『君たちはどう生きるか』 ③
つまり何が言いたいのかというと、今回の「主題歌」は、ほんとうに主題を射抜いていたのか、ということである。
これが主題曲であり、
これもそうで、
これもそうだ。
また、“同じ山の手に住むといっても、(中略)コペル君の家庭も「ずいぶん上流だなあ」と私には思わせるものがありました。” 『岩波文庫版 p.328』
とあるように、今回の観客の主たる層は、自身の二千円の入場料はもとより、その子弟等の代金も難なく出せる人たちであり、そこが『火垂るの墓』とは決定的に違う点であり、好むと好まざるとに関わらず、この層がどう考えるかが、より直截に言えば、この層が戦争をどう考えるかが、今後の日本の進み行きの気分を決めてゆくのであり、その歴史をその層がどう生きるのか、これが主題のひとつだったと私は思う。
「主題」の感じ取り方は人それぞれだから、例えば YOASOBI だったら、きっと違う視点から、ひりひりと灼けつくような「主題曲」を提示してくれたのではないか、と空想する。
そういえば、これも「主題曲」だった(笑)。
つまり何が言いたいのかというと、今回の「主題歌」は、ほんとうに主題を射抜いていたのか、ということである。
これが主題曲であり、
これもそうで、
これもそうだ。
また、“同じ山の手に住むといっても、(中略)コペル君の家庭も「ずいぶん上流だなあ」と私には思わせるものがありました。” 『岩波文庫版 p.328』
とあるように、今回の観客の主たる層は、自身の二千円の入場料はもとより、その子弟等の代金も難なく出せる人たちであり、そこが『火垂るの墓』とは決定的に違う点であり、好むと好まざるとに関わらず、この層がどう考えるかが、より直截に言えば、この層が戦争をどう考えるかが、今後の日本の進み行きの気分を決めてゆくのであり、その歴史をその層がどう生きるのか、これが主題のひとつだったと私は思う。
「主題」の感じ取り方は人それぞれだから、例えば YOASOBI だったら、きっと違う視点から、ひりひりと灼けつくような「主題曲」を提示してくれたのではないか、と空想する。
そういえば、これも「主題曲」だった(笑)。