まつたけ山復活させ隊運動ニュース Part.2

松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる。

まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1680

2023-10-21 22:19:57 | マツタケの林地栽培

10月21日(土) 第858回活動報告

 京都も漸く酷暑・少雨の夏が過ぎ、凌ぎやすい季節となりました。本日も気持ちの良い山作業日和でした。
 しかしこの夏の気象条件はマツタケにとっても酷だったようで、岩倉では未だに発生を見ません。長野や和歌山なども不作だそうです。一方で亡き吉村代表が15年にわたって啓蒙と整備努力を続けてこられた岩手県岩泉では豊作とのこと。温暖化で産地が北上しているという一面もあるのかもしれません。
 本日はカナダ/トロント大学から、文化人類学者(
Associate Professor)佐塚先生が、私たちの活動のフィールド調査に見えられました。何か得るところがございましたら幸いなのですが、いかがだったでしょうか?
 本日の参加者は、前田、橋本、仲間、ハイン、松浦、内田、佐塚、西川、三輪、柴山、河原、宮崎、周田、阿閉(仁)、阿閉(眞)、藤井(貞)の16名のみなさんでした。

<玉城山 宮崎班>
林道の排水溝の掃除と整備地のマツタケ発生調査。
先代、先々代班長から整備を続けて20年近く、そろそろ発生してもいい頃と少し期待はしましたが、やはり残念ながら発生は確認できませんでした。

マッタケさんには住み良い環境を整えてお待ち申し上げているつもりなのですが、残念ながら未だ入居されず。

この眺望がせめてもの癒し。

アミタケ、イグチなどそれなりにいろいろキノコは発生しているので、キノコにとって居心地の悪い環境ではないとは思いますが...。

宇宙人?いえいえキノコです

<澤田山 山田班>
枯損松の伐り出し、搬出。

<澤田山 ヤマガラ班>
粗朶類の掃除・搬出と、キノコとりわけアミタケがたくさん発生していたのでキノコ狩り。

アミタケはお昼のアミタケ汁でみなさんにふるまわれました。

<香川山BC>
本日はお弁当の日でしたが、お土産や差し入れがいろいろと。
カナダからの手紙、もとい特産メープルシロップ入りのお菓子類、沖縄からパイナップル、長野のゆべし、そして岩倉産アミタケの味噌汁などなど。


ハインさん、仲間さんの養蜂も一時、オオスズメバチの侵略に見舞われたそうですが、入口を金属板で補強する、トラップを仕掛けるなどの対策が功を奏し
順調のようです。

オオスズメバチは獰猛で、巣箱入り口のネットや木を齧ってこじ開け侵入してきたそうです。世界のあちこちで争いの絶えない人間界も似たような所が...。困ったものです。
侵略者たちのなれの果て。ミツバチ共和国のバックには強力な人間がついていたなどとは思いもよらなかったことでしょう。

侵略者というわけではないのですが、これからの季節になると決まって現れる迷惑者。
BCのど真ん中に陣取ってみなさんを待ち構えております

日本人の15%~50%がこのお方の犠牲者なんだとか。
(%に開きがあり過ぎますが、ネット情報も調査主体と調査方法によって錯綜しており、正確な%が不明なので最低~最高の推定値を併記しておきました)

最後に昨年までは多かれ少なかれ発生を見てきた香川山の現状。残念ながら本日時点での発生は無し。

(宮崎 記)

(まつたけ山復活させ隊へのご連絡・お問い合わせは、右にあります "コメント" 欄をお使い下さい。)                                       

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