アイ!サラマッポ in バギオ

フィリピン人介護者のケアを受けながらの、フィリピンでのインディペンデント・リヴィング…、心の赴くまま、ここに記します。

民主党大勝・圧勝!日本の政治が大きく変わるスタートです!

2009-08-31 12:03:08 | その他

 昨日行われた第45回衆議院選挙で、日本の政治に新たな歴史が刻まれました。「政権交代」を訴えて選挙戦を戦ってきた民主党が、全480議席中「308議席」を獲得し、大勝利を収めました。

 
自由民主党は、わずか119議席にとどまり、1955年の結党以来54年間続いた第1党の座を初めて明け渡す結果となりました。しかし「一つの政党が、これだけの長い期間第1党であり続けた」というその事実も、世界に目を向けてもあまり例のない「日本らしい」政治状況だったのでしょう。自民党の幹部からも、敗因の一つとして、菅選対副委員長の「ぬるま湯」に浸かりすぎたとか、石破農水相の「党内の甘い体質」という発言などからも伺えるように、長期政権の、長く続きすぎた故の末期的症状を、自らも感じられていたようでした。
 「祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
  
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
  
おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。…
自民党の歴史的大敗…、すぐに思い浮かんだのは『平家物語』(冒頭)の一節でした。

 民主党の鳩山由紀夫代表は、大勢が判明した深夜の記者会見で、まず国民の勇気に感謝の意を表し、国民が今の政治について抱いている「怒り」が、「民主党に対する期待感に結びついた」と発言。今後の政権運営に当たっても「数におごることなく、国民の声が届く政治を目指したい。」と語られました。
 そして、やはり昨日付けで以下『国民のさらなる勝利に向けて』という題目で決意を示されています。↓

 
http://www.dpj.or.jp/news/?num=16941

「本日が、国民のさらなる勝利に向けたたたかいの初日となること、民主党は、そのたたかいでの勝利を目指して、これから険しく長い旅路を歩まなければならないことを胸に刻み、これからの一日一日に全力をつくします。」(鳩山由紀夫氏)

 前回2005年の衆議院選挙から1449日…。民主党の歴史的な大逆転でした。ご健闘をお祈りします!



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