登校風景、上階から登校して来るまり子(戸田恵梨香)に挨拶する
修二(亀梨和也)。登校して来る、野ブタ・信子(堀北真希)を見ながら・・・
「髪を切って、結構可愛くなったと思うんだけどな
何で、野ブタの周りだけ、どんよりしてんだ?
あいつには何かが足りねぇんだよな・・・」
下駄箱から、上履きを出して、下に置くと、一緒に手紙が落ちてきた、拾って見た野ブタ
の顔色が見る見る、変化、手紙を投げ出して、腰を抜かす野ブタ。
体育館の裏で手紙を読み返す・・「すっ好きです。」???ラブレター?
「野ブタに足りないものねぇ・・
あっ!これか!これだよ。この男に媚びる様な声だ!
おーー!男にカワイク見せ様と、クネッと身体をひねって見せる技!
これだよ、男を引き寄せるテクニック!
そうかそうか野ブタに足りねぇのは男とのコミュニケーションだ!
つまり、恋の経験だ!・・・・恋か・・・」
「恋ねぇーー」声があって、二人で「おっ!」又「恋ねぇーー」「えっ!?」
お互い見つめ合う修二とシッタカ・植木誠(若葉竜也)
ー平山豆腐店ー
「まだ行かないのか?」一平(高橋克実)「靴履くの面倒くさいんだもん」彰(山下智久)
「何言ってんだいい若いもんが」「何か全てが、doでもいい感じ!」
「んーー恋でもしたか?あれだろ?前は一人でも平気だったけど、今はやたら一人
が淋しくてがたまらない、でもって、雑誌やCDをやたら買い込んで、夜一人時間を
つぶすんだけどーーーでもやっぱり淋しくなると思うんだよ!」
「だっちゃ!」「それが恋よ!」「おいちゃん凄いね!」「だって俺恋の現役生だもん」
「おいちゃん恋してんの?」「まっ!俺の場合は仕事だけどねぇ」「仕事か。」
「ほら!こんな所でぼやぼやしてていいのか?今頃ライバルがさ、よしっ今日こそ
告白してやろう!とか思ってるかもよ?あーー今ズボン履いたな、あーー右足靴に
突っ込んだかも、ほら、あっ!」
焦って膝をちゃぶ台にぶつけて、慌てて飛び出して行く「行って来ます!」「ほんもんだな。」
教室の前で手紙をしまい、入ろうと扉の前で教室の中のシッタカと目が合い、後ろから
入る、野ブタ、落ち込むシッタカ。その様子を見ていた修二、二人を交互に見ながら、
(えっ!えっえっえっえーーーっっ!!)
いつもの屋上に居る修二と野ブタを遠くからデジカメで撮る謎の女、口元に薄いホクロ!?
「俺次の作戦考えたんだけどさ、あいつは!?」指差す野ブタ、離れた場所で
「コン!」指で狐を作って、いつものポーズだが、そわそわ落ち着きが無い彰。
「いや、俺思ったんだけど、野ブタに決定的に足りない所ってキャピキャピ感
だと思うんだよねぇ」
「キャピキャピ感?」野ブタ
「こう、何かはじけてないっつうの・・・だからさっお前恋愛しろ!!」
「恋愛って!?」彰
「お前、恋愛いいぞ!肌ツルッツルになるらしいかんね!」
慌てて近づいて来て「ツルツルじゃん、充分じゃん、目ぇ悪いーんじゃん修二ちゃん」
「いや、うるせー、うるさいっ、しっ気を付けろ!」
「あのーー」とラブレターを出す野ブタ。」
「えっ?ラブレター?野ブタに?うそっ!えっ?おっ!?シッタカじゃん!!」
「うぇーうそじゃ!何でじゃ、これ?」足をぶつけて、「えっ痛ぇ痛ぇじゃん」
ー庭のコスモスの花びらで恋占いをするシッタカー
上から「いい相手ってあれですかーー」「いい相手ってあれですか?!」と叫んで、
修二に「何やってんだよ!」と引っ張られる彰。修二の上着を引っ張る野ブタ。
「私無理だと思う」「大丈夫だって、任せとけってなっな!」修二
「むり、むり、むり、」首を振る彰。二人と肩を組み「恋愛してこそ高校生だ!だろ?」
「そうだよ、明るく、正しい男女交際やってやろうじゃねぇの!?」
晴れ晴れとした表情の修二。
階段に腰掛ける、修二とシッタカ。
「ちょっとだけ、ちょっとだけね、いいかな?と思った訳よー」シッタカ
「俺も、ぶちゃけ、小谷ちょっといいかも?と思ってたの」修二
「うそっ!そうか、お前もそう思った、思ったかー」
「いや、さぁあいつ絶対時間経ったら人気出て来るから、今のうちに押さえておかなきゃ」
「だろっ!?だろっ!俺もそう思ったんだよ、俺もーー」「しっしっしーー」
「そっ!直ぐ人気出て来ると思うし、あっそうだダブルデートしようぜ!」
「ダブルデート!?」シッタカ
ー家庭科室ー
まり子の指に刺さった棘?ゴミ?を針で突いて取ろうとする修二。
「ダブルデート!?」まり子「うん、お弁当とか持って行くのもいいかなぁと思ってさ」
「うん、でもホントかなー?」「何言ってんだ、ホントだ!っつってんの」
「だっていつもさぁ約束しても修二ドタキャンなんだもん」
「おーし取れた!」「あっホントだ!凄い修二こういうの上手いよね?」
「だから俺に任せとけ、!つってんの」「うん。」
ー屋上ー
「デート!?」野ブタ
「いや別にそういう大袈裟なもんじゃないしさ、俺も一緒に行くし、大丈夫・・」
