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映画『東京家族』について

TOEIC試験とビジネス・モデル3種 (その3) 『源氏物語,原文朗読と現代絵本画家による絵巻』

2020年12月09日 | 映画『東京家族』
 英語の効果的な学習方法のひとつに、テキストを見ながら、録音された英文の会話や朗読を繰り返し聞くことが挙げられる。可能になったら、自分も一緒に声に出して読んでみると、彼我の発音の差が歴然として唖然とするが、それが分かるようになるだけでも進歩なのである。更に、音源を高速再生させて、それについていく訓練も効用がある。私はこれを、星飛雄馬の伝に倣い「大リーガー養成ギプス」と呼んで時折やっていた。
 これは冗談であるが、この練習をしているうちに思いついたのが、『源氏物語』の原文の朗読があればいいな、ということだった。しかし、動画サイト等には「現代語訳」の朗読はいくつかあるものの、原文の朗読にはいいものが見当たらない。『源氏物語』は「桐壺源氏」という言葉があるように、読みたくても挫折しやすい古典のひとつである。けれども、全五十四帖の各話は、長短はあれどそれほど極端に長くはない。
 そこで、一帖一冊の、適度な大きさの本で、美しい活字、つつましい装丁の、物語の言葉に調和する流麗で気品のある絵と、心が安らげるような原文の朗読が付いた本……。
 得てしてこういう企画は、中途半端にいろいろな情報を詰込みがちであるが、この本ではシンプルに、原文,絵,朗読のみとしたい。それプラス、より深く自分で学びたい人のために、薄い別刷りの、簡潔で行き届いたガイドを連載する。出版は第一巻から始めようとすると、それこそ「桐壺源氏」になってしまうおそれがあるので、例えば、第五帖の『若紫』から始めたりするのも手であろう。

第1回配本、第5巻『若紫』 絵 前田まゆみ

 この「絵」を誰にするかが最大のポイントであるが、きっと最も相応しい人が各巻にみつかるであろう。

(参考図書)
『野の花えほん,春と夏の花』 前田まゆみ あすなろ書房
『野の花えほん,秋と冬の花』 同上
『女の子のベーシックな服』  前田まゆみ 文化出版局



 朗読は、往年の加賀美幸子NHKアナウンサーのような方がいいけれども、言葉の美しささえ出してくれれば、もう少しポップな感じでもいいと思う。基本は朗読のみとしても、例えば、光源氏と各巻のヒロインの発言だけは朗読とは別に声優とするのも、単調さを回避するには良いかもしれない。そうなるとその人選をどうするかだが、“brainstorming” の段階なので、コスト等を度外視して考えれば、『シンカリオン』の出水指令長や、歌舞伎の市川海老蔵丈も光源氏候補になるかもしれない。
 ただ、私には本を作るノウ・ハウはないので、今の所はアイディアのみである。しかし、全五十四巻の美しい本が書棚に並ぶところを想像すると、それ以後の日本の美を規定したタイトルの背表紙を眺めているだけでも楽しいことであろう。
 これが第3のモデルである。



 
 


























桐壺 
帚木 
空蝉 
夕顔 
若紫 
末摘花 
紅葉賀 
花宴 
葵 
賢木 
花散里 
須磨 
明石
澪標 
蓬生
関屋 
絵合 
松風 
薄雲 
朝顔 
少女
玉鬘 
初音 
胡蝶 
螢 
常夏 
篝火 
野分 
行幸 
藤袴 
真木柱 
梅枝 
藤裏葉 
若菜 
柏木 
横笛 
鈴虫 
夕霧 
御法 
幻 
雲隠
匂宮 
紅梅 
竹河 
橋姫 
椎本 
総角 
早蕨 
宿木 
東屋 
浮舟 
蜻蛉 
手習 
夢浮橋 








※ もちろん「雲隠」の巻だけは、絵のみで構成される。


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