アイ!サラマッポ in バギオ

フィリピン人介護者のケアを受けながらの、フィリピンでのインディペンデント・リヴィング…、心の赴くまま、ここに記します。

桜前線に異変-春分の日に。

2009-03-20 18:07:52 | フィリピン-バギオ

 日本では桜の開花宣言が相次ぎ、映像で「美しい日本」(どっかで聞いたような…)の風景が見られます。考えると、生のサクラの花は、ここ11年間見てないなあ…。

<写真> 「金沢のサクラ」さんが送ってくれた犀川沿いの桜並木
         (2007年4月1日)

 ところが、その日本の春を象徴する美しい桜の木にも、地球温暖化の影響がはっきりと出てきている、と先日NHKのニュースが報じていました。
 太古の昔から(?)、桜前線は南から北上するのが常でしたが、ここ近年は、東京や名古屋といった大都市が鹿児島等よりも早く開花するそうです。都会のヒートアイランド現象によるようです。そして、桜が芽吹くのには、冬の厳しい寒さが必要ですが、それも温暖化の影響で芽吹きがうまくできないこともあるとか…。
「冬来たりなば春遠からじ」という言葉が将来なくなる…ことはないにしても、日本の温暖化対策も急がれるところですね。人も、人生の苦境、厳しい時期にあっては励みになる言葉ではありますが…、今は何とも厳しい時代ですね。

 バギオは、日本が冬の時期には同様にかなり気温が下がります。今年1月には記録的な最低気温7℃という日もありました。今年サクラが植樹されると、開花するのはその寒い時期を乗り越えた2月末~3月初め頃でしょうか?ちょうどフラワーフェスティバルで盛り上がる時期ですね。

 
(クロアチアの友人が送ってくれたSAKURA-2008年3月22日)

 ところで、今日は春分の日…。太陽が赤道上を通過(!?)します。
 バギオは北緯16度20分ですから、計算すると5月22日あたりに、南中高度が90°に…、つまり正午には太陽が真上を通過することになります。夏至(6月21日)を過ぎてから太陽は再び南下し(?)、7月20日頃、もう一度真上を通るはずです。これも、日本では体験できないことの一つです。
 
フィリピンも今は卒業シーズンですが、その後サマーシーズン(盛夏)に入り、6月初めまで学校等は長ーい夏休みとなります。ヒートアイランドで、マニラはかなり暑く、お金持ちや政府機関の一部も、避暑のためにバギオに移ってきます。

<異変と言えば…>
 
昨日の夕方6時(日本時間)のNHKニュースで、WBCサン・ディエゴ・ラウンドの敗者復活戦で、日本がキューバに快勝した試合が…。
 
いつもは「Due to copyright reasons, we cannot broadcast the images.」(放映権の理由により映像はお届けできません。)という文字とともに静止画となり、映像は見られなくなるのですが、そのニュースでは(初めて)映像も流されたのです。イチローの久々の快打(3塁打)に感激!
…ひょっとしてNHKワールドの技術班が誤って映像を流した?とも思ったのですが、その夜のニュースでも映像が見られました。「ラッキーッ!」

 今日も韓国に6-2で快勝。今日の打のヒーローは小笠原!次はいよいよ23日に準決勝アメリカ戦ですね(\^^/)。…「Win!
 チームJapanがチームの枠を超えて一丸と…。「すてき」です。
 政治家も、党派を超えて今の経済危機を…という訳には、…いきませんね。

 ちなみに、余談ですが、今調べたら、NHKの年間予算は、フィリピンの国家予算の約4分の1(!)にもなるようです。
(フィリピンの2009年度予算は約2兆8千億円)



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