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おもしろ医療解説

最新医療情報、使える知識、あまり知られていないようなお話まで、子供でもわかる優しい医療解説ブログです。

筋肉をつけたいなら…

2012-07-14 18:44:18 | 雑学&クイズ
同じとこばっかり繰り返しトレーニングしても無駄です!

筋肉をつけるためには、今ある筋繊維をいったん壊して、新しく強い繊維を作ります。

普段あまり運動していない人が急に筋トレを行うと筋肉痛が起きます。

これは筋繊維が壊れるために起こります。

壊れた筋繊維はまた修復しますが、今度は同じ強さの不可をかけられても簡単に壊れないよう、前よりも強い繊維を作ります。

ただ、新しい筋繊維ができあがるまで、だいたい2日くらいかかってしまいます。

そのため毎日同じとこばっかり鍛えると、修復中の筋肉を傷めてしまい、なかなか修復が進まず強い筋肉にならないのです。

なので、毎日やるとしても少しずつ鍛える部位や方法を変えながら行う方が良いのです。

例えば今日は上半身を中心にトレーニングしたら、明日は下半身を中心にトレーニングしましょう。

キネシオテープ

2012-07-13 18:07:23 | 雑学&クイズ
普通のテーピングは、患部の固定を行うのが目的ですが、キネシオテーピングは、筋の働きを助けるのが目的です。

キネシオテープは伸縮性のあるテープで、筋繊維の方向に沿ってはりつけます。

こちらは固定ではなく、筋の動きを補助するため、張り方も普通のテーピングと大きく違います。

自分で張ってみた感想は……

効果あんのかよくわからんかったけどね笑

テーピング

2012-07-12 15:44:35 | 雑学&クイズ
テーピングには色々な巻き方があります。

怪我などでテーピングをする時は、速く巻くことよりも症状を見極めることが大切です。

たとえば足関節の捻挫(内反捻挫)では、足関節の内反(足の裏が内側を向く運動)と底屈(爪先立ち)が制限されるように巻きます。

色々やり方はありますが、一般的には関節の前後にテープを巻いて、足関節を中心にXや8の字を描くように巻いていきます。

どの筋肉の動きを制限するのかによって巻き方も変わってきます。

そのためには、その筋肉がどんな動きをしているのかを大まかにでもわかっていなければなりません。

テーピングはスポーツの世界では、応急処置のように使われています。

ストレッチ

2012-07-11 23:49:54 | 雑学&クイズ
ストレッチとは、簡単にいうと筋肉を伸ばすことをいいます。

でも、運動前のストレッチと運動後のストレッチは目的がまったく違います。

運動前のストレッチは、筋肉の動きをよくすることを目的にしています。

筋肉がよく動くということは、怪我や筋肉痛の予防になりますし、競技成績も良くなります。

だから運動前のストレッチはただ筋を引き伸ばすだけでなく、軽い動きを入れます。

逆に運動後のストレッチは、運動で溜まった乳酸の除去を目的にしています。

こちらは筋肉を引き伸ばすような動きを行います。

このように、ストレッチひとつとってみても、やるタイミングによって色々なやり方があります。

皆さんもスポーツをする時は、ぜひ効率的なストレッチを行ってください。

マグロとヒラメ

2012-07-03 17:32:59 | 雑学&クイズ
昨日のクイズの答えです。

マラソン選手が高地トレーニングをする理由は、持久力をあげるためです。








……血液の中を流れる赤血球は、酸素や栄養を運ぶトラックです。

マラソンは持久力が大切です。

でも呼吸の量や心臓の拍動の回数などは決まっています。

そこで、持久力をあげるためにこのトラックを増やそうと考えたわけです。

赤血球を増やすために、一番手っ取り早い方法は鉄剤を飲むことですが、鉄は取り過ぎると体に良くないため、高地トレーニングを行います。

高地は酸素が薄い場所です。

酸欠状態が続くと赤血球を作るためにエリスロポエチンというホルモンが分泌されます。

これのおかげで赤血球をたくさん作り、試合当日は楽に走れるようになるのです。

タイトルのマグロとヒラメですが、

マグロは赤身、ヒラメは白身の魚ですよね。

実はマグロの筋肉には赤血球がたくさん入っています。だから身が赤くみえるのです。

よく、マグロはずっと泳いでるイメージがありますが、マグロは持久力があるので無意識のうちに動いています。

マラソン選手はマグロのように、筋肉に赤血球をたくさん含みます。

逆にヒラメは持久力はないけど瞬発力はあります。海の短距離選手ですね。