まつたけ山復活させ隊運動ニュース Part.2

松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる。

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1700

2024-03-30 21:20:40 | マツタケの林地栽培

3月29日(金)第878回 活動報告

夜明け前まで強い雨。午前中から晴の予報だったが回復は遅れ、11時ころまで時々小雨も降った。南風で気温はかなり上昇した。

今日の参加名簿には、前田・河原・周田・内田・西川・川本・北村・ムラギシ・アトジヒトミ・アトジマユミ・中野・宮崎・吉川・三輪・三品・TAKE・VERA・松浦・まりこ・シバヤマ・マツモト の21名の名前がならんだ。

この日山に向かったのは、シゲミの里・やまびこ・宮崎班。ヤマガラの里班は先週に続いてしいたけ原木栽培の準備。川本組は期末の会計まとめ(監査)に忙しかった。なでしこはごちそうの準備に。これは大変だ。

10時、ひとしきりマツモト珈琲が賑わい、やがて各場所に散開。

BCでは軽の荷台の上でシイタケ原木のホダうち作業が進行。シイタケ菌は頑強で、多少の異物などには動じない。

やまびこ班は広い施業地を見回り、すっかり濡れたことでしょう。お疲れさまでした。

下は、時間が限られているのだけれどとにかく山に挨拶をしておこうと林道を進む宮崎班長。林道横の谷が広くなったのではないかと目をこすっている。

続いて目に飛び込んできたのは、大事だいじと鹿よけに波板で囲って育ててきた栃が昨夜の雨風で倒された姿。その上にはそれは美しい椿が咲いておりました。柵はこのあと杭を打ちなおして再建されました。玉城山ではコバノミツバツツジも咲いていました。宮崎班はこの後、忠在地町に中村先生(地史”洛北岩倉”の著者)を訪ねました。少し前まで岩倉の姿のとても興味深いお話を伺うことが出来ました

阿閉さんからはシゲミノ里に向かう林道を鹿が数頭過ぎったとの連絡がありました。香川山のBC斜面(薪の小屋の後ろ)で地上に出ている松の根の表面が何者かにかじられているのを前田さんが発見されていたのだけれど、彼らの仕業だったのか?

今日のごちそうも豪華版だった。焼き鮭・だし巻き卵・分葱のぬた・サラダ・お味噌汁。写真は2人前。吉川窯のご飯もおいしかったですね。上手だなあ。

食事の後はこのようにあとかたずけ迄するのが山の作法でありまして、もちろんいただききますの前には計功多少 量彼来処・・と唱えるのです(さすがにそれは嘘だろ!)

午後は安定した好天気になり、山に・BCに畑にと持ち場に展開して15時前に順次解散終了。

来週4月6日は会則に定める期末の総会です。

10時半~(山は午後にお願いします)BCでお会いしましょう。(内田記)

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 

2024-03-23 17:35:38 | マツタケの林地栽培

まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1699

3月23(土)第877回活動報告

今冬は本当に暖冬だったのか?と思うようなここ数日の寒暖の激しさ、春分の日を過ぎた21日に各所で雪が舞い一部では積雪も、桜の開花前線もお休み状態、あの有名な南予報士もカタナシかな。今日全国で初めて高知で開花があったようです。そんな中"吉村時代の伝統”か雨降りにもかかわらず以下の方〃が参加:前田・橋本・西川・周田・松浦・仲間・内田・川本・柴山の9名。

ヤマガラ班】事前に周知があったようで倉庫内でほだ木にシイタケの

 菌打ち作業 松浦・前田・橋本・周田・西川・仲間(助っ人)の面々

(作業段取り説明)

コナラのほだ木に40本弱の菌を打つ

即席コンビとは思えない程馬が合っている

 

これも雨降り作業の一つ

 

【かまど上部の屋根葺き替え】

橋本棟梁の作品 いつのまにか出来ていました(ありがとうございます)

 

 

野菜達には慈雨

 

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                            川本(記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1698

2024-03-16 19:42:27 | マツタケの林地栽培
3月15日(金)第876回 活動報告

参加者は 前田、橋本、ムラギシ、川本、周田、中野、内田、三輪、アトジ(ヒ)、アトジ(マ)、松浦、西川、大久保北村、ヤマダ、川崎、三品、吉川、まりこ、宮崎、松本、シバヤマ、VERA、TAKE の24名です。