「でも、わ、私デートなんかした事ないし・・」
「じゃ、尚更だよ、だってこのまま誰とも付き合わずにさ一生一人で寂しい人生
送るつもり?」
逃げて行く野ブタ、追いかけようとして、階段に弁慶をぶつけて、悶絶する修二。
教室の前の廊下で偶然シッタカと会い、立ち止まる二人、角を曲がる所で二人に気付き
隠れて見る修二。
「近寄れ、もっと近寄れ、近寄れよ早く!あれっ?ばかばかばか逃げんな、
逃げんなよ、ばかばかばか・・逃げたーー」
シッタカが一歩近づくと、野ブタが一歩後ずさり、一歩、一歩、一歩で結局逃げた。
何も無かった様に廊下に出て来る修二に「修二!俺やっぱり嫌われてるみたいー」
「何、どうしたの?いやーそれはさぁ彼女なりのお前に対しての好きっていう
表現だと思うよ!」
クラスメートが出て来て「彼女なりに好きって何!?」誰が誰を好きなのか、大騒ぎ
「もしかして、シッタカ!?」「小谷だよ、今、小谷にフラレてたでしょ?」
「えーー小谷さんの事好きなの?」「で、フラレたのー?」
「いやっ!フラレたんじゃなくて、これからなの!!」修二
「それってさ、これからフラレるって事!?」シッタカ
「ちが、ちが、違うよ!」修二
「シッタカー!お前趣味悪過ぎ!!」バンドー「小谷の何処がいいんだよ!」
「好きになるっていうのは!」修二のあまりの大声にシ~ンと静まる教室。
「う、つ、く、しい、事じゃん。」「うんうんうん」一同納得。
教室の扉の前で、複雑な表情の彰。
商店街のアーケードを歩く修二、彰、野ブタ。
ダブルデートに行こうと、誘う修二に彰が「行かん、行かん」全否定。
「行くだろ?」修二に覗き込まれて、頷く野ブタ。
「よし、頑張るぞ!」と肩を組む修二の手をほどいて「やだ!すけべ!いかないよねぇ?」
その背後からデジカメでカシャ!(謎の女今度は目のアップ)
フラッシュに気付いて3人が振り向きますが、姿なし。
「あーは、あーは、あははははははは、あーは、あーは、あはははははは」
商店街に響き渡る不気味な笑い声「この笑い声聞くと、不吉な事が起るのよ~ん」
「デート上手くいかんかもね」彰
学校では、セバスチャン(木村祐一)黒木(たくませいこ)や、校長(不破万作)までが
この声に怯えています。又悪い事が起ったらと不安顔。
ベランダで「うちのクラスではありません様に」と祈る横山(岡田義徳)。
「教頭・キャサリン(夏木マリ)の笑い声に聞こえないかと、横山、みな同意。
その時、電気が消えて、真っ暗に、慌てて走り出す先生達。
ー屋上ー
翌日デートのシュミレーションをする3人。ノリノリの修二に勿論、気の進まない彰
もしシッタカに迫られたら、やんわり断れと、言って抱きつこうとする修二を慌てて
止める彰、いざ自分がやろうとすると、緊張か体が強張って思うように動かない
男同士でやって見せた方が、客観的でわかりやすいと、再開。
所がそれを、横山に見られ、「大丈夫!俺は口が堅いから!」とすっかり誤解されてしまう
廊下でまり子とデートの打合わせをする修二。(今度は開かないビンの蓋に挑戦中。)
小谷とシッタカをくっつける訳だから、まり子がいると、小谷のダメな部分が目立つ
のではないかと不安を口にする修二。
めちゃくちゃ悪い女を演じて、小谷さんの引き立て役をするというまり子。
「いや、むりむりむり」修二。「貸して」蓋を開けるまり子。
「すっげー!」修二「任せて!」まり子。
デートのポイントを聞く修二それは「今日は楽しかった」という言葉で、しかも
心から言わなければ意味がないと、まり子。心か、、と納得の修二。
ーデート当日ー
何故か平山豆腐店で弁当を作る修二、出来上がった弁当を確認して準備する修二と野ブタ
「お前等デートで、俺は家か!?」ふて腐れる彰。
デートに、向かう途中も、練習に余念が無い修二、「今日は楽しかったです。」
「はい、言ってみぃ」「きょ、今日は楽しかったです」もう少し明るく?
手を繋ぐ練習!と手を繋ぐ。飛び出して行きそうな勢いの尾行の彰。
3人が待っている、待ち合わせ場所に歩いて行く野ブタ。
「おはよう」修二「今日はよろしくね」まり子「今日は、た、た楽しかったです。」
と頭を下げる野ブタ。「???」3人「と、いう一日にしたいんだよな?なっ!」修二
「よし、じゃぁ行こうか!」歩き出す4人。「コン!」付いて行く彰。
ショッピングをして歩きますが、自然な修二とまり子に比べぎこちないシッタカと野ブタ。
まり子の手を握り、合図して、催促する修二。
4人の後を追う彰の前に突然「しとしとぴっちゃん♪しとぴっちゃん♪」と歌いながら
ゴーヨク堂店主(忌野清志郎)「配達中に候」ののぼりのついた、まさに大五郎の乳母車
を押して、彰を見つけると「御主、素敵な昆虫図鑑は如何かな?」「いっ一億!?」
公園で、テーブルにお弁当を広げる4人、追いかける彰の手には紛れも無くあの図鑑!!
