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ステパノワ/ブキン組:Championatインタビュー・その3

2015年10月17日 | ステブキだばーい
Championatのインタビュー、その3です。
昨シーズンのことについて、いろいろと。

A: アレクサンドラ・ステパノワ、I: イワン・ブキン

昨シーズンはあなた方のチームにとってブレイクスルーになりましたね。飛躍の理由は何でしょう?

A: 私たちがシニアに参戦したのは1年半前ですけれど、その頃は私たちのスケーティングもプログラムも、まだジュニアっぽいものでした。昨年はコーチが、以前に私たちがやっていたものとは全く違う音楽とイメージを見つけてくれたんです。彼らは私たちの違う側面を見いだしてくれて、私たちもまた違いを感じました。こういった要素がすべて、私たちが前進するのに貢献したんじゃないかと思います。


あなた方が最初に観客に新しいプログラムを披露したのはロステレコム杯でした。あまりうまくいかなかったのはなぜですか?

I: 地元の観客の前で滑るのが好きという人もいますが、僕はそうではありません。僕たちは緊張して固くなりすぎてしまい、ショートダンスはあまり良くありませんでした。フリーではもう失うものはなかったので、リラックスして、出来ることはすべてやりましたけれど。


では、ロシア選手権は最後の戦いだったのですか?

A: そんなことはありません。ヨーロッパ選手権に行くためには少なくとも3位にならなければならない、といったようなことは考えなかったというだけで。

I: 僕たちは、特定の順位を念頭においているわけではないんです。2位になるか3位になるかが分かれ道になるとしてもね。僕たちはただ、観客に美しいダンスを見せたいだけ。僕たちが上の順位にふさわしいかどうかはジャッジが決めることです。


ヨーロッパ選手権では、イリニフ/ジガンシン組がミスをして、あなた方にメダルのチャンスがあるということを知らなかったのですね?

A, I: ええ、知りませんでした。


そしてあなた方はスクリーン上で、自分たちの名前と現在順位を見たわけです。その時の反応は?

A: それを一番よく現しているのは、キス&クライでの写真ですね。

I: 最初は、何が起こっているのかさえ分からなかったんです。ただ呆然としていました。状況が飲み込めてきてからは、イリーナ・ウラジミロヴナと僕は子どものように喜んでいましたね。

A: その間、アレクサンドル・ヴァシリエヴィチと私は落ち着いていたんですよ。嬉しいことでしたけれど、私たちは決めているんです。全て終わるまでお祝いはしないって。私たちの後にスロバキアのチームが滑ることになっていて、彼らがどんな演技をできるのかも分かっていましたから。その写真、とても可笑しいんですよ。チームの半分は喜びで跳び上っているのに、残りの半分はこわばった表情で座っているんです。


世界選手権では、あなた方はすでに有望な選手という位置づけでしたね。プレッシャーは感じましたか? また、その影響はありましたか?

A: 私は影響を受けてしまったんです。ワーニャは落ち着いていたのに、私は燃え尽きてしまったように思います。本当に馬鹿げたミスでした。シングルで滑っていたときにも同じようなことがあって・・・その時はすがりつくパートナーがいませんでしたから(笑)

I: どの試合の前でも、いつもナーバスになるものです。けれども「さぁ、見せてやるぞ」と考えながら氷の上に出て行ったら、こういうミスが起こるものなんですよ。難しいところで何をしたらよいか、特に注意しなければならないところがどこか、ちゃんと分かっていればつまらないミスはしないものなんです。けれど、いずれにしても貴重な経験でしたよ。


国別選手権に行かなかったことについては、気を悪くしていませんか?

I: いいえ。国別選手権には1位のカップルが行ったのですから、フェアでしたよ。


あなた方はジュニアではパパダキス/シゼロン組を負かしていたのですが、彼らはどうやってあのような大きな進歩を遂げたのでしょう?

A: 彼らには100%ヒットのプログラムがありました。それと、彼らの大きな武器は男性のほうです。もしかしたら、以前はガブリエラのほうを強調していたけれど、自分たちの切り札がギョームだということに気づいたのかもしれませんね。それで新味のあるプログラムになったのかも。

I: それと、彼らはたいへんな努力をしたのだと思いますよ。


外国のスケーターとは友達ですか?

I: 残念ながら。僕たちは英語があまり上手でなくて、彼らと友人として交流するには不十分なんです。


そもそも、競争相手と友人になるのは可能なのでしょうか?

I: 可能だと思いますよ。戦いは氷の上でだけです。フェアプレーのルールに従っていれば、友情も存在しますよ。そうでなければ、友人にスケートを託すると・・・

A: ブレードを研いでおいてくれるのよ。





そう、ステブキ組は2人とも英語は全然らしい・・・という話を聞きました。
なのでこちらがロシア語がんばらないと!
もしメッセージカードを渡せるチャンスがあるとしたら(NHK杯行きたいよう・・・でもチケット全然取れなくて)、筆記体できれいに書いたのを渡すのが目標です。

ヨーロピアンのK&Cはいつ見ても良い!!
今シーズンもこんなシーンがたくさん見られるといいな




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