まつたけ山復活させ隊運動ニュース Part.2

松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる。

まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1691

2024-01-27 21:05:54 | マツタケの林地栽培

1月27日(土) 第869回活動報告

 今週前半は今季最高の寒波襲来ということで、温暖化が言われる中では寒い日が続きました。もう雪は勘弁という豪雪地帯の方々には申し訳ないですが、スキー好きの筆者は大雪は困るけれど中雪くらいを期待してました。しかし残念ながら京都近隣日帰り圏のスキー場はあまり恩恵にはあずかれなかったようです。
 岩倉にもささやかながら降雪があり、山へ行くと日陰にはわずかばかりの残雪は見られました。
 本日の参加者は、
前田、河原、橋本、村岸、周田、内田、川崎、仲間、ハイン、北村、松浦、西川、宮崎、阿閉(仁)、阿閉(眞)、柴山、松本の17名のみなさんでした。
 作業された班は、玉城山宮崎班、澤田山ヤマガラ班、山田班、やまびこ班でした。

筆者は所属班の作業に従事して他班の取材に行けませんでした。なので今日活動された各班の聞き取りレポートになります。申し訳ありませんが山での作業写真は所属班のものしかありません。ご了承願います。
<ヤマガラ班>
既報のとおりD地区を7区画に分けて、春のコバノミツバツツジ鑑賞会に向け順次整備中。本日は第6区画の整備を実施。
<山田班>
地搔き作業をメインに落葉落枝の掃除など。
<やまびこ班>
灌木、下草刈り、移植した松苗の保全など。
<宮崎班>
午前中、前回除伐した枯損松の林道への搬出と残る感染マツの除伐。午後、それらの回収とBCへの搬入。

以前から澤田山では幼松の鹿による食害が多発していますが、玉城山ではあまり見かけませんでした。ところがついに玉城山でもシカの食害を発見してしまいました。先が思いやられます。
樹皮を食われ枯死寸前

<香川山BC>
お昼の食事と団欒。

有さんの遺されたブドウ畑。ぶどう棚が設えられていました(棟梁作でしょうか)。

参加のお問合せ、ご意見、ご感想、ご質問等ございましたら右下の【コメント】の文字をクリックしていただくとコメント欄が開きますのでそちらに書き込み願います。追って回答、折り返しのご連絡させていただきます。

「まつたけ山復活させ隊」へのお誘い
「まつたけ山復活させ隊」も、2005年からまつたけ山作りを開始して足掛け20年目となりました。さすがに初期起ち上げメンバーも高齢化、残念ながら鬼籍入りの方も出はじめ、いかに次世代へ引き継いでいくかが大きな課題となってきています。
 嬉しいことにようやくここ数年、マツタケの発生も見られるようになってきたところです。昨秋シーズンは気温、降雨条件が整わず残念ながら久しぶりの発生なしでしたがまだまだ希望はあります。
 まつたけ山作りを通して里山の保全をやってみたい方のご参加をお待ちいたしております。隔週金曜日には腕自慢女将を中心に美味しい野外料理の提供もあります。活動日の会員交流、秋シーズンのマツタケ祭り、美味しい料理とお酒に歌舞音曲ありのお楽しみ忘年会、手作り窯でのピザ焼き、除間伐松を活用した陶芸教室、お花見会、ミツバチ飼育等々、楽しい年間行事もあります。
 リタイアで時間のできた方、若いうちにいろいろ体験してみたい学生さん、ファミリーでアウトドアを楽しみながら里山保全にも貢献してみたいご家族、ご興味を持っていただいたみなさま、お気軽にお問い合わせください。条件に合わせてご参加いただけるように定例活動日は毎週(金)と(土)交互に開催。月2回(金)あるいは月2回(土)参加もOKです。

(宮崎 記)

 

※ 古いブログ(2022年8月以前)は次のブログを見てください。

まつたけ山復活させ隊運動ニュース (goo.ne.jp)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1690

2024-01-20 21:21:42 | マツタケの林地栽培

1月19日(金)第868回 活動報告

参加者は、 前田 橋本 河原 吉川 内田 周田 川本 中野 内本 北村 アトジ(ヒ) アトジ(マ)松浦 宮崎 西川 松本 川崎 山田 シバヤマ 三輪 まりこ VERA  TAKE計23名でした。

朝一は曇天でしたが途中から快晴となり、作業がしやすい日になりました。

 

ヤマガラ班やまがら(澤田山ヤマガラの里)

D地区をブロックに区切って伐採、下草刈りの作業が効率よく進められています。

今週は残りの中央のエリア2ヶ所の内の1ヶ所で伐採した木々を各エリア内で4ヶ所に集める作業を実施中。(写真左)

※春には”コバノミツバツツジ”の下で花見ができればと考えているエリアです。”コシアブラ”、”タカノツメ等の山菜も期待したいです。(写真右)

※外側のエリアは防鹿柵の外側に伐採した木々を積んでいます。既存の防鹿柵に加えその木々により鹿の侵入をより防ぐ効果があると考えられています

 

川本班

急斜面の山を上側、中腹、麓の3つのゾーンに分けて下草刈りや松の剪定作業です。

今回は雨上がりで滑りやすい中で中腹斜面の下草刈りや松の剪定作業中。(左は麓から中腹部を撮る。右はアップ)

将来的に”日傘をさして歩けるような松林”を目指していますと。

 

やまびこ班

少しずつですが下草刈りの作業中です。

山の下部のエリアの赤松は幹に鹿に食われた跡が見受けられましたあり。持ちこたえてほしいです。

 

山田班

木にかけられた服とバイクや自転車はあるもののどこで作業をされているかを見つけられませんでした。

 

 

 

宮崎班

以前言われていた伐採予定の木を今週も引き続き伐採作業中。急斜面の枯れた松を伐採し玉きり作業や枝払い作業中。先端側は柱に使えるよう枝払いのみ行い下に降ろすための作業を実施中。

途中3年前に設置したエリアでしいたけが順調に生育中。

 

 

基地にて、お楽しみの昼食

今日は、“具だくさん”の豚汁 プロ仕様の鉄板で焼かれた焼きそば デザート チャイ のフルコース

毎回美味しさを満喫中!!!