(修二の手作り)野ブタの弁当に感動する、シッタカ、まり子のお弁当を開けると
焦げた卵焼き・・・かなり引くシッタカ、「お前毎日あんなの食ってんの?」
「そうだよ。」と修二。
「修二、お茶は?」「あーーお茶ね、」と水筒から出そうとすると、
「コンビニのじゃなきゃ、やだ!」「あっそうか。」「買って来て!」「うん、買ってくる」
「あったかいやつね」悪い女モードのまり子。修二が行くと、シッタカの弁当から
「これ頂戴!」とおかずを取って食べた。まり子の演技に気付く野ブタ。
みんなの様子を見ながら例の図鑑を開くと(カブトムシの幼虫!?)かなり特大。
しかも、ふきだしに「おっぱいくだちゃい」とあります。「うわーキモイ!」彰
コンビニから戻った修二は木陰に潜んで、尾行の彰を見つけます。「何で居るんだよ」
「奇遇なのーー」絶対邪魔すんなと修二「あっ!あんなにくっついてるーー」彰
「これで成功の確率99.99999%だ!」修二。
昼食の後分かれる2組。「修二ってさ小谷さんのお父さんみたいだね?」まり子
「えっ!お父さん!?ショックだーー」修二
喉が渇いてないかと飲み物を買いに行くシッタカ。離れた場所から野ブタを見る彰
後ろのシッタカを気にしつつ、「のっ野ブタパワー注入!」ポーズ。野ブタ。
「バッカだなーお前は今、デートの最中!?」彰。
電車を待ちながら、「あの2人うまくいくかな?」まり子
「大丈夫だよ、まり子の悪人ぶりスゲー良かったし」
「えへっ・・・今日は楽しかったです」「うん・・。」
「心籠もってなかったかなー?」
水族館で魚を見るシッタカと野ブタ手を繋ぐシッタカ、後ろで見ていて「彰ショック!」
水槽の前で映画の話をしていると、そばでおじいさんがいきなり倒れて、吐き出してしまう
直ぐに、駆け寄る野ブタ「大丈夫ですか?どうしよう?」おろおろするシッタカ。
「取り合えず救急車!」彰が走って来て、「俺が呼ぶのよーん!」おじいさんの吐瀉物
を手で拭う野ブタ「私のカバン取って。」野ブタのカバンを渡そうとして手が触れて
「汚ねぇっ」とてを引っ込めたシッタカ。凍りつく野ブタ。
彰、シッタカに指でピストルを撃つ真似。
「ちっ違うそうじゃなくて、そのおじいさんを触った手だから・・」
「水族館の人呼んで来る」彰
ー救急車の中ー
彰が「全然汚くないだっちゃ!」と野ブタの手を自分の頬に当てた。「ほら見て」
掌を広げて、「とっても優しい手じゃないか」そっとおじいさんを撫でながら
「なっおじいちゃん?」優しい彰。
ー水族館で呆然とするシッタカー
ー病院ー
「一生懸命やってくれたのにごめん」「デートの事か?」
「あたしの為に上原さんまで頑張ってくれたのに・・」
「野ブタのせいじゃないじゃんか?」
「でも私がもっと上手くやれば、期待の応えたかった上手くいってみんなに
ありがとうって言いたかった。」
おじいさんはお酒の飲み過ぎで、今はもう大丈夫だと看護士さんに教えて貰い
ホッとする二人。
病院を出ると、彰が「空きれいだね」
「うん、キャッチボールしたい様な空、した事無いけど・・・」
キャッチボールする彰と野ブタ。
「私はいつも二人にボールを投げて貰ってばかりなんだよね
でも、受けるのが精一杯。
だからいつか、そのボールを投げ返したいと思ってる・・・。
二人のグローブにスポンて届く様に投げ返せたら
気持ちいいだろうな・・・。」
落ち込んで足取りの重い野ブタ。
修二が帰宅すると、母・伸子(深浦加奈子)出張から帰って、爆睡していた。
寝言でオクラと言ったらしく、弟・浩二(中島裕翔)が買って帰って来たすると今度は
「ブロッコリー!?」再び買いに行かされる浩二。結局伸子は起きず、3人で食事
しかし肉なしシャブシャブ!?「肉は?」「母さん起きないから無期限延期!」と父
悟(宇梶剛士)「えー肉食べたかった!」浩二すると伸子
「肉!にくにくにくはっはっはっは」と寝言。
布団の中で野ブタの手を握った事を思い出し大胆だった、顔が見れないと
恥ずかしがって大騒ぎする彰。下で「若者は一人悶々としてる訳だ」と一平。
翌日学校では壁という壁にビラが貼られ、屋上からばら撒く謎の女。
何これ!?「驚くべき小谷信子の男関係」
「今度の餌食は2-B植木くん」などの見出し。
「こういうのキライなのー」ビラを剥いで行く彰。野ブタも2-B前の
廊下のビラを取っている。
シッタカも来たが、男子生徒に教室に連れて行かれる。
美術室でビラの事とシッタカについて話す修二。
「でもシッタカは野ブタの事汚ねえって言ったんだぜ」彰
「だからそれはあいつも反省してんだ、もう、あいつの事許してやって欲しいんだよね」
「まだ、怒ってんの?」
「やっ、やっぱり好きでもない人と付き合うのは良くないと思う」
何言ってるんだ、みんなやってることだ、人気者になりたくないのかと修二
「別に」「はぁ?」「俺ばかみたいじゃん」カチンと来て怒る修二
