運命のロシア選手権です。
ヨーロッパ選手権、そして世界選手権の出場権がかかっています。
今のロシアアイスダンスは、いずれも実力のある7チームほどがひしめき合っている状態で
とても厳しい試合になることは分かっていました。ユーロ行きの切符はたった3枚。果たしてそれを掴むことはできるか・・・
SD
リフトの入り方と、パーシャルステップをほぼ全面的に変更してきました。
リフトでポーズを3回変えるのは変わらず・・・入り方を変えて、少しはやりやすくなったのでしょうか?でも、TESカウンターから見た限りではそれほどGOEアップにはつながっていなさそうな・・・
パーシャルステップはスピードを出しやすくした、とジューク先生が言っていましたが、1つ1つのストロークが大きくなって、確かにスピードは上がっていますね。このほうが点は出そうです。
これだけ変えるなら、いっそ音楽も変えればよかったのに・・・とちょっと思いました。もっと流麗な曲だったらぴったりなのに(そのほうがフォックストロットっぽさも増すし)。この音楽には前の方が合っていたような気もします。
SD後の二人のコメント
A: アレクサンドラ・ステパノワ、I: イワン・ブキン
プログラムの変更は何と関係があるのですか?
変更が必要になったというのはあなたがたにとって大変なことでしたか?
全て上手く行きましたか?
SDのスコアは68.56(TES:33.45, PCS:35.11)で、この時点で何と3位に付けます!
でも4位のイリニフ/ジガンシン組とはわずか1.81点差。
そして迎えたFD。ステパノワちゃんブキンくんは最終滑走です(ひょっとして、優勝した2013JW以来ではないかしら?)。
先に演技したイリジガ組は、SDの失敗を取り返すべく気迫の演技で102.97。
TES 50.55というのはステブキ組にとって、狙えないことはない水準です。
そして迎えた最終滑走。
FD
最初の要素はツイズルですが、ここでいきなり7.24というTESカウンターの表示。あまりの低さに愕然・・・
いつもならだいたい8点前後は行くというのに。
後でスロー映像を見ると、どうも第3ツイズルの途中でステパノワちゃんがフリーレッグ着いちゃっているような・・・2回転はした後のように見えるのでレベルは取れたのではないかと思いますが、GOEをゴソッと引かれてしまったかもしれません。
(12/27追記:確認したところ、3つめのツイズルがアディショナルフィーチャーとして認められるにはパートナーそれぞれが3回転以上しなければならないので、これでレベルを落としてしまった模様です。)
でも、演技中にはそんなことは分からないし、その後のTESの出方もかなり渋いので、あぁこれは駄目かもしれない・・・と思っていました。
でも、演技後、ステパノワちゃんが凄く充実した表情をしていたので(ワーニャは放心状態っぽかったけど)、満足できる演技が出来たのならそれが一番だよ、と考えようと努めました。(もうほとんど心の中では泣いていた・・・)
ところが結果は101.70!TESが49.30、PCSが53.40と凄く高いPCSを頂けました。これまでステブキ組にはあまり無かったことなのでびっくり。
後で落ち着いてから演技を見返すと、動きの大きさや表現は確かにとても良くなっていますね。あとスピードもかなり上がってる!
特にダイアゴナルステップは凄く素敵でした。ここがプログラムの一番の山場だと思っているので・・・音楽のスケール感を感じ取れるステップになっていて・・・あぁ何だかもう胸がいっぱいになってしまいます。
そしてそしてトータル170.26。169.72のイリニフ/ジガンシン組を0.54という僅差でかわして3位キープ!
おめでとう、本当におめでとう!!
ヨーロッパ選手権の代表の発表は27日だそうです。3位ではまだ確定ではないのですが・・・他に可能性があるのはイリジガ組だと思いますが、GPSでの戦績はほぼ互角だし、直接対決で上回ったのだし、年齢やポテンシャル的にも差はないので、このまま行けるのではないかと信じたいです。
スヴィーニン先生たちはもうブラチスラバ行く気で満々なので、何だかちょっと可笑しい。
最後にもう1度、
サーシャ&ワーニャ、2年連続での全露表彰台、おめでとう!!
ヨーロッパ選手権、そして世界選手権の出場権がかかっています。
今のロシアアイスダンスは、いずれも実力のある7チームほどがひしめき合っている状態で
とても厳しい試合になることは分かっていました。ユーロ行きの切符はたった3枚。果たしてそれを掴むことはできるか・・・
SD
リフトの入り方と、パーシャルステップをほぼ全面的に変更してきました。
リフトでポーズを3回変えるのは変わらず・・・入り方を変えて、少しはやりやすくなったのでしょうか?でも、TESカウンターから見た限りではそれほどGOEアップにはつながっていなさそうな・・・
パーシャルステップはスピードを出しやすくした、とジューク先生が言っていましたが、1つ1つのストロークが大きくなって、確かにスピードは上がっていますね。このほうが点は出そうです。
これだけ変えるなら、いっそ音楽も変えればよかったのに・・・とちょっと思いました。もっと流麗な曲だったらぴったりなのに(そのほうがフォックストロットっぽさも増すし)。この音楽には前の方が合っていたような気もします。
SD後の二人のコメント
A: アレクサンドラ・ステパノワ、I: イワン・ブキン
I: 昨年のロシア選手権では3位でした。今年はもっと上に行きたいと思っています。けれどもここでは、前の試合からやってきたことの全てを見せるつもりでした。僕たちはショートダンスの後半をほとんど全部作り替えたのでね。前よりも良いプログラムになっていたらいいと思います。
プログラムの変更は何と関係があるのですか?
