五月三十一日(水)曇り
Family
～明けてほしくなかった梅雨～
場面稽古
昨日の通し稽古を踏まえて
今日から
一週間ほどは
細かい場面稽古となる
今日は
今まで手薄だった場面を
じっくり時間をかけて
出演者の認識と
僕の認識のズレが
まだまだあるので
一言単位で
施術していく稽古
「ありがとう」
でも
「また今度ね」
でも
「二度と来るな！」
でも
「お前なんか大嫌いだ！」
でも
表裏は一体じゃないってこと
そんな稽古が
今週は続いていきそうだ
五月も
終わりだってさ
梅雨入りそうだし
台風来そうだし
兎に角
いらっしゃい
今日もありがとう
感謝
明日もまた始まりますように
五月三十日(火)晴れ
Family
～明けてほしくなかった梅雨～
通し稽古
顔合わせから一週間
無事に通し稽古が出来た
もちろん
まだまだ埋まっていない部分ばかりだけど
出演者と物語の全貌を共有出来たのは
何よりも財産だった
明日から
細かく稽古をしていくわけだが
今回は
梅雨をモチーフにした
家族や夫婦の話
あまり
良いイメージではない
雨や梅雨が
ちょっとだけ見方が変わるような
ちょっとだけ好きなるような
そんな演劇を目指します
そうそう
先日…
稽古場に
ネコ脱出の高倉良文くんが遊びに来てくれました
十七年振りの再会
よく
僕の劇団に出てくれた戦友です
今日もありがとう
感謝
明日もまた始まりますように
五月二十九日(月)晴れ
Family
～明けてほしくなかった梅雨～
場面稽古
今朝
ラストの場面を書き終えて
書き上がった場面の稽古
台詞の意味や
最後の意図を伝えつつ
出演者たちを
様々な想いを共有する
書こうと思っていたことじゃない
先週では想像もしていなかった
最後の場面になって
とても良かったと思っている
人は
毎日変わるわけだから
先週の自分と思い描いてることが同じだったら
僕は恐らく
絶望しているんだろうな
何とか
全場のミザンスが付いた
明日は
頭から通してみようと思う
あ
肩の荷がおりたんだ
ふと
ひと安心
脱稿した時の開放感は
作家にしか分からないだろうけど
兎に角
一旦執筆脳を休めます
今日もありがとう
感謝
明日もまた始まりますように
五月二十八日(日)曇り
テアトルアカデミーオンライン演劇
第三弾
プレ稽古
本日
日曜班
こちらの出演者たちも
毎回の課題を
自分なりに立ち向かって
越える人も居れば
足踏みする人も居れば
と千差万別
何の現場でもそうだけど
結局
その稽古で最大限を引き出すってのは無理だってこと
やっぱり
その稽古までにどんな努力をして来たかってこと
これが
レッスンと稽古の大きな違い
それが
肌感で分かってる人は
伸びていくし
そうじゃない人は
それなりの結果だし
また
一週間後の稽古までに
それぞれが
何をしてくるのか
それの結果しか出ないんだなあ
じわじわと
もうすぐ六月
今日もありがとう
感謝
明日もまた始まりますように
五月二十七日(土)晴れ
テアトルアカデミーオンライン演劇
第三弾
プレ稽古
土曜班
四月からの
テキスト台本と
僕から毎週くだされる課題に
出演者たちは
悪戦苦闘しつつ
でも
しっかり前向きに
立ち向かっていってる様子を見て
個人差はあるのせよ
出来るだけ
手を差し伸べていきたいなと思います
土曜日は
プレ稽古後に
戯曲解釈講座
全九回の七回目終了
今日で
基本的には
基礎解釈は終了したので
ここからは
受講者たちの質問に答えたり
受講者たちの知りたいことやってみたいことなどを聞いて
残りの時間を有意義に過ごしてもらおうと思う
まずは
自然な演劇とは？
だそうだ
今日もありがとう
感謝
明日もまた始まりますように
