まつたけ山復活させ隊運動ニュース Part.2

松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる。

まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1633

2022-10-30 20:11:34 | マツタケの林地栽培

                     10月29日(土)第812回 活動報告

  出席者は、前田、橋本、大島、松本、松浦、川崎、堀北、藤井(信)、三品、関、北村、三輪、柴山、西川、吉川、内田、

      阿閉(仁)、阿閉(真)、山田、宮崎、河原、  計21名の皆さんでした。

 ここしばらく続いている晴天、小春日和、爽やか、快適な活動日でした。

   松茸は順調に発生、これまでに10本、今週に入って3ッの ”シロ" から計8本、総計18本に至りました。 この先も・・あきらめません!

 一方で、マツタケの天敵、”ケロウジ(毛老人)” の発生が香川山で初めて確認され、その対策を講じました。 ”ケロウジ” については本文末尾に記述します。

 

 今週、香川山に発生した8本(1+2+5)!!

 

 三品班:作業場所は尾根のピーク付近に。

 NEWS LETTER 1625号で、北村さんの投稿で掲載された珍しい写真「繋がった2本のヒノキの根」を、小生、この目で確かめたくて現地にたどり着くと、

 2本とも伐採されていました。 が、見事に繋がっている不思議な根はそのまま残っていました。 

 右の写真を含め、珍しさの記録として別の方向からも写真に収めておきました。

 

 三輪班: 林道の上部駐車場までたたどり着いても人影なく、叫んでも応答、物音せず。 皆さん、マツタケの発生調査で移動していました。

 一面、松の実生苗畑のような光景。成長する過程で淘汰され、やがて、まつたけの生える見事な松林に・・・。

 

  阿山班: 松の落ち葉をかき集め、除去作業。 この作業、”松茸の生える松林”の完成途上の証です。

 

 ヤマガラ班: 最後にたどり着いた時、すでに午前中の作業を終えて、基地へ戻るところでした。

 

  香川山班: まつたけ発生地の保全

  

  岩倉の里に秋の訪れ、実感を写真で。 マガモが戯れ、ニシキギ(錦木)に赤い実が、・・

 

 「トチノキ」、Mさんが、鹿による食害を避けるために囲いをして育てた3か所の幼木が順調に育っています。栃の実、何年後?

  右の写真は、ヤマガラ班、Hさんの車が駐車する脇に見える ”けもの道”、イノシシが毎晩通っているであろう姿が想像できます。

 

 基地、石段脇の石垣上部にひび割れがあり、落下の危険性があるため、階段を昇降する際は各位ご注意ください。とりあえず注意喚起のロープを張りました。

 危険対策、ロープ張り方など、適宜見直す予定です。 

 

 <ケロウジ>について

 ケロウジはイボタケ科のキノコで、松林に発生し、シロを形成する。ケロウジのシロが形成されるとマツタケのシロは駆逐され、マツタケは育たなくなる。(注1)

   注1:参考  ・  https://blog.goo.ne.jp>gosyoraku 2005    (ケロウジはマツタケを駆逐するーごしょらくさん)

                                      ・ https://www.jataff.or.jp>kinoko  (ケロウジ・野生きのこの世界)

 今般、香川山で、マツタケが発生したた場所、マツタケの株に近接してケロウジが発生していた。最悪の事態である。 

 急遽、ケロウジとそのシロが形成されている地層を剥ぎ取り除去した。 しかし、見え難いシロを完全に除去することは難しく、

 香川山のマツタケの発生は来季以降どうなるのか、懸念しつつ見守って行くしか術がない。

 ケロウジがマツタケを駆逐することについて解説は、インターネットで検索できます。 小生、「Google Chrom」で、”ケロウジ” 周辺を検索しました。

 写真は、ケロウジとシロを剥ぎ取って回収した地層です。

                                                                                                                       ( 記:大島)

※ 古いブログ(2022年8月以前)は次のブログを見てください。

まつたけ山復活させ隊運動ニュース (goo.ne.jp)

 

  

  

  