こんなビラが出回って誰にも相手にされなくなると修二
「お前そのビラ信じてるのか?」彰
「信じてるとか、信じてないねぇとか、信じてるけど・・」
「ビラが出回って、野ブタの価値が下がるから、今の内に叩き売れ!!って俺には
そういう風に聞こえんだけど・・」
「野ブタは野ブタじゃん、ビラ出回ったってここに居るには俺等の知ってる
野ブタだし何も変わって無いじゃんか!!」
「あーは、あーは、あはははははは・・・」あの笑い声。
冷たい表情で二人を見て、ビラを投げ捨てて出て行く修二。
教室ではビラの話題で持ち切り、野ブタはもちろん、まり子までが、噂の的に
「小谷も小谷だけど、上原まり子も相当感じ悪いらしいぜ!」
「あの先輩自分でお弁当作ってないんだって」まり子に会いに行く修二
変な噂がたってごねんと・・。「あーいいよ、本当のことは修二が知ってるからいいの」
「本当の事は誰か一人が知っててくれればそれでいい。私の事は修二が知ってるから
それでいいの」とまり子。
自転車で帰る途中、キャサリンがあの笑い声の犯人「九官鳥」を捕まえて木の上から
降りて来た。「鳥だったんだー?」修二
「冷静沈着な桐谷修二も噂如きに惑わされたか?あっねぇこういうのにも
惑わされたりしてる?」とビラを出す。
「桐谷恐れるなこれは、ただの紙切れだ、紙切れ!あはははは」去って行くキャサリン
橋の上で空を見つめる父、母が乗った飛行機がここを通るという。
こんなに会えなくて、結婚した意味があるのか?と聞くと、大有りだと父、
かっこ悪い所とか、情けない所とかそういうのを知っててくれる人がこの世に一人でも
居てくれるだけでいいと父。
飛行機に向かい「のぶたん!」と手を振る父、驚く修二に昔そう呼んでいたと父。
「し・ゅ・う・じくん!」彰がついて来いと修二を連れて、野ブタの尾行。
タロ吉(犬)相手に笑顔の練習。
ここで、神社にお参り。
買いもしないのに野菜を眺める。
花屋のおばさんと話して・・。
公園で歌いながらビラを縦にぴりぴり破いていく野ブタ。
「俺達ってさぁ野ブタの事全然知らないよねっていうか知ろうと思ってなかったしょ
野ブタの願い何だか知ってる!?いつか人気者になってお前にありがとう!って
言うことなんだっちゃ!」
「野ブタ!?修二くんがお前に話があるってよ」
ビラを丸めて「俺やっぱりさ、俺がお前を人気者にしたい!」丸めたビラを放り投げる
修二、キャッチする野ブタ。
(そして、普通の女の子みたいに、くだらねえ事で
お腹の皮がよじれる位
涙流して笑う所を見てみてーんだよ!)
キャッチボールをする修二と野ブタ。
「ビラはいう通りただの紙切れになって
デートは予想外の展開を見せた。」
「小谷さん、小谷さんが助けてくれたの家のおじいちゃんなんだ。」蒼井かすみ(柊留美)
「あっそうなんだ」
「ありがとう、おじいちゃん凄い喜んでたんだ、今度顔見せてあげて、絶対喜ぶから」
「うん。」
「野ブタに友達が出来た。
俺は今、理由もなく思っている・・負けたくない!!
人の幸せを素直に喜べねぇ奴にだけは
俺は絶対に負けたくない!!」
一緒に帰るかすみと野ブタ。
カラスが不気味に飛んで行きます。
謎の女の露出がだんだん多くなってきて、口元に、薄いホクロがありました。
出演メンバーにも、動きの出て来た、「野ブタ」。
まり子をいい人っぽくアピールしたのも、何かの演出ではないかと、
勘繰ってみたり・・
もちろん、かすみが一番怪しくなったのは事実ですけど・・
例えば、野ブタが転校してくる前はバンドー達のイジメの対象がかすみだったとか・・
人気者のまり子も、修二も気に入らないとか、色々考えられそう・・
だけど、説明付かないのは、あの、ビラ、あれ単独犯だったら、
人間じゃないかも?です。
これ、結構謎ですけど、ドラマ故、後で何とでも出来るから、普通に推理は
難しそうです。
野ブタは相変わらず、一生懸命で、修二も相変わらず、一度は切れてみて、
周りのフォローで、帰ってくる!みたいな?
そして彰は相変わらず、カッコよかったね!?この人原作には居ない人らしいですが、
こういう、何事にも流されない人がいると、安心して見れますね。
そういう意味では、このドラマ脇にとっても安心できるキャラクターが
揃っているので、安心して見れるかもです。
それにしても話は変わりますが、「汚い」と言われた事より、
困ってる人を見た時の態度が、シッタカ、
人間としてどうよ!?って話ですよね?
あれ、後でどんなフォローしても、好きとか嫌いの前に大事と思います。
所謂、価値観ですよね、ここがずれてると、修正難しいかもですよ。
もちろん、その上で好きじゃないと・・ですけどね。
それから気になってた一億円の「昆虫図鑑」買ったのかな?借りたのかな?
まさか、貸してくれる訳ないよね?彰のカードブラックカードだったかな?