 

 

追記)

◎昨年、蜂に刺されたケースがあったので、アウトドア用救急バッグと毒吸引器(ポイズンリムーバー)を購入しました。先週13日にはミツバチに刺された1名が早速使うことになりました。救急バッグはベースキャンプに、ポイズンリムーバーは作業用の軽トラに設置する予定です。

◎2023年12月に香川山の既設の地温センサーの横に土壌湿度センサーを設置。ともにブルーツゥースを使って計測データをダウンロードできます。

今のところ順調に計測ができています。12/中旬から1月/上旬 の測定結果 ///速報///

地温の変動は外気温に比べ変動は少なく概ね10度前後で推移中です。土壌湿度は概ね20%。雨が降ると一時的に湿度は上昇しますが雨が止んだ翌日には元の値に戻ります。なお、今後◎京都地方気象台の各種気象データ(気温、日射量/時間、降水量)と香川山の地温、土壌湿度、外気温、日射量が把握できるようになり、まつたけ生育の主要因である、地温と土壌湿度がモニタリングできそうです。

記)西川峰夫

 

※ 古いブログ(2022年8月以前)は次のブログを見てください。

まつたけ山復活させ隊運動ニュース (goo.ne.jp)

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1689

2024-01-14 09:00:15 | マツタケの林地栽培

                2024(令和6)年 1月13日(土) 第867回活動報告

新年あけましておめでとうございます。

コロナ禍から解放された新年、そこに、能登半島地震の悲惨な災害が起きました。

被災者の方々のご心痛を心よりご察し、お亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

冬型の寒い日でしたが、午前中は何とか持ち、昼から冷たい小雨模様に。

今日のハイライトは、下述、ピザ!!

出席者は、大島、橋本、前田、西川、松浦、三輪、村岸、河原、内田、北村、川本、阿閉(仁)、阿閉(真)、ハイン、仲間、福田、柴山、TAKE、

藤井(貞)、川崎、宮崎、内本、周田、山田、 の 24名の皆さんでした。

 

宮崎班(玉城山)

今年の作業始めは、フルメンバー6名で、昨年師走、林道に搬出した枯損松の運搬作業。

積み込む脇の小川に、せり出して魅せる”ウメモドキ”の小さな赤い実。モチノキ科で、葉が梅に似ているからと言われ、以前は里山近くの田畑の隅に

よく見かけましたが、近年は耕地や里山の荒廃で、野生、自然界で見ることは殆どなくなりました。

 

やまびこ班(澤田山)

下草、藪払い。作業は順調に、捗っています。が、鹿の食害に、憤慨、悩んでいました。(筆者感、まーまー、その程度なら許してあげましょう)

 

川本班(澤田山)

3名の初日は、基地でピザ作りに、下草刈りに、そしてブログの取材にと、それぞれが奔走しました。

 

山田班(澤田山繁見の里)

枯損松の伐採搬出。当会が発足し、数年経たころに芽生えた松が、今や立派に成長したと安堵したと思うその先で・・・。

「まるで、マツノザイセンチュウを養殖、繁殖させているようだ!」と嘆く Y さんでした。

 

ヤマガラ班(澤田山ヤマガラの里)

取材に行くごとに、下草が刈られ、整備された松林が広がっています。

作業場、広がった6人を一同に写し収めるのは不可能、3枚になりました。

 

基地で、

ピザ作り頑張っています! 材料、食器、器材の調達、生地の熟成・・・事前準備。N さん、Uさん、ご苦労様、有難うございます。感謝感謝!

ピザは、手っ取り早くのストーブ上に専用の鉄板を置き焼く方法と、正統派の釜戸で焼く方法の2本立て。

どちらも、上出来!   うまい! 上手い! 美味い! に尽きる賞味。 笑顔が揃う皆さんでした。

(釜戸の正統派は、焼く時間が90秒、その加減が勝負だとか・・・)

写真をじっくり眺めてください。

 

基地で、part2

冬場の炊事、食器洗い、後始末に、給湯器が、その威力を発揮しています。

ピザ作りで、油が付着した食器類の数々、難なく(?)汚れは落ちて、きれいさっぱり! (給湯器の仕組み、写真で分かりますか?)

 

ミツバチの巣の管理

冬場、越冬するミツバチに、蜂蜜と、保存していたハチの巣の一部現物を、巣箱の覆い開いた上部の皿に入れます。

前回補充した分は、食べ尽くされて空になっていました。作業するお二人、このシーズン、攻撃的になっているミツバチを避けるため、専用の頭巾とコートを付けていました。

 

今年は暖冬、近くに雪の痕跡もない、筆者の住む大津から望む伊吹山は例年なら地平線に雪で白く見えますが、今年は昨日まで青く、白い雪模様が見えませんでした。

                                                                 (記 大島)                                                      

(感想・お問い合わせ・ご意見がございましたら、右下の ”クリック” をクリック頂くとコメント欄が開きますので、そちらに書き込みをお願いします。)

 

※ 古いブログ(2022年8月以前)は次のブログを見てください。

まつたけ山復活させ隊運動ニュース (goo.ne.jp)

 

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする