Kくんは21歳、夢に向かって頑張る大学生。
Kくんは網膜剥離によって17歳で失明した。失明からわずか4年で点字で大学生活を送れるまでになった。
視覚障害者は指先の感覚が優れていると思われがちだが、それは先天盲の方々のことで、弱視や大人になってから失明した人は、それなりに訓練を積まないと、感覚は鍛えられない。中途失明から社会自立ができるよつになるまで、数年はかかる。その中でも点字を覚えることは本人にとってもつらく大変なこと。
というのも、点字を覚えたところで世の中に出てもあまり役にたたないからだ。
しかしそんな点字を1年たらずで覚え、盲学校でトップの成績を取り、大学受験に成功したKくんは人一倍努力家でしょう。
Kくんは元々青眼者、運動が得意で小学校から続けたバスケで全国大会にも出場した。しかし中学3年のある日、練習中に他の選手と接触、顔を強くぶつけてしまったのだ。
幸いお互いに目立った怪我はなかったものの、Kくんは目の見え方に違和感を感じた。
何もないところで虫が飛んでくるように見えたり、景色がぼやけて見えるのだ。
病院に行くと、網膜剥離と診断される。
つづく
Kくんは網膜剥離によって17歳で失明した。失明からわずか4年で点字で大学生活を送れるまでになった。
視覚障害者は指先の感覚が優れていると思われがちだが、それは先天盲の方々のことで、弱視や大人になってから失明した人は、それなりに訓練を積まないと、感覚は鍛えられない。中途失明から社会自立ができるよつになるまで、数年はかかる。その中でも点字を覚えることは本人にとってもつらく大変なこと。
というのも、点字を覚えたところで世の中に出てもあまり役にたたないからだ。
しかしそんな点字を1年たらずで覚え、盲学校でトップの成績を取り、大学受験に成功したKくんは人一倍努力家でしょう。
Kくんは元々青眼者、運動が得意で小学校から続けたバスケで全国大会にも出場した。しかし中学3年のある日、練習中に他の選手と接触、顔を強くぶつけてしまったのだ。
幸いお互いに目立った怪我はなかったものの、Kくんは目の見え方に違和感を感じた。
何もないところで虫が飛んでくるように見えたり、景色がぼやけて見えるのだ。
病院に行くと、網膜剥離と診断される。
つづく