とっても、気になるざんすぅ。
修二(亀梨和也)。登校して来る、野ブタ・信子(堀北真希)を見ながら・・・
「髪を切って、結構可愛くなったと思うんだけどな
何で、野ブタの周りだけ、どんよりしてんだ?
あいつには何かが足りねぇんだよな・・・」
下駄箱から、上履きを出して、下に置くと、一緒に手紙が落ちてきた、拾って見た野ブタ
の顔色が見る見る、変化、手紙を投げ出して、腰を抜かす野ブタ。
体育館の裏で手紙を読み返す・・「すっ好きです。」???ラブレター?
「野ブタに足りないものねぇ・・
あっ!これか!これだよ。この男に媚びる様な声だ!
おーー!男にカワイク見せ様と、クネッと身体をひねって見せる技!
これだよ、男を引き寄せるテクニック!
そうかそうか野ブタに足りねぇのは男とのコミュニケーションだ!
つまり、恋の経験だ!・・・・恋か・・・」
「恋ねぇーー」声があって、二人で「おっ!」又「恋ねぇーー」「えっ!?」
お互い見つめ合う修二とシッタカ・植木誠(若葉竜也)
ー平山豆腐店ー
「まだ行かないのか?」一平(高橋克実)「靴履くの面倒くさいんだもん」彰(山下智久)
「何言ってんだいい若いもんが」「何か全てが、doでもいい感じ!」
「んーー恋でもしたか?あれだろ?前は一人でも平気だったけど、今はやたら一人
が淋しくてがたまらない、でもって、雑誌やCDをやたら買い込んで、夜一人時間を
つぶすんだけどーーーでもやっぱり淋しくなると思うんだよ!」
「だっちゃ!」「それが恋よ!」「おいちゃん凄いね!」「だって俺恋の現役生だもん」
「おいちゃん恋してんの?」「まっ!俺の場合は仕事だけどねぇ」「仕事か。」
「ほら!こんな所でぼやぼやしてていいのか?今頃ライバルがさ、よしっ今日こそ
告白してやろう!とか思ってるかもよ?あーー今ズボン履いたな、あーー右足靴に
突っ込んだかも、ほら、あっ!」
焦って膝をちゃぶ台にぶつけて、慌てて飛び出して行く「行って来ます!」「ほんもんだな。」
教室の前で手紙をしまい、入ろうと扉の前で教室の中のシッタカと目が合い、後ろから
入る、野ブタ、落ち込むシッタカ。その様子を見ていた修二、二人を交互に見ながら、
(えっ!えっえっえっえーーーっっ!!)
いつもの屋上に居る修二と野ブタを遠くからデジカメで撮る謎の女、口元に薄いホクロ!?
「俺次の作戦考えたんだけどさ、あいつは!?」指差す野ブタ、離れた場所で
「コン!」指で狐を作って、いつものポーズだが、そわそわ落ち着きが無い彰。
「いや、俺思ったんだけど、野ブタに決定的に足りない所ってキャピキャピ感
だと思うんだよねぇ」
「キャピキャピ感?」野ブタ
「こう、何かはじけてないっつうの・・・だからさっお前恋愛しろ!!」
「恋愛って!?」彰
「お前、恋愛いいぞ!肌ツルッツルになるらしいかんね!」
慌てて近づいて来て「ツルツルじゃん、充分じゃん、目ぇ悪いーんじゃん修二ちゃん」
「いや、うるせー、うるさいっ、しっ気を付けろ!」
「あのーー」とラブレターを出す野ブタ。」
「えっ?ラブレター?野ブタに?うそっ!えっ?おっ!?シッタカじゃん!!」
「うぇーうそじゃ!何でじゃ、これ?」足をぶつけて、「えっ痛ぇ痛ぇじゃん」
ー庭のコスモスの花びらで恋占いをするシッタカー
上から「いい相手ってあれですかーー」「いい相手ってあれですか?!」と叫んで、
修二に「何やってんだよ!」と引っ張られる彰。修二の上着を引っ張る野ブタ。
「私無理だと思う」「大丈夫だって、任せとけってなっな!」修二
「むり、むり、むり、」首を振る彰。二人と肩を組み「恋愛してこそ高校生だ!だろ?」
「そうだよ、明るく、正しい男女交際やってやろうじゃねぇの!?」
晴れ晴れとした表情の修二。
階段に腰掛ける、修二とシッタカ。
「ちょっとだけ、ちょっとだけね、いいかな?と思った訳よー」シッタカ
「俺も、ぶちゃけ、小谷ちょっといいかも?と思ってたの」修二
「うそっ!そうか、お前もそう思った、思ったかー」
「いや、さぁあいつ絶対時間経ったら人気出て来るから、今のうちに押さえておかなきゃ」
「だろっ!?だろっ!俺もそう思ったんだよ、俺もーー」「しっしっしーー」
「そっ!直ぐ人気出て来ると思うし、あっそうだダブルデートしようぜ!」
「ダブルデート!?」シッタカ
ー家庭科室ー
まり子の指に刺さった棘?ゴミ?を針で突いて取ろうとする修二。
「ダブルデート!?」まり子「うん、お弁当とか持って行くのもいいかなぁと思ってさ」
「うん、でもホントかなー?」「何言ってんだ、ホントだ!っつってんの」
「だっていつもさぁ約束しても修二ドタキャンなんだもん」
「おーし取れた!」「あっホントだ!凄い修二こういうの上手いよね?」
「だから俺に任せとけ、!つってんの」「うん。」
ー屋上ー
「デート!?」野ブタ
「いや別にそういう大袈裟なもんじゃないしさ、俺も一緒に行くし、大丈夫・・」
「でも、わ、私デートなんかした事ないし・・」
「じゃ、尚更だよ、だってこのまま誰とも付き合わずにさ一生一人で寂しい人生
送るつもり?」
逃げて行く野ブタ、追いかけようとして、階段に弁慶をぶつけて、悶絶する修二。
教室の前の廊下で偶然シッタカと会い、立ち止まる二人、角を曲がる所で二人に気付き
隠れて見る修二。
「近寄れ、もっと近寄れ、近寄れよ早く!あれっ?ばかばかばか逃げんな、
逃げんなよ、ばかばかばか・・逃げたーー」
シッタカが一歩近づくと、野ブタが一歩後ずさり、一歩、一歩、一歩で結局逃げた。
何も無かった様に廊下に出て来る修二に「修二!俺やっぱり嫌われてるみたいー」
「何、どうしたの?いやーそれはさぁ彼女なりのお前に対しての好きっていう
表現だと思うよ!」
クラスメートが出て来て「彼女なりに好きって何!?」誰が誰を好きなのか、大騒ぎ
「もしかして、シッタカ!?」「小谷だよ、今、小谷にフラレてたでしょ?」
「えーー小谷さんの事好きなの?」「で、フラレたのー?」
「いやっ!フラレたんじゃなくて、これからなの!!」修二
「それってさ、これからフラレるって事!?」シッタカ
「ちが、ちが、違うよ!」修二
「シッタカー!お前趣味悪過ぎ!!」バンドー「小谷の何処がいいんだよ!」
「好きになるっていうのは!」修二のあまりの大声にシ~ンと静まる教室。
「う、つ、く、しい、事じゃん。」「うんうんうん」一同納得。
教室の扉の前で、複雑な表情の彰。
商店街のアーケードを歩く修二、彰、野ブタ。
ダブルデートに行こうと、誘う修二に彰が「行かん、行かん」全否定。
「行くだろ?」修二に覗き込まれて、頷く野ブタ。
「よし、頑張るぞ!」と肩を組む修二の手をほどいて「やだ!すけべ!いかないよねぇ?」
その背後からデジカメでカシャ!(謎の女今度は目のアップ)
フラッシュに気付いて3人が振り向きますが、姿なし。
「あーは、あーは、あははははははは、あーは、あーは、あはははははは」
商店街に響き渡る不気味な笑い声「この笑い声聞くと、不吉な事が起るのよ~ん」
「デート上手くいかんかもね」彰
学校では、セバスチャン(木村祐一)黒木(たくませいこ)や、校長(不破万作)までが
この声に怯えています。又悪い事が起ったらと不安顔。
ベランダで「うちのクラスではありません様に」と祈る横山(岡田義徳)。
「教頭・キャサリン(夏木マリ)の笑い声に聞こえないかと、横山、みな同意。
その時、電気が消えて、真っ暗に、慌てて走り出す先生達。
ー屋上ー
翌日デートのシュミレーションをする3人。ノリノリの修二に勿論、気の進まない彰
もしシッタカに迫られたら、やんわり断れと、言って抱きつこうとする修二を慌てて
止める彰、いざ自分がやろうとすると、緊張か体が強張って思うように動かない
男同士でやって見せた方が、客観的でわかりやすいと、再開。
所がそれを、横山に見られ、「大丈夫!俺は口が堅いから!」とすっかり誤解されてしまう
廊下でまり子とデートの打合わせをする修二。(今度は開かないビンの蓋に挑戦中。)
小谷とシッタカをくっつける訳だから、まり子がいると、小谷のダメな部分が目立つ
のではないかと不安を口にする修二。
めちゃくちゃ悪い女を演じて、小谷さんの引き立て役をするというまり子。
「いや、むりむりむり」修二。「貸して」蓋を開けるまり子。
「すっげー!」修二「任せて!」まり子。
デートのポイントを聞く修二それは「今日は楽しかった」という言葉で、しかも
心から言わなければ意味がないと、まり子。心か、、と納得の修二。
ーデート当日ー
何故か平山豆腐店で弁当を作る修二、出来上がった弁当を確認して準備する修二と野ブタ
「お前等デートで、俺は家か!?」ふて腐れる彰。
デートに、向かう途中も、練習に余念が無い修二、「今日は楽しかったです。」
「はい、言ってみぃ」「きょ、今日は楽しかったです」もう少し明るく?
手を繋ぐ練習!と手を繋ぐ。飛び出して行きそうな勢いの尾行の彰。
3人が待っている、待ち合わせ場所に歩いて行く野ブタ。
「おはよう」修二「今日はよろしくね」まり子「今日は、た、た楽しかったです。」
と頭を下げる野ブタ。「???」3人「と、いう一日にしたいんだよな?なっ!」修二
「よし、じゃぁ行こうか!」歩き出す4人。「コン!」付いて行く彰。
ショッピングをして歩きますが、自然な修二とまり子に比べぎこちないシッタカと野ブタ。
まり子の手を握り、合図して、催促する修二。
4人の後を追う彰の前に突然「しとしとぴっちゃん♪しとぴっちゃん♪」と歌いながら
ゴーヨク堂店主(忌野清志郎)「配達中に候」ののぼりのついた、まさに大五郎の乳母車
を押して、彰を見つけると「御主、素敵な昆虫図鑑は如何かな?」「いっ一億!?」
公園で、テーブルにお弁当を広げる4人、追いかける彰の手には紛れも無くあの図鑑!!