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTR 1632

2022-10-22 10:05:19 | マツタケの林地栽培

10月21日(金)第811回  活動報告

秋の空いちめんに鰯雲の広がる一日でした(三輪さん撮影)。

参加者は、大島・内田・斎藤・吉川・前田・北村・ムラギシ・周田・大久保・シバヤマ・アトジヒトミ・アトジマユミ・川本・川崎・三輪・吉村・三品・松本・関・まりこ・ナカマ・中野22名。昼に記帳を見ると、参加費22名分で記名が21名。奇特者さがしの一幕がありました。

あさのひと時

BCではフジバカマの花にアサギマダラが羽を休めていた。旅をする蝶。Mさんと入れ替わりにこれから沖縄方面への途中かな。

柚子が少し色ついた。まっちゃんが公道にかぶさった草を刈り取った山を処理している。

玉城山・澤田山・香川山。この時期の作業はやはりXX発生調査が主になる。

玉城山三輪班 発生調査にむかうも結果また調査におわる。ざんねんね。

澤田山阿山班 今日はXXの出ていそうなところを熊手をもって作業というのが開始の合図でした。

澤田山ヤマガラの里 XXの出るところには顔を出しているというアミタケを収穫してOK、早戻り。昼の御膳に間に合った!

澤田山川本班 Oさんは林道整備。施業地には人影なし。深山幽谷へ迷いこんだか。

香川山三品班(午後) 「此処は1名居残りで、他のひとは松の種の採集に澤田山方面に」とMさん。計画は遠大にして(大器は晩成にして?!)。

今年は雨があったので、山にはキノコが多い。

今年2回目の香川山まつたけ収穫。大きな傘は直径が18cmほど(並んでいるのは隼人ウリの初物) 

昼には中野サプライズのジャガイモコロッケの熱々、収穫したて香川山まつたけのおすまし、澤田山のアミタケのお味噌汁が用意された。3週連続の饗宴となりました。そう、小ジャガイモをまる揚げしたのも美味しかったなあ。

まつたけはおすまし

あみたけはみそ汁

これおいしいわ

ゆっくりした昼食の後には談笑の輪が幾つも出来るのでした。

しかし台所の後かたずけはたいへんだ!

香川山で観察継続の新2本。胞子採取が出来たらよいですね。

15時頃散会。次回29日(土)にはまたお会いしましょう!」(内田記)

※ 古いブログ(2022年8月以前)は次のブログを見てください。

まつたけ山復活させ隊運動ニュース (goo.ne.jp)

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTR 1631

2022-10-16 10:53:09 | マツタケの林地栽培

10月15日(土)第810回  活動報告

参加者:前田、松浦、大島、吉川、内田、仲間、ハイン、藤井貞子、関、三品、藤井信行、三輪、川本、北村、ムラギシ、シバヤマ、やまだ、アトジヒトミ、アトジマユミ、宮崎、ホリキタ,TAKE、VERA,河原、

今年も、いつものシロからマツタケが発生!

最初に確認されたのは9日で、活動日のこの日はだいぶ立派に育っていました。

大小合わせて10本が確認されました。昨年に比べると、シロは下の方に広がっているようです。

 

立派です。

 

これも

 

形は悪いがこれも大きい

 

胞子を飛散させる”置きまつたけ”を少し残して、お吸い物にしていただきます。争いが起こらないように、慎重に切り分けます。

 

きれいに切れました。虫も入っていない、見事な松茸です。

 

豆腐とミツバを入れてお椀に盛ります。お椀の赤がきれいです。

 

各自でスダチとおつゆを入れていただきます。

 

先週も松茸をいただきましたが、今日は香川山の取れたてです。香り、歯ごたえ、味がやはり違うと評判です。

先週は、この場所を手入れしてこられた有山さんを追悼したばかりで、その直後に発生したのも、有山さんにお願いしたからでしょうか。

来年はお吸い物だけでなく、松茸ご飯、焼き松茸もここで採れたものをいただきたいものです。

三輪班はマツタケの発生調査をしました。

 