I: 変更は日本でのグランプリの後にしました。前のプログラムと今のとの違いを見せたかったのです。スピードや表現力を上げることですね。今日は僕たちのアイデアを示すことができていたらいいと思います。得点は嬉しく思っています。中間での3位、最高です。
変更が必要になったというのはあなたがたにとって大変なことでしたか?
A: いいえ。どのスケーターにも起こることです。みんな冷静に対処していると思いますよ。心配することはありません。
I: 試合の後にはいつも、私たちのコーチのところにはジャッジや専門家からの助言があります。そこで後半を変えた方がよいということになったのです。僕たちはプログラムを複雑にしてしまわないようにしました。逆に、今の方が前よりも具合がいいんですよ。
I: 試合の後にはいつも、私たちのコーチのところにはジャッジや専門家からの助言があります。そこで後半を変えた方がよいということになったのです。僕たちはプログラムを複雑にしてしまわないようにしました。逆に、今の方が前よりも具合がいいんですよ。
全て上手く行きましたか?
A: 今日に関してはそうですね。氷から上がる時、コーチ達は私たちに微笑みかけていました。私たちの演技に本当に喜んでくれていたのだと思います。
SDのスコアは68.56(TES:33.45, PCS:35.11)で、この時点で何と3位に付けます!
でも4位のイリニフ/ジガンシン組とはわずか1.81点差。
そして迎えたFD。ステパノワちゃんブキンくんは最終滑走です(ひょっとして、優勝した2013JW以来ではないかしら?)。
先に演技したイリジガ組は、SDの失敗を取り返すべく気迫の演技で102.97。
TES 50.55というのはステブキ組にとって、狙えないことはない水準です。
そして迎えた最終滑走。
FD
最初の要素はツイズルですが、ここでいきなり7.24というTESカウンターの表示。あまりの低さに愕然・・・
いつもならだいたい8点前後は行くというのに。
後でスロー映像を見ると、どうも第3ツイズルの途中でステパノワちゃんがフリーレッグ着いちゃっているような・・・
(12/27追記:確認したところ、3つめのツイズルがアディショナルフィーチャーとして認められるにはパートナーそれぞれが3回転以上しなければならないので、これでレベルを落としてしまった模様です。)
でも、演技中にはそんなことは分からないし、その後のTESの出方もかなり渋いので、あぁこれは駄目かもしれない・・・と思っていました。
でも、演技後、ステパノワちゃんが凄く充実した表情をしていたので(ワーニャは放心状態っぽかったけど)、満足できる演技が出来たのならそれが一番だよ、と考えようと努めました。(もうほとんど心の中では泣いていた・・・)
ところが結果は101.70!TESが49.30、PCSが53.40と凄く高いPCSを頂けました。これまでステブキ組にはあまり無かったことなのでびっくり。
後で落ち着いてから演技を見返すと、動きの大きさや表現は確かにとても良くなっていますね。あとスピードもかなり上がってる!
特にダイアゴナルステップは凄く素敵でした。ここがプログラムの一番の山場だと思っているので・・・音楽のスケール感を感じ取れるステップになっていて・・・あぁ何だかもう胸がいっぱいになってしまいます。
そしてそしてトータル170.26。169.72のイリニフ/ジガンシン組を0.54という僅差でかわして3位キープ!
おめでとう、本当におめでとう!!
ヨーロッパ選手権の代表の発表は27日だそうです。3位ではまだ確定ではないのですが・・・他に可能性があるのはイリジガ組だと思いますが、GPSでの戦績はほぼ互角だし、直接対決で上回ったのだし、年齢やポテンシャル的にも差はないので、このまま行けるのではないかと信じたいです。
スヴィーニン先生たちはもうブラチスラバ行く気で満々なので、何だかちょっと可笑しい。
最後にもう1度、
サーシャ&ワーニャ、2年連続での全露表彰台、おめでとう!!
http://ord.yahoo.co.jp/o/video/_ylt=A2RA0gzxNH9W_xMA9QOHrPN7/SIG=1213h27cv/EXP=1451263601/**https%3a//www.youtube.com/watch%3fv=1rTLcyERRLo
コメントありがとうございます。
ご紹介いただいた動画、URLがうまく貼れていないようで・・・どんな映像だったんでしょう?気になります。
こんなインタビュー動画もありました。2人ともとても可愛らしいですね。
https://youtu.be/dKtMeI32ZQo