『壊死る』
ある豪邸の室内プールで若い女性の水死体が発見された。
両親が旅行に出かけていた間に起きた出来事らしい。
検死の結果、死因は心臓麻痺によるものと思われた。
だが、何故か胸の皮膚の一部だけが壊死していた。
そのことが気になって湯川(福山雅治)のもとを訪れた薫(柴咲コウ)は、
何故皮膚が壊死したのか、と彼に尋ねた。
しかし湯川は、それは物理学の範疇ではない、と言って薫を追い返してしまう。
ある日、四ッ谷工科大学で開かれた物理学会での講演を終えた湯川は、
ひとりの学生に呼び止められる。
講演の内容に感銘を受けた、というその学生の名前は、田上昇一(香取慎吾)。
その大学の院生だった。
田上の名前に覚えがあった湯川は、記憶をたぐり、ひとつの論文を思い出す。
その論文の内容に興味を持っていた湯川は、田上に名刺を手渡すと、
いつでも連絡してくれ、と言って彼と別れた。するとそこに、薫が現れる。
水死した女性・篠崎怜子(蒼井そら)は、この大学の学生だったのだ。
湯川の姿を見つけた薫は、再度彼に相談を持ちかけたが、
全く取り合ってもらえない。
そのとき、ふと掲示板を見た薫は、そこで “皮膚疾患の先端技術”という
文字を見つける。
皮膚が壊死した原因がわかるのではないかと思った薫が
その研究室を訪ねてみると、そこにいたのは白衣姿の田上だった。
薫から事件の話を聞いた田上は、心臓麻痺とは関係ないのではないか、と答えた。
そのとき薫は、シリコンウエハーという半導体の材料を自分で
削って作ったというブローチを田上からもらった。
そんなある日、湯川の研究室に田上が訪ねてくる。
そこで田上は、海外に出て研究をするつもりはないのか、と湯川に問いかけた。
田上は、社会で実用される研究をして、それに見合うだけの報酬を受け取りたい
という考え方の持ち主で、軍事産業に進むことを視野に入れているようだった。
誰も存在しないような兵器を考えるのは楽しいと思う、
などと笑いながら話す田上に、湯川は何かを感じたようだった。
同じころ、薫や弓削(品川祐)たちは、心臓麻痺と胸の痣の因果関係が
つかめず、捜査を終わりにしようとしていた。
するとそこに湯川から電話が入った。
もう一度、事件の詳細を教えてほしいのだという。
薫とともに監察医務院を訪れた湯川は、監察医の桜子(真矢みき)から
検死結果や壊死した細胞などを見せてもらう。
薫は、事件性を匂わせる湯川の言葉に困惑しながらも、彼の指示で、
この半年の間に心臓麻痺で死んだ人間を調べ始める。
あくる日、薫は、湯川の研究室を訪れる。他殺説の根拠を聞くためだった。
だが、湯川の姿はなく、助手の栗林(渡辺いっけい)が、
プラスチックウェルダーを使って溶接作業をしていた。
その際、薫は、田上のことを栗林に話していた。
同じころ、湯川は、学内の図書館で、医学書などを調べていた。
そこにあった専門雑誌には、田上の記事が掲載されていた。
田上の元を訪ねた薫は、怜子の死は他殺の可能性があると彼に伝えた。
そこで初めて湯川が捜査に協力していることを知った田上は、
一瞬表情を変えるが、すぐに自分も心臓麻痺を起こす方法を考えてみる、
と薫に告げた。
研究室に戻った湯川は、村瀬(林剛史)らゼミの学生を総動員して、
世界中のWEBサイトを対象に、「暗殺」「心臓麻痺」「兵器」といった
キーワードを調べさせる。
やがて、キューバのあるサイトが浮かび上がった。
そこには、「心臓麻痺にしか見えない暗殺方法」「暗殺に最適」
「すでに数回の実験で効果確認済み」という売り込みの言葉があった。
一方、薫は、ここ半年間で、怜子と同じような不審死を遂げた2件の記録を
見つける。湯川の元に報告に行った薫は、田上からもらったブローチを
床に落としたことに気づかなかった。
薫は、その足で田上を訪ね、今回の一件が連続殺人事件に発展するかもしれない、
と彼に告げる。
その際、田上は、湯川が悩んでいること、そして怜子の事件を追っているのが
薫だけであることを知る。
すると田上は、薫に高級ホテルの宿泊券をプレゼントし…。
その夜、湯川は、久しぶりに草薙(北村一輝)と飲みに行く。
