まつたけ山復活させ隊運動ニュース Part.2

松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる。

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1677

2023-09-30 01:34:10 | マツタケの林地栽培

                      9月29日(金)第855回活動報告

今日は全国広い地域で安定した晴天に、空気は乾燥するも、気温は京都で33℃・・と、天気予報。 予報通り、8月下旬並みの酷暑でした。

参加者は、前田・橋本・松浦・川崎・川本・大島・内田・西川・仲間・吉川・内本・三品・藤井(貞)・山田・まりこ・柴山・阿閉(仁)・阿閉(真)・中野・

松本・TAKE・ⅤERA・河原・北村 の24名の皆さんでした。

強い日差しも、林道に入ると立派なスギ林に日差しは遮られ、谷川の流れが涼しさを呼ぶ。

 

繁見峠を左に、・・今まで見過ごしてきた林道の土砂止め排水溝が、鋼鉄製の U字溝であることに、なぜか関心する。林道が出来て、年月を経ても、錆びて

朽ちることなく ”鋼” の輝きが残っていました。  林道の終点までの何か所も、すべて同じ鋼鉄のU字溝です。

更に、何の使用目的で、運び込まれたのか、峠の隅に、終点の手前に、線路で使用した ”枕木” が今なお朽ち果てず横たわって残っています。

 

ハイカーの、相互の思いやりを感じさせます。 林道から木野駅への入口にトラ模様のナイロン製ロープが張られていました。

 

ヤマガラ班: 

今日は、スクーターを含め、3台! D地区、現地に立ち入るも人影なし、・・・探すその先にメンバー5人、熱い日差しの中で作業中!

メンバーに割り振る作業区画を、長い巻き尺(50m巻?)を使って、ビニルテープを張って決めていました。

(すみません、5人で測量作業をしている写真、撮れていませんでした。)

 

川本班:

下草刈り、今日は班長の指導を受けて、松の枝払い。 写す先、このハサミで払っていた "ナンテンハゼ" 、外来種で、鮮やかな紅葉、街路樹や並木に植えられている。 が、実を食した鳥が運を運び、全国に蔓延。奈良の春日山、正面は芝で、伝統行事で山焼きされるが、山の稜線のすぐ裏側は、在来の芝・カヤは完全にナンテンハゼに駆逐されています。

鹿の ” けものみち” 。 川本班と旧三品班の境、積まれた藪の堤を横切る彼ら、定めた通り道として、日々通っているのだろう。

鹿の爪に付いていたであろう土(泥)の塊が、丸太の上に落ちて残っていました。 

 

山田班:

下草の始末、マットに集め、・・運び出す。 刈られた下草、下草自身の思い「こんなに大事に、優しく扱われて幸せです!」と。

ミニミニ里山の一角を思い浮かべるこの1枚(右の写真)。  林道脇の木立を通して見上げる松も順調に伸びています。

 

宮崎班:

上部に、たどり着くも、人影なし、下部へ。その尾根に、両脇を松に抑えられながらも懸命に真直ぐ伸びる「いつも気になる "ネズ"」 。 

ネズの成長は遅いけれど、その分、材は強靭です。   (小生の実家に、ネズを2つに割って作った3m程の ”はしご”  が今も残っています。)

基地に戻るメンバーの二人に、追いつきました。暑い炎天を、弱った腰を労りながら歩くKさんに歩調を合わせます。

歩く先の道脇のスギの木、樹皮の筋に沿って、樹液の固まりが宝石の数珠ように、木洩れ日を受けて輝く。 三人、その美しさに見入りました。

 

関班が設置した寒冷紗、今年の猛暑にその効果は厳しかったのでは。その先、旧三品班の地も、松の緑が覆ってきました。

基地の畑、アナグマの侵入で全滅した夏野菜、そして今、新たに秋、晩秋への作付け作業、とはいえ、見るからに暑そうな風景です。

下に設置のミツバチの巣箱、入口を開いて中の様子を見る仲間さん。内側の巣の構成が、向かって右側(北側)に偏っている、左(南)には殆ど無いようだ!と。

そして、その理由、右(南側)日差しの影響で暑く、避けたのでは?と。 来年の設置場所を腐心されていました。

 

昼食、今日のメニューはコロッケ・・・・、美味しく、毎回、多彩です。 ご馳走様でした。

メニューを、きれいに撮ってと言われましたが、こんな写し出来栄えですみません。

 

栗の収穫、大きな栗が "栗色" に輝いています。

 

10月13日は、恒例の「まつたけ感謝祭」、お世話されるメンバーの皆さんが、昼食後、当日の内容を相談されていました。

お世話になります、ご苦労様です。(相談している場、写し忘れました、すみません)

出席者名簿に、記入していない方は、来週の活動日 (10/7) に、記入、お忘れなく!!

