
憧れの麗美(かたせ梨乃)の取材に心躍る祭(香里奈)だったのですが、
突然麗美が苦しみ出し、倒れてしまいます。
慌てた祭は遼介(松岡昌宏)に助けを求めます。
病院に駆けつける遼介、事情を聞こうにも、祭も突然の事で何もわからず、、、
すると、ロミオのオーナー矢島(内藤剛志)が現れ、
病院に連れて来てくれた祭にお礼を言い
遼介には、過労だから大丈夫と麗美には会わせないまま、帰してしまいます。
大丈夫だと言う矢島の言葉に納得はしたものの、心配な遼介だったのです、、、。
そんな時、ロミオにやって来た客は聖也(北村一輝)だけでなく、№2の蓮(須賀貴匡)
№3大河(青木伸輔)をもヘルプに付ける上客。
今や聖也の上客、及川宏美(中島史恵)も目を見張る接待振りに驚く一同。
その客こそが、聖也を1ヶ月で№1にした女津田綾子(古手川祐子)だったのです。
フランスから帰ったばかりだと言う津田は画廊を経営し、
入店したての聖也の才能を見抜き、
ホストとしてのイロハを教え、蓮や大河達にも太い客を紹介し、
聖也派としての基礎を確立させた張本人だったのです。
綾子は聖也に「金にならない客は何の価値もない」という言葉を送り、応援して来たのでした。
そして、その非情とも言える手段で画廊を大きくしてきた綾子だったのです。
麗美は自分のショップを覗きに行きます、母娘が楽しそうに洋服を選ぶ姿を見て微笑む麗美
ほどなく、麗美を訪ねた祭が自分が初めて麗美の服を着た時の事を目を輝かせて語る
のを、嬉しそうに聞く麗美、、そして決心するのでした。
矢島は麗美に治療に専念する様言いますが、麗美は最後のコレクションを成功させる事が
自分の使命だと言い切るのでした。
そんなある日、綾子が来店しても聖也も連も大河も接客せず、派閥の違う遼介にヘルプの
依頼が来ます、綾子の席に着くが、遼介が聖也派ではないと知ると
「こんな、屈辱初めてだと!」と怒って帰ってしまいます。
閉店後理由を聞くと、綾子の画廊が潰れたので、聖也からの指示だったと笑いながら
話す光(忍成修吾)、怒る遼介
翌日遼介は綾子の画廊に謝りに行きます。
「何故あなたが謝るの、、。」と綾子。そして聖也を№1にした時の事を懐かしそうに
話す綾子。
「僕にもそういう人がいます!」
「そう、その人を大事にしてあげてね、、。」
「はい。」
麗美に呼び出される遼介。精力的に仕事をこなす麗美を見て安心する遼介、、、。
「思ったよりも元気そうで安心しました。」
そして、はじめて麗美は自分が癌で治癒の見込みもなく、余命もわずかである事を告げます。
呆然とする遼介に、自分の夢は世の中の女性を幸せにしてあげる事と語る麗美
「それは、、、」
そう、遼介も、私も世の中の女性を幸せにする事、、、私は洋服を作る事
遼介はホストの世界から女性を幸せにしてあげて。と言うのでした。
そして、自分が死んでも仕事を辞めないで欲しい、そうすれば、遼介の中に自分は生きて
居られるのだと話すのです。
雨の中傘もささず、ずぶ濡れで出勤する遼介、そしてミスを連発、、、。
麗美の現実をなかなか受け入れられない遼介、、、。
矢島はこのままでは遼介は潰れるかも知れないと麗美に話します
「此処で潰れたら、それまでの男だったって事ね、、。」
月末、綾子の画廊に500万の集金にやって来たロミオのホスト、、、
しかし、聖也ではなく、下っ端です、、、。
その夜綾子は泥酔してロミオに来店します。
そして、遼介を指名します、大丈夫かと言葉をかける遼介に、綾子は
「あんたもお金の心配!?此処のホストは金、金、金!お金ならあるわよ!」
と札束をホールに投げつけます。
「毎度ありがとうございます」とお金を拾い集める大河
その時「どうしました?」と聖也が近付いて来ました。
