四月十八日(木)雨
今日も
舞台ワインガールズ稽古
一幕を中心に
一日かけて
場面稽古をみっとりと
今作は
ワイン醸造をする女子高生たちの
青春群像劇
でもあるんだけど
ワインと戦争
そして
家族と先祖
ってテーマもある
今日稽古した場面は
家族と先祖
が軸になった家族の場面を中心に
イタリアンレストランを経営する父親が
ステージ3の胃癌になってしまう場面
実家のワイナリーが経営不振で
買収されそうになってしまう場面
曾爺さんが
火山灰ばかりの塩尻を開拓して
葡萄畑を作ったが戦争で亡くなってしまった場面
そんな
根の深いエピソードが
この舞台ワインガールズに散りばめられています
大きな物語の渦を
緩急つけながら演出していく
小説を舞台化
当然
小説全てを観せることは出来ない
エピソードは
小説の三分の一ほど
演劇でしか出来ない表現をしつつ
「菅野臣太朗がこの小説を演劇にするとこうなります」
ってな演劇になりつつあります
キャストスタッフが
しっかり付いて来てくれる
とても
有難い現場
今日も
あっという間に稽古終了
良い場面が
たくさん出来た
明日は
明日の良い場面を
今日は
肌寒かった
春
探しにいきたい
明日も
小欲を捨て
大欲に立つ