奈良のお水取りが終わると春が来ると言いますが、昨日お水取りが終わって本当に温かくなり、今日は各班活発に活動していました。

宮崎班は伐採した枯損マツの整理です。

 

山田班は地かきです。

 

ヤマガラ班はD地区で防鹿柵の補修です。

 

更にその後、A地区で枯損マツを整理して、軽トラでベースキャンプに運びました。よく働かれます。

 

川本班はマツの枝打ちです。

 

三品班は玉城山でマツの間引きです。

 

また、澤田山で不要木の伐採と処理もしました。

 

なでしこ班の今日のメニューは、ロールキャベツと豚汁などです。ロールキャベツは家で作って既に用意されていました。

 

ご飯を炊くのは男性陣の仕事のようで、今日は高齢者に合わせて軟らか目とのこと。

 

ロールキャベツ、豚汁、サラダにお漬物もついています。

 

今日はぐんと気温も上がり、先日設置した巣箱にも、ミツバチがどんどんと出入りしていました。

 

ベースキャンプの裏山ではミツバツツジも開花です。

もうすぐ春ですね。~♪ちょっと気取ってみませんか。

(北村 記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1697

2024-03-10 10:05:19 | マツタケの林地栽培

3月9日(土) 第875回活動報告

「久々に 白化粧の山 戻り寒」(お粗末)
岩倉の山も一時、降雪があり、山作業は午前中で打ち止め。午後は4月総会に向けての運営委員会とBCでの諸作業で早めの終業となりました。
 地元岩倉にお住いのYさんが見学にお見えになりました。きっかけは新聞報道とブログを見てとのこと。せっかくの地元の宝の里山があまり活用されないまま、ほとんど放置状態であることを憂慮し、どのような可能性があるのかお仲間と思案・検討中とのことです。地元の若い方が里山の保全・活用に関心を持っていただけるのは大切でありがたいことです。
 本日の参加者は、
前田、橋本、大島、西川、松浦、川本、内田、北村、阿閉(仁)、阿閉(眞)、仲間、大久保、三輪、山岸、宮崎、山田、藤井、松本、TAKE、柴山、の20名のみなさんでした。

<玉城山 宮崎班>
見学のYさんを各班活動地にご案内しながら枝払いや下草の掃除中に突然の降雪。山の木々があっという間にナンジャモンジャのごとく白化粧。早々に下山しました。

<澤田山 山田班>
繁見峠に人影は見えず。雪も降りだしたので早々に他の作業場取材へ移動。

もう15年くらいたつでしょうか?朽ちかけの休憩所

<澤田山 川本班>
遠目に仲間さん?と見える方が雪が降り始める中作業中。

<澤田山 ヤマガラ班>
D区で春の「コバノミツバツツジを愛でる会(名目の野外宴会)」に向け急ピッチで環境整備中。
これが一段落すれば、新年度からA、B、C区を再度順次点検しながら、傷んだ鹿ネットの補修や下草刈り、感染松や枯損木などの除去作業に取り組む予定とのこと(班長談)。


<澤田山 やまびこ班>
3カ所の山に別れてある活動地のどこに出かけられているのか確認し忘れ取材できませんでした。すみません。活動内容とともに要請いただければ追加掲載します。

<香川山BC>
マツノマダラカミキリの留守宅
マツノザイセンチュウ感染を媒介するマツノマダラカミキリは主に松の老木の幹に寄生すると言われてますが、このような比較的上部の枝にも寄生することが分かります。感染木の除伐では枝部分にも注意を向けておく必要があります。
この枝の穴の様子では昨年以前にマツノマダラカミキリは巣立ちしてしまっており、もはや空き家。カミキリがマツノザイセンチュウを宿していれば、すでに他の健康な木に感染させてしまっている可能性大です。穴が開いてしまってからではすでに手遅れ。マツノマダラカミキリが巣立つ前の被寄生木を見分ける目が求められます。

※ ご意見・ご感想、ご質問等ございましたら右下の分かりにくい小さい字 ”コメント” をクリックいただくとコメント用のサブ画面が開きますのでそちらにご記入願います。

(宮崎 記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1696

2024-03-02 10:13:51 | マツタケの林地栽培

                     3月1日(金)第874回 活動報告

未明まで雨風で荒れた天気は、日差しが眩しいほどに回復、好天に恵まれました。

参加者は、前田、河原、川本、大島、松本、周田、松浦、内田、中野、橋本、北村、阿閉(仁)、阿閉(真)、宮崎、内本、山田、藤井(貞)、

三輪、柴山、TAKE、VERA、まり子、吉川、の 23名の皆さんでした。

 