その席で、薫のせいで自分の研究が進まない、と草薙に告げる湯川。
すると草薙は、薫もストレスを溜めているらしい、と答えた。
薫は、3週間ぶりに休暇をとり、高級ホテルでリフレッシュすると
言っていたらしい。
あくる日、湯川は、田上に電話し、会って話がしたいから食事でもどうか、
と誘った。田上は、ある高級ホテルのロビーにいた。
田上は、今日は約束があってだめだと答えた。
すると湯川は、「殺したのは君だろう?」といきなり切り出した。
が、湯川が殺害方法までたどり着いていないことを知った田上は、
笑いをこらえながら、解けない問題は諦めてゆっくり休んだほうがいい、
などと言って電話を切った。
そのとき湯川は、田上の背後で鈴のような音を聞いていた。
薫は、田上からもらった宿泊券を使って、ホテルでの休暇を楽しんでいた。
薫がレストランで食事をしていると、そこに田上がやってきた。
田上も、このホテルで週末を過ごすことにしたのだという。
湯川が研究室で田上の考案した殺害方法について考えていると、
栗林がやってきた。栗林は、薫が落としていったブローチに気づき、
それが田上の手作りであることを湯川に告げた。
田上がシリコンウエハーを超音波加工機で彫ったことを知った瞬間、
湯川の頭の中に何かが閃いた。
湯川は、薫に電話を入れ、犯人が超音波を使って被害者を殺害したことを告げる。
超音波を水中で発射すると、負の圧力が生じ、水中に空洞や気泡が発生する。
その圧力が負から正に変わる瞬間、空洞が消滅することによって
破壊作用が起こるというのだ。
電話の最中、湯川は、鈴の音を聞いていた。
それは、ホテルスタッフが持っていた、プラカードについている鈴だった。
田上と食事中だった薫は、明日から早速捜査する、
というと電話を切り、携帯電話の電源を切った。
食事を終えた薫は、田上に支えられながら部屋へと戻った。
田上がワイングラスに入れた薬のせいだった。
風呂に入った薫は、そのまま眠ってしまう。
すると、薫の部屋に何者かが侵入し、怜子を殺害した超音波ツールで
薫を殺害しようとした。その瞬間、バスルームに弓削たちが飛び込んできて、
男を取り押さえた。だが、その男は田上ではなかった。
ホテルを後にしようとしていた田上は、ロビーにいた湯川の姿に気づく。
湯川は、田上をホテルのバーに誘うと、薫が無事であることを田上に伝えた。
湯川は、科学者なら研究テーマに対して誠実であるべきだ、と田上に告げた。
田上は皮膚の壊死を軽視していたが、薫はそれを見逃さなかった――ゆえに、
田上の作った超音波ツールは失敗作だというのだ。
湯川は、田上に手書きの設計図を手渡すと、
自分の考えた方法なら痣は残らないと告げた。
その設計図を見た田上は、ショックを隠せず…。
あくる日、薫は、湯川の研究室を訪れた。田上は罪を認めたのだという。
しかし薫は、肝心なときに眠ってしまったことや、
同僚たちに裸を見られたことで激しく落ち込んでいた。
湯川は、そんな薫を横目に、彼女が落としていったブローチを
そっとゴミ箱に捨てて…。
『ガリレオ』公式HPより
慎吾くんの回でした。
慎吾くんはいいですね。多分、彼らの中ではつよポンと同じくらいいいと思います
勝手な感想ですが。
タッパがあるせいか、福山さんと並んでも見劣りしなかったし。
あんまり、悪役しない人だから、楽しかったようですね、悪い人。
役者さんはその点、色々な人物を演じられるから楽しいかも、実社会では
ありえないシチュエーションですからね。
いいなぁ。
湯川が毎回、何かを披露。(体力・スポーツ系)
頭脳だけじゃないところを魅せる作戦か!?
そして、いつも薫はちょっと惚モード(目)になるんだな、これで。
今回は若い男性が絡んだせいか、湯川もジェラシー!?(は、ないか。)
でも、最後は田上お手製のブローチ、こっそり捨ててた、ゴミ箱に。
「君は、、事件が解決してから此処でぼやくのを習慣に、、、」
しかし、薫のボヤキに掻き消され、まぁいっか。状態に。
薫を助けに行くのかと思わせて、実は本人は行かないみたいな肩透かしも
よかったな。それに、
「僕だったら痣も残さない。」
って~かっこよすぎじゃね!?
