七月十一日(木)曇り
贋作オセロー
ひたすら執筆
構想した当初より
書き始めた当初より
今
書いている今作は
全くもって違う構成になっていて
やっぱり自分てのは信用ならねえなあと
つくづく
つくづく
感じている次第であります
シェイクスピア作品ですから
もっと
珍しく高尚な作品をイメージしてましたが
まあ
何と泥臭い世界になってまして
これはいかんぞ!
ってことで
今日は
少し戻って書き直したりしてました
「何が面白いのか?」
って自問自答を
ずっとしてきたけど
やっぱり
「自分が観たい芝居を創る」
が一番面白いことだから
そんな本を書こうと
当たり前のことを
また再確認するわけです
20年以上前
僕が役者を引退するきっかけになった言葉の1つ
「お前、自分の芝居、お金出して観たい?」
何か思い出した
でも
「自分が書いて、演出した舞台は、お金出して観たい!」
って本気で思ったから
脚本演出家に転向したんですな
あれから
20年以上かあ
いや
24年だって
けど
まだ
まだ
発展途上ですわ
もっともっと
明日も
小欲を捨て
大欲に立つ