(修二の手作り)野ブタの弁当に感動する、シッタカ、まり子のお弁当を開けると
焦げた卵焼き・・・かなり引くシッタカ、「お前毎日あんなの食ってんの?」
「そうだよ。」と修二。
「修二、お茶は?」「あーーお茶ね、」と水筒から出そうとすると、
「コンビニのじゃなきゃ、やだ!」「あっそうか。」「買って来て!」「うん、買ってくる」
「あったかいやつね」悪い女モードのまり子。修二が行くと、シッタカの弁当から
「これ頂戴!」とおかずを取って食べた。まり子の演技に気付く野ブタ。
みんなの様子を見ながら例の図鑑を開くと(カブトムシの幼虫!?)かなり特大。
しかも、ふきだしに「おっぱいくだちゃい」とあります。「うわーキモイ!」彰
コンビニから戻った修二は木陰に潜んで、尾行の彰を見つけます。「何で居るんだよ」
「奇遇なのーー」絶対邪魔すんなと修二「あっ!あんなにくっついてるーー」彰
「これで成功の確率99.99999%だ!」修二。
昼食の後分かれる2組。「修二ってさ小谷さんのお父さんみたいだね?」まり子
「えっ!お父さん!?ショックだーー」修二
喉が渇いてないかと飲み物を買いに行くシッタカ。離れた場所から野ブタを見る彰
後ろのシッタカを気にしつつ、「のっ野ブタパワー注入!」ポーズ。野ブタ。
「バッカだなーお前は今、デートの最中!?」彰。
電車を待ちながら、「あの2人うまくいくかな?」まり子
「大丈夫だよ、まり子の悪人ぶりスゲー良かったし」
「えへっ・・・今日は楽しかったです」「うん・・。」
「心籠もってなかったかなー?」
水族館で魚を見るシッタカと野ブタ手を繋ぐシッタカ、後ろで見ていて「彰ショック!」
水槽の前で映画の話をしていると、そばでおじいさんがいきなり倒れて、吐き出してしまう
直ぐに、駆け寄る野ブタ「大丈夫ですか?どうしよう?」おろおろするシッタカ。
「取り合えず救急車!」彰が走って来て、「俺が呼ぶのよーん!」おじいさんの吐瀉物
を手で拭う野ブタ「私のカバン取って。」野ブタのカバンを渡そうとして手が触れて
「汚ねぇっ」とてを引っ込めたシッタカ。凍りつく野ブタ。
彰、シッタカに指でピストルを撃つ真似。
「ちっ違うそうじゃなくて、そのおじいさんを触った手だから・・」
「水族館の人呼んで来る」彰
ー救急車の中ー
彰が「全然汚くないだっちゃ!」と野ブタの手を自分の頬に当てた。「ほら見て」
掌を広げて、「とっても優しい手じゃないか」そっとおじいさんを撫でながら
「なっおじいちゃん?」優しい彰。
ー水族館で呆然とするシッタカー
ー病院ー
「一生懸命やってくれたのにごめん」「デートの事か?」
「あたしの為に上原さんまで頑張ってくれたのに・・」
「野ブタのせいじゃないじゃんか?」
「でも私がもっと上手くやれば、期待の応えたかった上手くいってみんなに
ありがとうって言いたかった。」
おじいさんはお酒の飲み過ぎで、今はもう大丈夫だと看護士さんに教えて貰い
ホッとする二人。
病院を出ると、彰が「空きれいだね」
「うん、キャッチボールしたい様な空、した事無いけど・・・」
キャッチボールする彰と野ブタ。
「私はいつも二人にボールを投げて貰ってばかりなんだよね
でも、受けるのが精一杯。
だからいつか、そのボールを投げ返したいと思ってる・・・。
二人のグローブにスポンて届く様に投げ返せたら
気持ちいいだろうな・・・。」
落ち込んで足取りの重い野ブタ。
修二が帰宅すると、母・伸子(深浦加奈子)出張から帰って、爆睡していた。
寝言でオクラと言ったらしく、弟・浩二(中島裕翔)が買って帰って来たすると今度は
「ブロッコリー!?」再び買いに行かされる浩二。結局伸子は起きず、3人で食事
しかし肉なしシャブシャブ!?「肉は?」「母さん起きないから無期限延期!」と父
悟(宇梶剛士)「えー肉食べたかった!」浩二すると伸子
「肉!にくにくにくはっはっはっは」と寝言。
布団の中で野ブタの手を握った事を思い出し大胆だった、顔が見れないと
恥ずかしがって大騒ぎする彰。下で「若者は一人悶々としてる訳だ」と一平。
翌日学校では壁という壁にビラが貼られ、屋上からばら撒く謎の女。
何これ!?「驚くべき小谷信子の男関係」
「今度の餌食は2-B植木くん」などの見出し。
「こういうのキライなのー」ビラを剥いで行く彰。野ブタも2-B前の
廊下のビラを取っている。
シッタカも来たが、男子生徒に教室に連れて行かれる。
美術室でビラの事とシッタカについて話す修二。
「でもシッタカは野ブタの事汚ねえって言ったんだぜ」彰
「だからそれはあいつも反省してんだ、もう、あいつの事許してやって欲しいんだよね」
「まだ、怒ってんの?」
「やっ、やっぱり好きでもない人と付き合うのは良くないと思う」
何言ってるんだ、みんなやってることだ、人気者になりたくないのかと修二
「別に」「はぁ?」「俺ばかみたいじゃん」カチンと来て怒る修二