このドラマにラブ要素は要らないって言ったけど、この位ならありかもです。
(優柔不断)
*一輝がようやくちょこっとだけ出ていたよ~。
今期はこんな出方が多いのかな~。
さみすぃけど、待ってるよ。
<キャスト>
湯川 学 * 福山雅治
内海 薫 * 柴咲コウ
草薙俊平 * 北村一輝
弓削志郎 * 品川 祐
村瀬健介 * 林 剛史
小淵沢隆史 * 福井博章
森 英太 * 伊藤隆大
渡辺美雪 * 高山 都
谷口紗江子 * 葵
栗林宏美 * 渡辺いっけい
城ノ内桜子 * 真矢みき
ある豪邸の室内プールで若い女性の水死体が発見された。
両親が旅行に出かけていた間に起きた出来事らしい。
検死の結果、死因は心臓麻痺によるものと思われた。
だが、何故か胸の皮膚の一部だけが壊死していた。
そのことが気になって湯川(福山雅治)のもとを訪れた薫(柴咲コウ)は、
何故皮膚が壊死したのか、と彼に尋ねた。
しかし湯川は、それは物理学の範疇ではない、と言って薫を追い返してしまう。
ある日、四ッ谷工科大学で開かれた物理学会での講演を終えた湯川は、
ひとりの学生に呼び止められる。
講演の内容に感銘を受けた、というその学生の名前は、田上昇一(香取慎吾)。
その大学の院生だった。
田上の名前に覚えがあった湯川は、記憶をたぐり、ひとつの論文を思い出す。
その論文の内容に興味を持っていた湯川は、田上に名刺を手渡すと、
いつでも連絡してくれ、と言って彼と別れた。するとそこに、薫が現れる。
水死した女性・篠崎怜子(蒼井そら)は、この大学の学生だったのだ。
湯川の姿を見つけた薫は、再度彼に相談を持ちかけたが、
全く取り合ってもらえない。
そのとき、ふと掲示板を見た薫は、そこで “皮膚疾患の先端技術”という
文字を見つける。
皮膚が壊死した原因がわかるのではないかと思った薫が
その研究室を訪ねてみると、そこにいたのは白衣姿の田上だった。
薫から事件の話を聞いた田上は、心臓麻痺とは関係ないのではないか、と答えた。
そのとき薫は、シリコンウエハーという半導体の材料を自分で
削って作ったというブローチを田上からもらった。
そんなある日、湯川の研究室に田上が訪ねてくる。
そこで田上は、海外に出て研究をするつもりはないのか、と湯川に問いかけた。
田上は、社会で実用される研究をして、それに見合うだけの報酬を受け取りたい
という考え方の持ち主で、軍事産業に進むことを視野に入れているようだった。
誰も存在しないような兵器を考えるのは楽しいと思う、
などと笑いながら話す田上に、湯川は何かを感じたようだった。
同じころ、薫や弓削(品川祐)たちは、心臓麻痺と胸の痣の因果関係が
つかめず、捜査を終わりにしようとしていた。
するとそこに湯川から電話が入った。
もう一度、事件の詳細を教えてほしいのだという。
薫とともに監察医務院を訪れた湯川は、監察医の桜子(真矢みき)から
検死結果や壊死した細胞などを見せてもらう。
薫は、事件性を匂わせる湯川の言葉に困惑しながらも、彼の指示で、
この半年の間に心臓麻痺で死んだ人間を調べ始める。
あくる日、薫は、湯川の研究室を訪れる。他殺説の根拠を聞くためだった。
だが、湯川の姿はなく、助手の栗林(渡辺いっけい)が、
プラスチックウェルダーを使って溶接作業をしていた。
その際、薫は、田上のことを栗林に話していた。
同じころ、湯川は、学内の図書館で、医学書などを調べていた。
そこにあった専門雑誌には、田上の記事が掲載されていた。
田上の元を訪ねた薫は、怜子の死は他殺の可能性があると彼に伝えた。
そこで初めて湯川が捜査に協力していることを知った田上は、
一瞬表情を変えるが、すぐに自分も心臓麻痺を起こす方法を考えてみる、
と薫に告げた。
研究室に戻った湯川は、村瀬(林剛史)らゼミの学生を総動員して、
世界中のWEBサイトを対象に、「暗殺」「心臓麻痺」「兵器」といった
キーワードを調べさせる。
やがて、キューバのあるサイトが浮かび上がった。
そこには、「心臓麻痺にしか見えない暗殺方法」「暗殺に最適」
「すでに数回の実験で効果確認済み」という売り込みの言葉があった。
一方、薫は、ここ半年間で、怜子と同じような不審死を遂げた2件の記録を
見つける。湯川の元に報告に行った薫は、田上からもらったブローチを
床に落としたことに気づかなかった。
薫は、その足で田上を訪ね、今回の一件が連続殺人事件に発展するかもしれない、
と彼に告げる。
その際、田上は、湯川が悩んでいること、そして怜子の事件を追っているのが
薫だけであることを知る。
すると田上は、薫に高級ホテルの宿泊券をプレゼントし…。
その夜、湯川は、久しぶりに草薙(北村一輝)と飲みに行く。