そして綾子に耳打ちするのでした、、、。
黙って出て行く綾子。
「何て言ったんだ!?」怒る遼介
「あの人が教えてくれた言葉だよ、、、」
「金にならない客は何の価値もない。ってね、、」
冷たい聖也の目、、、。
綾子の画廊に来た遼介は、絵もなくなって、ガランとした画廊で一人椅子に腰掛ける
寂しそうな綾子に声を掛けようとして、テーブルに”遺書”と書かれた封筒を見つけます。
死ねなかったと話す綾子に
「死ぬなんて、言わないで下さい、、、。」と詰まる遼介
店に戻った遼介は、聖也に綾子が死のうとしていた事を告げます
そして、恩人なら大切にするべきだと言うのです。
しかし、聖也はこれは彼女が僕に教えた事だ!№1になるという事はそういう事だ
お前にその覚悟があるのか!?と言い放つのでした。
聖也にペナルティーを言い渡すオーナー、、、
「何なら遼介みたいに謹慎でもしますか?一週間?一ヶ月?」
何もかも無くし、一から出直すという綾子の夜行バスを見送る遼介。
離れた場所に車を止め、綾子のバスを見送る聖也、、、。
公式HP参照
聖也の凄さは今までもかなり見せ付けられて来たけど
今回は、嫌いな一面を見せるのかと思いきや、、、
最後の最後に聖也の誠実さが見えました。
今まで、蓮や、大河はホストとして№2、№3なのはちょっと納得いかなかった
けど、、
聖也は流石と思わせる場面が多くて、、、遼介の№1は厳しいと思わせる一件ばかり、、
そんな中、中盤に来てようやく聖也の弱点が、、、と思ってたら、、、
お金にシビアなのはキツイが、見送る切なそうな表情も人間味があった、、。
まぁ遼介は全く違うタイプという事で勝負して行くのでしょうけど、、、
麗美に早くそんな姿を見せたいよ~~!
頑張れ遼介!
ところで、何ヶ月経ったんだ!?
私も「予告を見ながら、次回は誠聖也の悪いところを見せるんだ~。そんで遼介を持ち上げるんだ~」と思ってました。
なのに、実際放送を見たら、ますます聖也が素敵に見えてしまいました。
綾子に冷たくしたのは綾子を立ち直らせるためですよね。
そんな言い訳を誰の向けても一切しない聖也が男らしいと思いました。
遼介に「覚悟しろ」と言ったのは、こういう強さのことじゃないかと思います。
ほんと、何ヶ月経ったんですかね。
ロミオに来て半年という言葉があったようななかったような…。
聖也が綾子を見送る姿はせつなかったですね・・
本音の顔はこっちだったんだろうなと
思いました。
でも、切り捨てないといけないくらい、厳しい世界でもあるんでしょうね。
遼介は、間に合うのか?!
恩人でも、自分の仕事にプラスにならないと
付き合っていかれないのは、厳しい!
遼介は約束を守れるのでしょうか?
そろそろ、遼介、盛り返すのかと思ったら、まだでしたね^^;
聖也はやっぱり歌舞伎町の頂点に立つだけの人間なんですよ!
そんなに簡単には、、、です。
いくら、太い客や後ろ盾があったって、1番でい続ける為には
それなりの人格がなければ誰も付いて来ないと思います。
大丈夫か?遼介。
>まりこさん、こんにちは。
あえて、厳しい方を選ぶ事ってあると思います。
自分をも甘やかさない人なのではないでしょうか?
綾子さんをあそこで満足させたら、自殺してしまっていたかも、、、
頂点に立つ者の厳しさですかね、、、
確かに、表の華やかさとは裏腹な厳しい世界ですね。
間に合うのか?とっくに2ヶ月位は経ってそうな、、、
>marisん、こんにちは。
綾子さんあっての聖也だった筈なのに、厳しい世界ですね、、、。
しかし、お客さんの売り掛けは月末の指名ホストの精算、、
厳しい世界です(;;)お客には来て欲しいでもお金がなきゃ、、、
辛いなぁ、、、”実録ホストの花道”見て、、
現実の厳しさを目の当たりにしました。