おもしろ医療解説

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有酸素運動はなぜ体に良いのか?

2012-07-20 23:17:59 | 医療と社会
有酸素運動はダイエットや健康作りに効果的なことはよく知られています。

では、有酸素運動を行うと、なぜ体に良いのでしょう?

そもそも有酸素とか無酸素という言葉は、息を吸ったりはいたりするということではありません。

人間の体の中でエネルギーを作るとき、酸素を使うか使わないかという観点です。

酸素を使うのが有酸素、使わないのが無酸素です。

有酸素の場合、時間はかかるけれど一度にたくさんのエネルギーが作られるため、長く運動を続けられます。また乳酸などの披露物質を効率良く排泄できます。

無酸素の場合、短時間ですが一度に作れるエネルギーが少なく、短時間しかもちません。もちません乳酸もあまり排出されません。

健康に気を使うような人たちの多くは、乳酸などの疲労物質やその他、体にとって有害なものが血液中に流れていたり、細胞の中につまってます。それらをうまく外に出すためには、有酸素運動を長く続けて、ゆっくりとゴミを捨てれば良いのです。

ちなみに,無理矢理早くだすうとすると、一時的に具合が悪くなりますからあしからず。