この辺は適度に落ち葉もあって、出そうな感じということですが、発生は確認できませんでした。

ヤマガラ班も発生調査をしましたが、こちらも確認できませんでした。

あと発生が期待できそうな阿山班は、来週に発生調査をするので、希望者は参加してくださいとのことです。

ただし、発生が確認できる確率は、宝くじが三回連続で当たるほどだとのことです(これは少し極端な例えと思いますが。)。

阿山班は、よく成長したマツの枝切りです。

 

三品班はヒノキの伐採と整理です。今日は3台のチェーンソーが同時に稼働し、にぎやかでした。

 

写真は撮れませんでしたが、川本班はヒコバエ切りと、草刈でした。

そしてピザ焼き窯を作るという新しいプロジェクトが開始しました。ここに作ります。

 

設計図があるそうです。

 

作業が始まります。

 

今日はここまで、これからが楽しみです。

 

北村(記)

※ 古いブログ(2022年8月以前)は次のブログを見てください。

まつたけ山復活させ隊運動ニュース (goo.ne.jp)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1630

2022-10-08 10:06:08 | マツタケの林地栽培

           10月7日(金)第809回  活動報告

 参加者: 橋本、女坂、三輪、三品、大久保、小林、まり子、河原、TAKE、VERA、川本、西川、中野、𠮷村、吉川、藤井(貞)、岡阪、内田、大島、山田、

      北村、前田、玉城、周田、川崎、蔡、河内、柴山、堀井  計29人の皆さんでした。

 今日は、恒例、秋の感謝祭 ”まつたけ祭り”です。が、有山さんが先月お亡くなりになったと、訃報があり、

 最初に追悼の意を込めて、全員で線香を捧げました。

 <有山さん、追悼>

 5月まで、お元気で基地周りの整備にお励みでしたが、6月に急遽ご入院されて、先月、9月にお亡くなりになりました。

 当会が、発足した2005年から17年間、毎週の例会はもとより、週半ばさえも出席され、活動の要であり、活動の歴史を知り尽くした方でした。

 皆さん、それぞれに、活動を通じて関わりがあり、惜別の思いがあることでしょう。

 雨天のため、炊事場に置かれた祭壇には、山野の秋の実や花が添えられ、懐かしいメンバーとの集合写真が何枚も飾られました。

 小生にとっても、様々な思い出があります。何事にも熟練の器用さを持つ人、その一つに、キウイフルーツの完熟!!

    蓋つき発泡スチロールの容器に、キウイ(荒地に放置されて育ち、ピンポン玉サイズに実ったキウイを、同容器に満たし、蓋をテープで密閉する。

    1週間ほど経て基地に持って来られ、封を開けた時、そこには柔らかく、甘くほんのり酸味のある、最高に美味のキウイ、皆で戴きました。

 一同、心よりご冥福をお祈り申し上げます。  すでに、先人の吉村先生らに再会し歓迎を受け、当時と変わらず楽しんでいるかもしれませんね。

 お詫び : 有山さんを偲ぶため、皆さんが心込め、飾った祭壇、その写真が撮れていませんでした。すべてが整ってから写真に収めよう思い、

 タイミングを先送りし、挙句、撮り忘れてしまいました。 皆さま方、そして有山さん、誠にすみませんでした。お詫び申し上げます。

  (左の写真は、祭壇を取り収めたあと、上述失態に気付いて急遽残した花に添えて撮りました)

 

 

 <まつたけ祭り>

  ”暑気払い” ”まつたけ祭り” ”忘年会” は活動の恒例イベント。同イベントで過去を思い出しても、今回程に、未明からの雨が午後になっても止まなかった

  記憶がない、そんな雨天の中の祭典でした。にもかかわらず、参加者29名。 炊事棟を含む3棟をブルーシートを繋げて覆った。

  全員が覆いの中に収まり、雨をしのいで、飲んで 食べて、語らい、イベントを楽しみました。 

 

  雨の中、ブルーシートで覆い作業。シートの上を更にシートで覆う。

  左写真、煙を出す丸太は、乾燥したヒノキを玉切りし、断面にチェンソーで十字形に切り込みを入れ、その切り込みに火を付けコンロの代用にしたもの。

  2基仕立てて、ニンニクを焼いたり、湯を沸かしました。 

 

