【イソじいの一押しBOOK③】
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イソじいのいち押しブック-2021年冬(2020年12月~2021年2月)
私の読書のペースは、2週間で約3冊。年間52週(365日÷7日/週=52.1週)だ
から年間約80冊となります。但し現役労働者をリタイア、その結果往復3時間
以上かかる通勤時間に本を読んでいたのができなくなり、その分読了ペースが
落ちました。なお、私は溜る一方で、過剰在庫になる本を処分するのが忍び難
いということで、本は買わない主義で市民図書館や大学図書館で借りて読んで
います。2019年以降の読書歴を書いていますが、それ以前に読んだ本は後日
『心に残った本』としてチョイスして後日アップする予定
というわけで、今回は2020年冬(2020年12月~2021年2月)に読んだ本の
紹介です。「お遍路ズッコケひとり旅」「熱源」(20年度直木賞作品)「政
治部不信」「国際人権入門」「大借金男百閒漱石センセイ」「高校生ワーキン
グプア」「子供ホスピスの奇跡」(木村光太・ドキュメント)」「基地・平
和・沖縄-元戦場カメラマンの視点」「笑ってバイバイ」「還暦からの底力」
「石川文洋フォトアイ・ベトナムと沖縄」
他雑誌の論文等は省略で11冊強です。木村光太さんのドキュメントはすごい。
遺体 もすごかったが 子供ホスピスの奇跡 では残された生にポジティブに
執着する子供たちの様子が木村さんの筆致で、心にずっしりと染みてくる。自
分の生に対する『居直り』とも思える軽視を静かに重く反省。還暦からの底力
の出口次郎さんはAPU副学長で私と同年齢。熱源 は私の読書感性と波長が合
う。小説を書いてみようかな、とマジに思う(テーマ、タイトルは内心決め
た)。
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イソじいのいち押しブック-2021年春(3月~5月)
今回は2021年4月~6月に読んだ本の紹介です。「朝鮮戦争の正体」「赤旗
スクープはこうして生まれた」「連帯の時代」「戦争と弾圧」(纐纈篤さん
著)「ファインダー越しの3・11」「戦禍の記憶を追う」(琉球新報社)
「傷魂-忘れられない従軍の体験」「はやぶさ2 最強ミッションの真実」
「日本を潰した霞が関の弱い人たち」(古賀茂明さん)「ドイツ・イデオロギ
ー」「サコ学長 日本を語る」「真贋力」(有馬頼底師)「沙林」(オウム真
理教を題材の小説)。以上13冊プラス論文・雑誌等です。
戦争と弾圧は特高エリートである同姓の纐纈弥三を軸に徹底調査。敗戦で公
職追放された彼らとそのDNAを引き継いでいるもの達が日本の現代の民主主
義を再び潰している現在に慄然とする。はやぶさ2は、日本のモノ造り技術者
の快挙に快哉。
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