こんなビラが出回って誰にも相手にされなくなると修二
「お前そのビラ信じてるのか?」彰
「信じてるとか、信じてないねぇとか、信じてるけど・・」
「ビラが出回って、野ブタの価値が下がるから、今の内に叩き売れ!!って俺には
そういう風に聞こえんだけど・・」
「野ブタは野ブタじゃん、ビラ出回ったってここに居るには俺等の知ってる
野ブタだし何も変わって無いじゃんか!!」
「あーは、あーは、あはははははは・・・」あの笑い声。
冷たい表情で二人を見て、ビラを投げ捨てて出て行く修二。
教室ではビラの話題で持ち切り、野ブタはもちろん、まり子までが、噂の的に
「小谷も小谷だけど、上原まり子も相当感じ悪いらしいぜ!」
「あの先輩自分でお弁当作ってないんだって」まり子に会いに行く修二
変な噂がたってごねんと・・。「あーいいよ、本当のことは修二が知ってるからいいの」
「本当の事は誰か一人が知っててくれればそれでいい。私の事は修二が知ってるから
それでいいの」とまり子。
自転車で帰る途中、キャサリンがあの笑い声の犯人「九官鳥」を捕まえて木の上から
降りて来た。「鳥だったんだー?」修二
「冷静沈着な桐谷修二も噂如きに惑わされたか?あっねぇこういうのにも
惑わされたりしてる?」とビラを出す。
「桐谷恐れるなこれは、ただの紙切れだ、紙切れ!あはははは」去って行くキャサリン
橋の上で空を見つめる父、母が乗った飛行機がここを通るという。
こんなに会えなくて、結婚した意味があるのか?と聞くと、大有りだと父、
かっこ悪い所とか、情けない所とかそういうのを知っててくれる人がこの世に一人でも
居てくれるだけでいいと父。
飛行機に向かい「のぶたん!」と手を振る父、驚く修二に昔そう呼んでいたと父。
「し・ゅ・う・じくん!」彰がついて来いと修二を連れて、野ブタの尾行。
タロ吉(犬)相手に笑顔の練習。
ここで、神社にお参り。
買いもしないのに野菜を眺める。
花屋のおばさんと話して・・。
公園で歌いながらビラを縦にぴりぴり破いていく野ブタ。
「俺達ってさぁ野ブタの事全然知らないよねっていうか知ろうと思ってなかったしょ
野ブタの願い何だか知ってる!?いつか人気者になってお前にありがとう!って
言うことなんだっちゃ!」
「野ブタ!?修二くんがお前に話があるってよ」
ビラを丸めて「俺やっぱりさ、俺がお前を人気者にしたい!」丸めたビラを放り投げる
修二、キャッチする野ブタ。
(そして、普通の女の子みたいに、くだらねえ事で
お腹の皮がよじれる位
涙流して笑う所を見てみてーんだよ!)
キャッチボールをする修二と野ブタ。
「ビラはいう通りただの紙切れになって
デートは予想外の展開を見せた。」
「小谷さん、小谷さんが助けてくれたの家のおじいちゃんなんだ。」蒼井かすみ(柊留美)
「あっそうなんだ」
「ありがとう、おじいちゃん凄い喜んでたんだ、今度顔見せてあげて、絶対喜ぶから」
「うん。」
「野ブタに友達が出来た。
俺は今、理由もなく思っている・・負けたくない!!
人の幸せを素直に喜べねぇ奴にだけは
俺は絶対に負けたくない!!」
一緒に帰るかすみと野ブタ。
カラスが不気味に飛んで行きます。
謎の女の露出がだんだん多くなってきて、口元に、薄いホクロがありました。
出演メンバーにも、動きの出て来た、「野ブタ」。
まり子をいい人っぽくアピールしたのも、何かの演出ではないかと、
勘繰ってみたり・・
もちろん、かすみが一番怪しくなったのは事実ですけど・・
例えば、野ブタが転校してくる前はバンドー達のイジメの対象がかすみだったとか・・
人気者のまり子も、修二も気に入らないとか、色々考えられそう・・
だけど、説明付かないのは、あの、ビラ、あれ単独犯だったら、
人間じゃないかも?です。
これ、結構謎ですけど、ドラマ故、後で何とでも出来るから、普通に推理は
難しそうです。
野ブタは相変わらず、一生懸命で、修二も相変わらず、一度は切れてみて、
周りのフォローで、帰ってくる!みたいな?
そして彰は相変わらず、カッコよかったね!?この人原作には居ない人らしいですが、
こういう、何事にも流されない人がいると、安心して見れますね。
そういう意味では、このドラマ脇にとっても安心できるキャラクターが
揃っているので、安心して見れるかもです。
それにしても話は変わりますが、「汚い」と言われた事より、
困ってる人を見た時の態度が、シッタカ、
人間としてどうよ!?って話ですよね?
あれ、後でどんなフォローしても、好きとか嫌いの前に大事と思います。
所謂、価値観ですよね、ここがずれてると、修正難しいかもですよ。
もちろん、その上で好きじゃないと・・ですけどね。
それから気になってた一億円の「昆虫図鑑」買ったのかな?借りたのかな?
まさか、貸してくれる訳ないよね?彰のカードブラックカードだったかな?
とっても、気になるざんすぅ。