菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

四十九ノ三百四日目

2024年06月21日 | Weblog

六月二十一日(金)晴れ


夜明け前の空
風は
朝を運ぶ

小鳥の囀りで起き
朝の光を
生まれた今日という日が始まり
これが
当たり前なんかじゃないと
強く思う朝

モーニングルーティンを終えて
珈琲片手に海岸へ

いつ突然終わるか分からない
当たり前の朝を
どれだけ抱きしめておくか?

例えば
余命宣告される前に
例えば
死を感じるような事故や事件に遭う前に

日々
感じておきたい

この朝の幸せは
途轍もなく尊いことなんだと

例えば

こんな蕎麦を食べれることとか
例えば

こんな素敵なお店に来たことも

もう二度と来れないかも
と思った瞬間
この時間が愛おしくなると思うんです

今日も
執筆が出来ました
良い台詞が書けました
これも
電気があるから
電気が無ければ
このブログも書けないし
投稿も出来ないし
貴方に読んでもらうことも出来ない

当たり前ですよ
そんなのは

その
当たり前が無くなった時
その
当たり前に人はすがる
すがるんだから
大切にしようと
ただ
ただ思うだけ
ただ
それだけ


先日の
安曇野ワイナリーの赤

こんなワインを飲めるのも
当たり前なんかじゃないんだな

どうもありがとう


明日も
小欲を捨て
大欲に立つ

コメント (2)
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