 

 まつたけ、身が締まっていて最上級の代物です。

 様々に持ち寄ったお酒にビール。 新潟越後の名酒 ”久保田”も。

 

 料理、ごちそう作りの準備も進み、和風オードブル、松茸のすまし汁、松茸ご飯、  お皿やお椀に盛り付けられていきます。

 お皿が並ぶその先に、花で飾られた有山さんの祭壇が。

 

 ”まつたけ祭り”の儀式、例年この儀式は尼吹山の顕彰碑に詣でていましたが、今年は雨故、三品さんが代表で香川山(基地に面した裏山)に上り、

 松茸の発生、豊作を祈願して、献酒しました。    (今年はまだ、来週頃には顔を見せるかも・・・、期待して)

 基地に戻って、全員が揃って乾杯!!!

 花に囲まれた祭壇から有山さんが笑顔で仲間達を見守ります。 

 

 お皿、メニューの品々、中野さん、事前下準備ご苦労様でした、ありがとうございます。皆さん、感謝を込めておいしく戴きました。

 ”焼き松茸”、焼き松茸専用の七輪です。7,8年前だろうか? 橋本さんらが、粘土から~基地の陶芸釜で焼いた自作の七輪です。同じもの、10個程作りました。

 

 午後になっても、雨は止みません。

 宴たけなわ、・・、コーヒーを頂いて、・・、 2時ころ、お開きとなりました。

 

 コロナ禍も全国的に落ち着いて来た中での今回の ”まつたけ祭り”、存分に解放された屋外、お互いにマスクの着用意識も薄れ、楽しく歓談していました。

 また、久々に例会に出席された方、お互いの無事を確認しあう場面も。

 長かった猛暑日から、一気に秋たけなわへ。 これからは、活動するには気持ちのいい爽やかな季節になります。

                                               記:大島

 

※ 古いブログ(2022年8月以前)は次のブログを見てください。

まつたけ山復活させ隊運動ニュース (goo.ne.jp)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ復活させ隊 NEWS LETTER 1629

2022-10-04 10:15:55 | マツタケの林地栽培

10月1日(土) 第808回 活動報告

メンバー: 大島 周田 藤井 三品 川崎 前田 大久保 松浦 西川 ハイン 女坂 柴山 山田 アトジ(ヒ)アトジ(マ) 関  計16名

///ヤマガラ班///

今日はシイタケ小屋の床用の木を山から伐ってベースキャンプに持って帰ってくるというミッションです。

ヤマガラ班はヤマガラ班のエリアの近くの山に向かいそこでまっすぐなヒノキ(まっすぐな部分が4.5m以上)を山道沿いから見つけては伐る作業です。

対象の木を見つけ(意外とまっすぐな木がない!)、伐ってから枝を払って山の斜面に沿って山道まで滑り下ろし、その後軽トラに積むという一連の作業です。

良い木を見つけてもきれいに倒れなかったり倒す向きがずれる場合も出てきます。

 

枝ぶりや周りの木との関係で伐っても思い通りの方向に倒れない場合もある。

伐った木は枝を払って道沿いまで滑り下ろす作業はいい斜面を使えば担いでおろすよりは楽ではあるが要領の要る作業。

途中で今回初めてのブログ担当で他の班の山の状況を見学。

近くの///川本班///は途中で道沿いの草刈りをOさんのみ。(右写真)

///阿山班///は途中まで行くがだれも見当たらず。

さらにひたすら歩いて///三輪班///に向かうがだれも見当たらず。

///三品班///はベースキャンプの上ですが歩き疲れて行くのを今回はパスしました。

ベースキャンプに戻ると伐ったヒノキが積まれていました。これを写真右側の小屋の床に使うようです。
今回初めてブログ担当をする西川(今春入会)です。

文章は少なくできるだけ画像中心にブログアップしたいと思います。よろしくお願いします。

 

※ 古いブログ(2022年8月以前)は次のブログを見てください。

まつたけ山復活させ隊運動ニュース (goo.ne.jp)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする