部地区のブログ取材には、ここから上ろうか、それとも林道沿いに上がっていくべきか、迷っていると、今日のメンバー2人が林道を降りてきました。

 

澤田山 繁美の里 山田班:

今日は峠に面した場所で作業、チエンソーの音が強く唸ります。いつ取材で立ち入っても、”仕上げ作業” に収まっている、そんな風に見えます。

 

澤田山 川本班

メンバーは基地で関班の作業に。 主らが居ない澤田山の現場、広葉樹が色付き始めた感じがします。

 

繁見峠の、この小屋、宮崎さんが建てて、何年経ただろうか? 屋根の上に、ミツバチの巣を設置したことも。 表示版の文字も薄れてきました。 

でも、休憩場所としての機能は全く衰えていません。「ハイカーの皆さん、急な雨、雨宿にご利用下さい。」

 

現場への足となる自転車、並んだ数、今日は多いです。小生の自転車、タイヤの空気が漏れるため、空気ポンプを自転車の荷台に積んで来ました。

林道  繁見峠線、全長  1,150 m と書かれています。 

 

次回、10月13日(金)は、「まつたけ感謝祭り」です。 

祭りの実行委員の方々、今日も下準備、ご苦労様、お世話ありがとうございます。

実行委員から、「当日、10時までにお集まり下さい。全員で、食事の準備をして頂きます」と、口頭で指示がありました。

 

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                                            (記 大島)

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