その席で、薫のせいで自分の研究が進まない、と草薙に告げる湯川。
すると草薙は、薫もストレスを溜めているらしい、と答えた。
薫は、3週間ぶりに休暇をとり、高級ホテルでリフレッシュすると
言っていたらしい。
あくる日、湯川は、田上に電話し、会って話がしたいから食事でもどうか、
と誘った。田上は、ある高級ホテルのロビーにいた。
田上は、今日は約束があってだめだと答えた。
すると湯川は、「殺したのは君だろう?」といきなり切り出した。
が、湯川が殺害方法までたどり着いていないことを知った田上は、
笑いをこらえながら、解けない問題は諦めてゆっくり休んだほうがいい、
などと言って電話を切った。
そのとき湯川は、田上の背後で鈴のような音を聞いていた。
薫は、田上からもらった宿泊券を使って、ホテルでの休暇を楽しんでいた。
薫がレストランで食事をしていると、そこに田上がやってきた。
田上も、このホテルで週末を過ごすことにしたのだという。
湯川が研究室で田上の考案した殺害方法について考えていると、
栗林がやってきた。栗林は、薫が落としていったブローチに気づき、
それが田上の手作りであることを湯川に告げた。
田上がシリコンウエハーを超音波加工機で彫ったことを知った瞬間、
湯川の頭の中に何かが閃いた。
湯川は、薫に電話を入れ、犯人が超音波を使って被害者を殺害したことを告げる。
超音波を水中で発射すると、負の圧力が生じ、水中に空洞や気泡が発生する。
その圧力が負から正に変わる瞬間、空洞が消滅することによって
破壊作用が起こるというのだ。
電話の最中、湯川は、鈴の音を聞いていた。
それは、ホテルスタッフが持っていた、プラカードについている鈴だった。
田上と食事中だった薫は、明日から早速捜査する、
というと電話を切り、携帯電話の電源を切った。
食事を終えた薫は、田上に支えられながら部屋へと戻った。
田上がワイングラスに入れた薬のせいだった。
風呂に入った薫は、そのまま眠ってしまう。
すると、薫の部屋に何者かが侵入し、怜子を殺害した超音波ツールで
薫を殺害しようとした。その瞬間、バスルームに弓削たちが飛び込んできて、
男を取り押さえた。だが、その男は田上ではなかった。
ホテルを後にしようとしていた田上は、ロビーにいた湯川の姿に気づく。
湯川は、田上をホテルのバーに誘うと、薫が無事であることを田上に伝えた。
湯川は、科学者なら研究テーマに対して誠実であるべきだ、と田上に告げた。
田上は皮膚の壊死を軽視していたが、薫はそれを見逃さなかった――ゆえに、
田上の作った超音波ツールは失敗作だというのだ。
湯川は、田上に手書きの設計図を手渡すと、
自分の考えた方法なら痣は残らないと告げた。
その設計図を見た田上は、ショックを隠せず…。
あくる日、薫は、湯川の研究室を訪れた。田上は罪を認めたのだという。
しかし薫は、肝心なときに眠ってしまったことや、
同僚たちに裸を見られたことで激しく落ち込んでいた。
湯川は、そんな薫を横目に、彼女が落としていったブローチを
そっとゴミ箱に捨てて…。
『ガリレオ』公式HPより
慎吾くんの回でした。
慎吾くんはいいですね。多分、彼らの中ではつよポンと同じくらいいいと思います
勝手な感想ですが。
タッパがあるせいか、福山さんと並んでも見劣りしなかったし。
あんまり、悪役しない人だから、楽しかったようですね、悪い人。
役者さんはその点、色々な人物を演じられるから楽しいかも、実社会では
ありえないシチュエーションですからね。
いいなぁ。
湯川が毎回、何かを披露。(体力・スポーツ系)
頭脳だけじゃないところを魅せる作戦か!?
そして、いつも薫はちょっと惚モード(目)になるんだな、これで。
今回は若い男性が絡んだせいか、湯川もジェラシー!?(は、ないか。)
でも、最後は田上お手製のブローチ、こっそり捨ててた、ゴミ箱に。
「君は、、事件が解決してから此処でぼやくのを習慣に、、、」
しかし、薫のボヤキに掻き消され、まぁいっか。状態に。
薫を助けに行くのかと思わせて、実は本人は行かないみたいな肩透かしも
よかったな。それに、
「僕だったら痣も残さない。」
って~かっこよすぎじゃね!?
このドラマにラブ要素は要らないって言ったけど、この位ならありかもです。
(優柔不断)
*一輝がようやくちょこっとだけ出ていたよ~。
今期はこんな出方が多いのかな~。
さみすぃけど、待ってるよ。
<キャスト>
湯川 学 * 福山雅治
内海 薫 * 柴咲コウ
草薙俊平 * 北村一輝
弓削志郎 * 品川 祐
村瀬健介 * 林 剛史
小淵沢隆史 * 福井博章
森 英太 * 伊藤隆大
渡辺美雪 * 高山 都
谷口紗江子 * 葵
栗林宏美 * 渡辺いっけい
城ノ内桜子 * 真矢みき