 

(まつたけ山復活させ隊へのご連絡・お問い合わせは、右にあります ”コメント” 欄をお使い下さい。)

                                                 (記 大島)

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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1676

2023-09-24 09:58:48 | マツタケの林地栽培

9月23日(土)第854回活動報告

秋分の日。午前曇天・午後晴天。やっと気温が下がり始めたと感じるようになった。湿度も低く、山行きも楽しくなる。

参加者は、前田・橋本・山田・川本・大島・西川・福田・ハイン・濱本*・内田・周田・仲間・河原・藤井信行・三品・藤井貞子・宮崎・ムラギシ・アトジヒトミ・アトジマユミ・シバヤマの22名(*来年から京大院予定の学生さん)

朝10時。まずBCで足元を固める。と言ってもいつものことで、難しいことは話しません、おはようさん。

ハイン先生が濱本さんを連れて我々の山のボランティア活動を紹介された。まず玉城山で宮崎班長解説ノ図

玉城山上部。浪速のことなどを見物したいけれど、視界の中央の檜の一枝がどうも・・・。この枝だけ払ってしまおうと枝の地上高を計っているところ。5.5mでした。

林道のY路。ゲートの前に乗り捨てられた自転車のワッカは10輪ありました。さらに手前に電動1台、上部にももう一台ありましたね。

しげみの里では松林の整備作業

柴栗がはぜるのにはまだ間がありそうです。おさる・くまさんとの競争になるのかな。

雨のあとで、地上にも枯れ枝上にも普通のキノコは多い。

 

作業地に久しぶりに集まって、1m~のアカマツの鹿食害を観察して、下刈りをどうするか話しているところ。

玉城山やこの隣の川本班地のマツではそれほど食害は気にならないのだが・・・。ヒトが作業でうろうろして山にいくらかの匂いが残している場所では、鹿さんは不安になって長居したくなくなってしまうーという仮説は??

とすると、これは対面している斜面でヒトの匂いをふりまいているところか??

日本の山の木には皆名前がある。覚えておかにゃだめだとは続マンタロウ先生。

無事下山。愛用の自転車に戻ったのでした。

先週扉を開いたら、予想に反して昇天しているカミキリムシの姿は全く影カタチもなく、何者かが残さず喰ってしまったのかとも考えてたものでした(先週ブログ)。ところがアトジさんはこのあとで壁の穴(電力ケーブル用)が開いているのを発見、大いに嘆かれたのでした。真っ暗な中に一条の光さす穴。カミキリムシは当然こに集まって来たのでしょうなあ、ああ。

ハチさんのタワーマンション観察。お住まい中ですので今日の内見会は遠慮しました。

一号巣箱で回収のはちみつが発酵を始めた様子。掌でミードを醸すとは古代巫女さんの技だね。

BCの栗園は、おさるさんでもくまさんでもなく、ヒトさんの天下。

近い将来の農作業必需品。地球高温化はこのように迫ってくる、のか。

午後は畑の作業を始める人、香川山上部の植林地へ向かうグループ、(別のボランティア活動での)稲刈りなどが行われておりました。皆にようやく元気が戻って来た一日でした。

ではまた来週の活動日9月29日(金)にお会いしましょう。まつたけ祭の参加記入も始まるでしょうからご注意を。Wiedersehen!

(内田 記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1675

2023-09-15 20:26:50 | マツタケの林地栽培

9月15日(金)第853回活動報告

今日は曇りで終日蒸し暑い1日。例年なら秋風が吹く時期なるもそよともしない。

参加者:前田・大島・福田・橋本・内田・吉川・西川・川本・三輪・松浦・中野・アトジ(ヒ)・アトジ(マ)・ヤマダ・関・松本・VERA・TAKE・まりこ・シバヤマの20名。

【枯れ松伐採】BC入口右側 早朝作業 仲間達が出勤前の完了

ありがとうございます

【宮崎班】7~8年生の幼松の間引き

(これはあかんべ~をしているのではありません。

犬のように舌を出して体温調節しているのだとか。

不思議なお方・・・皆さん決して真似しないで)

これは枯れ葉を空中で操っているお方。やり方はご本人にお尋ね下さい

これは植えたトチの木。実を収穫するのは孫世代かな。

【山田班】枯れ松伐採整理

酒好きのYさんと筆者、作業の合間にしばし酒談義。

Yさんがイギリス旅行に行って飲んだウイスキーの美味しかったこと。ピートによってあの独特な香りが出る。又若い時に医者から言われたこと「酒は高い酒を飲め」。そういえば最近筆者がビールの後に飲むウイスキー「ブラックニッカ」700㎖で何と670円。50年位前も500~600円していた。ついつい飲み過ぎます(妙に納得)

【ヤマガラ班】D地区の整備

(若々しいな~ まだスキーが出来るのが納得出来ます)

【川本班】幼松の枝落しと間引き

(これで足元の心配無し 何事も準備が肝要です)

(作業後は師匠に色々質問も・・・)

【旧三品班初期エリア】

ここは15年前筆者が入隊した時に三品班長の指導下での活動地

懐かしさとその後のメンテナンスの良さで「あれ」が発生しそう

【開かずの倉庫】

了解得て開けてみると、あにはからんや!!カミキリ虫の跡は粉しか見つからず。でも賢い仲間達ですから答えが出るでしょう。

【今日も美味しい昼食を有難うございます】

★トピックス

①まつたけ情報:今朝の民放テレビで発生量が全国一の長野県に入るも山主談、今年は少雨と猛暑続きにて未だ1本も発生無し。他方同じ長野でも上田市は発生あり。香川山は果たして?

