そこをウクレレ

ハワイにあるウクレレ屋から発信する。ワイキキの波映像。ウクレレ紹介。お店に来たお客さまやミュージシャンたち。

地震

2006-10-17 03:28:39 | フラ、その他
ハワイ島沖でM6.6の地震がありました。
朝、ベッドがブルブル揺れるのでパッと目が覚めました。
嫁さんが朝からふざけて起こしていると思い無視していたら、
大きな揺れに変化、これは地震だ!と飛び起きて子供の寝てる部屋に走りました。
子供は何も知らず、そのまま寝たままで、揺れはしばらくしておさまりました。

ハワイで起こるとは思ってなかった強い地震、
こんなこともあるんだ~、無事でよかったとボーッと立ち尽くしました。
フッと我に返り、周りの状況を見てみようとベランダに出ました。
すると隣のビルの向こう側に黒い煙が黙々と立ち上がっています。
斜め上のベランダに出ている人がそれを指差し話していいます。
「これはただの地震じゃないかも。」と、
とっさにテレビをつけ、正確な情報を収集しようと思いました。
そしてチャンネルを合わせようとしているとブチッと停電。

そんなにひどい揺れでもなかったのに、
煙と停電、「これは地震ではないな、、、。」ちょっとパニックでした。
テロの標的とか、軍の施設で何かあったとか、頭に浮かびました。

そのとき、マー坊は今日のサーフィン大会に登録するためにワイキキビーチまで出ていました。
もしもの場合はまずマー坊は離れていて、連絡が取れない。
子供2人はまだ寝ている。
今2人ともお越してすぐに起こそうか、
でも状況がわからないうちに子供を起こすと避難準備の邪魔、と迷いそのまま寝かしておきました。
そんなことを考えてると、飼っている兎のベジリーがぼくの前を走りました。
「おまえもいたな。」なんてベジリーもいっしょに連れていこうと思いました。
そう思うと飼っているのはベジリーだけでなく、金魚も3匹います。
金魚たちはどうしようかと思いましたが、ぼくらの荷物だけでも手一杯、置いていこう。ごめんなさい。


テレビがつかないので、
ラジオを聞く事にしました。
しかし、唯一のラジオは電池を入れるところが壊れており、電気がなければ使えません。
こんな非常時にラジオが聞けず、準備の悪さに少しイライラ。
ろうそく、懐中電灯など前に買っておいたものがあるのを確認。
このまま停電が何日も続くとたぶん数日で食べる物がなくなるだろうと思いました。
それからベランダにまた出て少し見える海の様子を確認しました。
津波がくるのではないかと思ったからです。
でも、様子はいつもと変わらず異変はありませんでした。
ハワイは太平洋一の津波予測のシステムを持っていて、
津波のときにはサイレンが島中で鳴り響くことになっていましたから津波の非常時ではなさそうです。

そうこうしていると、マー坊が帰ってきました。
家族は揃いましたが、マー坊からも新しい情報はなく、
どう次ぎの行動をすればよいのやら、店は大丈夫かなど思いました。
とりあえず、電気はないけど、水はまだ出るので、
そこら中のバケツや鍋に水を貯めました。

結局、サーフィンの大会はやっているので、
マー坊のヒートをみんなでワイキキビーチに見に行くことにしました。
津波くるかもしれないし、ちょっと不用心。。。

とりあえず、こんな感じの地震の朝でした。
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