ヤガガラ班(澤田山 ヤマガラの里): D地区の入口から見通す、その先で、メンバーは黙々と下草、藪の整備作業、大詰めです。

基地に戻った松浦さん、そのまま休む間もなく薪割に精を出す、斧を打ち下ろす瞬間です。

 

川本班(澤田山):冬が去り行く3月の日差しを爽やかに受け、今日は独り、藪と下草刈をしています。

 

山田班(澤田山 繫見の里): 松の生育過程、状況を管理していくため、一辺12m、144m2の区画を巻尺で定めていました。

 

宮崎班(玉城山):現地取材の最後、入口までたどり着くも、メンバーが作業している林道上部まで登る体力は、筆者限界に。

仕方なく入り基地付近で写真を2枚。 夏場には涼しく休息に快適な木陰と樹林。砂防堰堤と樹林の陽光です。

 

やまびこ班:玉城山で藪・下草の作業をされていましたが、巡回では、たどり着けませんできませんでした。

 

香川山:裏山に、こんな奇形をした松が、生命力を感じます。

基地全景、昼食準備中の炊事場から、釜戸の煙が上っています。

 

なでしこ班: 今日の昼飯、チラシ寿司! 皆さんが手伝います。

すし飯をすし桶(箱)に移す際に、ヒヤット! お釜が滑り、ご飯が零れ落ちる寸前でした。

盛り付け途上、配膳前、23人分の、お皿や鉢が並びます。豊富な具材の種類と量で盛り付けられた豪華なチラシ寿司、極めて美味。

お吸い物、更にお浸しの鉢も。        ・・・・ 戴きました、ご馳走様、ありがとう。

 (すみません、メニューの仕上がりを、アップで写すのを忘れてしまいました)

 

今日の取材、奮起して、ずっと気になっていた10年程前の現地を確認してきました。 鬼籍に入られた中広さん、中広班の作業現場の内の一つでした。

澤田山の林道から、岩倉愛宕神社・木野駅に通じるハイキングコースで尾根のピークに程近い現地。 林道から更に上ること20分程の距離です。

この先、この現地に行くのは、いつのことか? 皆さんの、多くの方々は、この現地の存在をご存じないことと思います。

ゆえに、記憶、記録に残したいとの思いで、写真に収めてきました。

林道からハイキングコースを登り始めて間もなく、他の班がかつて作業していた現場も、コースの北側斜面、松が順調に生長していました。

尾根のコースは当時も細く、根が露出していたりしていましたが、今は更に崩壊が進んでいました。

このコース、尾根道を、重たいホダギを一輪車に乗せ、シイタケ栽培地に搬出。 途中で一輪車から降ろして、そこから北斜面を栽培場所の谷まで

引きずり下ろす、きつい作業でした。

尾根のピーク近く、拠点、切り開いて松林へ。コース沿いに運び出した雑木や柴が当時、積み上げられていましたが、殆ど朽ちていました。

が、基地に運んで、柵や小屋の補修に使用する目的で運び出し集積した細いヒノキ(右の写真、右奥)は、朽ち果てずに残っていました。

この場所で、シイタケの原木を、チエンソーを使わず、ノコギリだけで切り出していた中広さん、想像に絶する作業だったと思います。

耐性松の苗も植えましたが、枯れたのか、見当たらず、自生して7年程の松が育っていました。雑木伐採、地掻きで日が当たり、休眠中の種から発芽!

主が去って、元の雑木林に戻っていくであろう現地、自生松が雑木に負けず、生長していくことを願うばかりです。

在のシイタケ栽培地に引き摺り下ろさたコナラの原木、周辺からも集め、その数1000本は優に超えていたと思います。

今は、ホダギを支えた支柱が朽ちて、倒れてきていますが、それでも、今なお、いくらかはシイタケが発芽している。

それは、太くて重たく、芯まで養分が詰まったホダギゆえのことだろう。 

当時、資材を置いていた場所はスギの大木の下にあった。

 

時を経た作業現場、朽ちるもの、生長するもの、その姿は生物共通、命の営みをつくづく感じます。

                                                (記 大島)

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