②阪神の「あれ」:野球好き(カープファン)の筆者としては取り上げない訳には。戦力的には特に投手力の充実、大竹・村上とか名前も聞いた事のない選手の大活躍。打者では1・2番の活躍と不動の4番大山の成長等投打のバランスが絶妙。でも最大の功労者は岡田監督でしょう。(18年前の優勝時も岡田さん)あの独特な話し方・言葉・表情等不思議なお方です。(藤山寛美を彷彿させる)今後は岡田流マネージメント術が人気になるのでは。

阪神優勝おめでとうございます。

経済効果も1,000億あるそうです。

                     川本 (記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1674

2023-09-11 12:06:49 | マツタケの林地栽培
9月9日(土)第852回 活動報告
参加者:川本、内田、前田、三輪、周田、松浦、橋本、西川、北村、山田、アトジ(ヒ)、アトジ(マ)、シバヤマ、河原 の計14名です。
 

9月になっても暑い日が続いています。数日前から少しはましになったようですが、まだまだです。

ベースキャンプには日傘が設置されていました。奥のストーブが恋しくなるのはだいぶ先のように思いますが、年々時間の進むのが早くなっているので、秋があっという間にすんで、すぐに出番かもしれません。

 

宮崎班は林道と玉城山の見回りです。林道のスギはあらためて見ると結構きれいで、搬出は楽と思いますが、それでも安い外材には太刀打ちできないのでしょうか。

 

カエルは背景によって色が変わるように思いました。

 

林道はイノシシによって荒らされているところがありました。

 

何かの食痕のようですが、よく分かりません。

 

山田班は枯れたアカマツの伐採です。伐採した後の搬出も大変です。

 

ヤマガラ班はアカマツ以外の雑木の伐採、処理です。ここは防鹿柵が設置されていてシカの被害はありませんが、同時にアカマツ以外の樹木の生長も盛んで、手入れが欠かせないようです。

 

シカの食害がないので、リョウブの幹の模様もきれいです。

 

川本班は下草の処理です。メンバーで場所を分けて作業をされています。

 

3月に植えたベースキャンプ裏山の耐性マツは、この夏を乗り越えて元気に育っています。10本ほどが枯れて、10本ほどがシカの仕業でしょうか、10センチほどで幹が折られています。

折られても葉は青々していますので、大丈夫のようです。

350本植えましたので、このままいけばきれいなマツ林が期待できそうです。

昼食後の畑の作業もはかどります。

 

畑の上のミツバチの巣箱には、以前はたくさん見られたミツバチは少なく、スズメバチがいました。色からするとオオスズメバチだろうと思います。巣の横に潜むように2匹いました。

 

入り口には一匹が中をうかがっていました。ネットで調べると入り口が小さくてスズメバチが入れなければ、大きな被害はないということですが、大丈夫でしょうか

 

1匹のミツバチが連れ去られてしまいました。

(北村 記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1673

2023-09-01 19:28:47 | マツタケの林地栽培

9月1日(金) 第851回活動報告

 風もほとんどない蒸し暑い1日でした。高齢者が多い中、とても山作業のできる環境ではありません。それでも午前中軽作業に出かけた班も。班によっては休業のところもありました。あまりムリしないようにしましょう。

本日の参加者は、前田、橋本、大島、関、川本、内田、福田、河原、吉川、松浦、TAKE、VERA、西川、松本、中野、北村、宮崎、柴山、阿閉 (仁)、阿閉(眞)、川崎の21名のみなさんでした。

今日金曜日はなでしこ班の炊き出しの日。みなさん、お手伝い。

レポート担当の筆者は班作業地の玉城山の様子を班のみなさんと見て歩いた後、各班の状況を見て回りました。

<玉城山 暫定宮崎班>
山へ行く途中の岩倉川では子供たちが水遊び中。かわいいです。

2WDの乗用車が入れるのはここまで。てくてく歩いて登ります。暑い💦。

林道脇の沢も枯れていました。

トチノキ

関さん施工の排水路。いい仕事してます。

ヒルに注意しながら尾根筋を調査。こんなに暑く、水不足では今年も厳しいか。
河原さん、シダ刈り取り中。

さらに上の第2整備地を見分しに行くメンバーとここで別れ、他班の取材へ。
<山田班>
は今日はベースキャンプでなでしこ班と厨房作業。もうほぼ整備は十分ですもんね。
繁見峠の半夏生が「すっぴん」になっておりました^^。

<川本班>


<旧三品班>
北村さんを探せ。さてどこでしょう?

<ヤマガラ班>
周回路づくりと獣除け粗朶垣作り。

水不足のためか、やはり林道沿いの沢(左)が干上がっていました。

こ、この飴はうわさの・・・

ホコリタケの仲間?あまりツッコまないでね。
「~の仲間」って便利な言葉^^;

目玉焼き名人。

今日はハンバーグ。

後片付けは奇数偶数月ごとに分担。


<コメント>はこちらまで

(宮崎 記)

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